テレビの選び方:部屋と画面サイズと機能とメーカーで選ぶ3つのポイント
テレビの選び方(総括):部屋と画面サイズと機能とメーカーで決める!
液晶テレビを部屋の広さでサイズを決めるポイントは下記の3点。
①部屋の広さに合ったTV画面のサイズを把握(テレビを部屋の広さで選ぶ)
②録画機能(HDD内蔵かBD内蔵)が必要かを見極める(テレビを録画機能で選ぶ)
③好きなメーカー(芸能人)がいればヒイキに(テレビをメーカーで選ぶ)
まず部屋の広さに合ったテレビを選ぶには、テレビの最適な視聴位置を知る必要がある。それは「画面の高さの3倍の距離が最適位置」だ。例えば、42v型のテレビ(画面の高さは52cm)であれば、160cm離れた距離が最適な位置となる。視聴距離とTV画面サイズと部屋の間取りをまとめたのが下図。部屋の広さだが、人によって家具の配置やレイアウトが異なるため、あくまで目安に留めて欲しい。「6畳の部屋の場合」と「8畳の部屋の場合」は別ページで詳細にシミュレートしたので参照してほしい。
次に、録画機能の有無だが、テレビとレコーダーでスペースを埋められたくない人、両方を購入するのは金銭的に嫌な人、たまに録画をする程度の人、裏番組を録画しながら別番組を視聴することが無いような人は、録画機能内蔵のテレビを購入するといいだろう。
録画機能内蔵テレビのリスクは幾つかある。一点は、安価なモデルでは録画容量が限定される点。左図の通り、60時間では2時間ドラマを30回分(3クール分)、どんどん消去していけば何とかなるかもしれないが、すぐに容量が一杯になることは間違いない。
二点目は、録画中に視聴している番組にチャンネルが固定されるモデルが多いこと。裏番組の録画に対応していないのだ。この点は、いざという時に不便に感じるので購入前に要確認だ。
三点目は、故障した時に録画した番組が消える可能性が高いこと。HDDレコーダーが別にあれば、TVが故障しても録画した番組は生き残る。また、録画した番組をBDやDVDに移動させたくても、移動できないモデルもあるので要注意だ。
メーカー選びについては、端的に言うと、画質(色)こだわるならシャープのアクオス、デザイン・機能(インターネット等)にこだわるならソニーのブラビア、全部盛りのヌケ目無しが良ければパナソニックのビエラ、長時間録画で画質が劣化したくないなら東芝のレグザ、画面の角度をリモコンで自在に動かしたいなら三菱のREAL、特段の特徴が無いのが日立のWOOOと覚えておけばいい。
2011年現在、結論としては、大抵の人には32型辺りの録画機能内蔵のブラビアがオススメだ。これからのTVとネットの融合が進んだとしても、当面は対応できるだろう。価格も32型は激戦区の1つなので、1インチ辺りの価格も他の型よりは安価なため、お買い得といえる。
ただし、人によって最適なテレビは異なるので、その点は改めて気をつけて欲しい。