常陽銀行カードローン キャッシュピット/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 常陽銀行カードローン キャッシュピット
- 利用開始:
- 数日
- 金利:
- 7.8% ~ 14.8%
- 限度額:
- 500万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- 常陽銀行・イーネット・セブン等
常陽銀行 キャッシュピットは金利が高くオススメできそうにない!
常陽銀行カードローン「キャッシュピット」は、インターネット・郵送・電話等で申し込みが可能だ。他県の一部の地銀とは異なり、常陽銀行の営業区域内(茨城県)での居住・勤務は必須条件ではない。以下、メガバンクとネットバンクと茨城・千葉県内の銀行で、カードローンを借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)・遅延損害金などで比較した。
まず、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点となる。
・常陽銀行の口座開設及び来店は不要
・毎月の返済額(約定返済額)は銀行カードローンの中では高額
・他社カードローンと比較すると、どの金額帯で借り入れても高金利(後述)
まず、申し込みは口座開設は不要で、ネット・郵送などから可能で来店も不要だ。現在では当然のようなサービスだが、それでも一部の地銀(武蔵野銀行など)は店舗への来店を条件にしており、その点を鑑みれば一定の評価はできる。また、最短で60分の審査と謳っているが、審査が完了するだけで、利用を開始できるのは、常陽銀行からカードが発送されてからのため、実際には利用開始までに数日は要すると考えた方が賢明だ。
次に、毎月の最低返済額(約定返済額)だが、借り入れ額が100万円以下の場合は3,000円をスタートして50万円で15,000円で、100万円で30,000円となる。100万円以上の借り入れの場合は2,000円ずつ増額される。他社が50万円増額毎に設定していることを考えると、設定が細かい印象を受ける。
金利は借り入れ額が100万円増額する毎に設定されている。他社では借り入れ額に応じて金利に幅を持たせている銀行もあり、固定されている分は申し込み前でも安心感はある。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。
上図の通り、常陽銀行カードローン「キャッシュピット」を他社と比較すると、限度額は平均か他社より若干低額になっている。どの金額帯で借り入れても、金利は他社よりも高めになっている。同じ地銀である千葉銀行と比較しても、金利面では劣る結果になった。毎月の最低支払い額(約定返済額)も他社よりも高額な部類に入り、サイフに余裕の無い月があると苦労するかもしれない。
結論としては、常陽銀行のキャッシュピットは金利が高くオススメできそうにない。他行にあるような金利を引き下げる条件(給与振込み口座指定など)も無く、他行を逆転するのは厳しい。金利を無視して、茨城県に本店がある銀行でカードローンを申し込みたいなら話は別だが。。。
また、最低金利を追求するのであれば100万までの借り入れならイオン銀行・住信SBI、200万円・300万円までなら住信SBIかオリックス銀行が低金利になりオススメだ。ただし、前述のどの銀行カードローンも利用開始まで数日を要するため、借り入れを急ぐのであれば三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行でも良いだろう。無人契約機を利用すれば即日で利用可能だ。