テレビの選び方:録画機能の差でテレビを選ぶ方法

録画機能が搭載されたTVの選び方のポイントは、自分に合った録画スタイルと細かい点まで注意しないと後悔のモトになる!

録画機能付きのテレビを選ぶ際に注意したいポンイトは下記の5点だが、既に購入したい型が決まっているならば、26型・32型・37型・40型・46型のページも参考にしてほしい。
①自分の録画スタイルの確認(録画スタイルを踏まえた録画容量の確認)
②録画した番組の画質にこだわるか否か?
③録り溜める? or すぐに消去? or 気に入った番組だけ残す?
④2番組の録画中に、さらに別の他の番組を視聴したいか否か?
⑤CSやBSを録画したいか否か?

HDD容量と録画可能時間の目安表

まず「録画スタイルの確認」だが、自分のライフスタイルを改めて確認すると分かりやすい。「学生」の場合、夏・冬休みでない平日でもテレビを十分に視聴する時間が多いだろう。そうであれば、必要以上に録り溜めることは少ないはずだ。録画容量は500GBで問題はないだろう。

「会社員(独身)」の場合、平日は仕事でTVを視聴する時間は短いはずだ。また、平日はニュースを確認する必要もあり、視聴しきれなかったバラエティ番組やドラマは翌日以降か週末に視聴、というパターンが多いだろう。さらには残業なども重なれば録り溜めになりがちだ。録画容量は最低でも500GB、1TB以上も検討する必要があろう。

「家族」の場合、夫は報道ドキュメント番組・教養番組、妻はドラマ・バラエティ番組全般・料理番組、子供はアニメや特撮ヒーロー番組と、好みが分かれる可能性が大だ。仮に夫婦のみでも、好みが分かれれば録画容量は相当に必要なずだ。最低で1TB~1.5TB、2TBや外付けHDDも視野に入れた方が賢明だ。

それを踏まえて、左図の各社の500GBのHDD内蔵テレビで録画した際の、録画時間の目安を見てほしい。ただ、11倍録画機能があるソニーが家族向けには最適に見えるが、モデルによってはDRモードでしか録画できないTVも存在するため、購入前にはスペック確認が必須だ。

とはいえ、各社の長時間録画モードは、画質が非常に荒い。動画によってはYoutube等の動画投稿サイトよりも画質が荒く、ブロックノイズが発生することもある。録画した番組の画質にこだわるのであれば、HDDの容量は、先ほどのオススメよりも多めに考えた方がいいだろう。また、録画を移すのが面倒、HDD内に多くの気に入った動画を入れておいて直ぐに再生できるようにしたい、という人は、録画容量は1TB~2TBのテレビを購入すると便利だろう。

2番組同時録画をしながら別番組を視聴する

さらに、ここからは細かくなるが「録画中に他の番組を視聴するか?」「裏番組を視聴するか?」という点も確認したい。俗に言うウラ録で、ウラ録に対応していないと、録画している番組にチャンネルが固定されチャンネルが変えられない。未だにHDD内蔵テレビでは未対応のモデルも多く注意が必要だ。

また、2番組の同時録画を謳ったテレビでも、大半は2番組の同時録画中には、片方のチャンネルに固定される。そういった心配があるのであれば、仕様表を確認してチューナー数を確認してほしい。チューナー数の数だけチャンネルを自在に表示できる。例えばセルレグザであれば、そういった心配は無い。さらにBSやCSの録画をしたい場合でも、CSをケーブルTV会社のセットアップボックスを使って視聴していると録画できない場合がある。HPなどで確認しておかないと、後で後悔することになる。

その他、録画機能を搭載したテレビには、録画した番組をブルーレイに移せないTVが存在したり、インターネットに接続できても動画は録画できない点、HDDに録画した番組はテレビが故障すると大事な番組が消える可能性が高い等、注意しなければならない点が多い。通常のテレビを購入する場合よりも、慎重に検討することをオススメする。