スルガ銀行/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

スルガ銀行ロゴ
オススメ度:
4
社名:
スルガ銀行
創業:
明治28年(1895年)
本店:
静岡県沼津市通横町23番地
展開地域:
静岡・神奈川他
総資産:
3兆3,942億円(2012年)
自己資本比率:
10.5%

スルガ銀行は諸条件を満たせる人は他行より有利な金利が得られる!

スルガ銀行は静岡県に拠点を置き、静岡県内に78店舗を構えるが、神奈川に36店舗・東京に5店舗、ローン相談窓口・資産運用窓口も他県に数多く設けている。さらに2008年には全国のゆうちょ銀行に直営店を設置し、ゆうちょでも個人向けローン・カードローンを取り扱っており営業エリアを拡大している。また、リアルな店舗とは別に、インターネット専用の支店も数多く揃えている。地方銀行という位置づけではるが、その営業エリアは全国区で間違いない。

スルガ銀行の各種金融商品・サービス

定期預金に関しては、55歳以上で店頭申し込みで金利アップ、年金受給者に金利アップする商品がある。一方でネット支店限定の定期預金も充実したラインアップで、宝くじ定期預金、ANAマイル付き定期預金、毎月抽選でプレゼントがあるスペシャルギフト付き定期預金等がある。

ANAマイルを貯めるには、前述のANAマイル付き定期預金以外にANA支店を利用する手がある。同支店の口座を開設し、給与振込みの口座に指定すれば毎月50マイルが加算、電話料金の引き落としで5マイル加算、クレジットカードの引き落としで5マイル加算される。ANAマイルをクレジットカードで貯める以外の貴重な手段の1つだ。

下図では静岡県内の他行と、2012年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・各種手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する。ちなみにスルガ銀行のカードローン比較はこちら

銀行名 静岡銀行 スルガ銀行 清水銀行 ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.03%
※0.09%
0.03%
※0.08%
0.03% 0.06% 0.03%
※0.10%
0.03% 0.03%
定期預金金利
(300万以上)
0.04%
※0.09%
0.04%
※0.09%
0.04% 0.06% 0.04%
※0.10%
0.04% 0.04%
大口預金金利
(1000万以上)
0.06% 0.06%
※0.11%
0.06% 0.06% 0.06%
※0.10%
0.05% 0.06%
退職金
特別金利
0.5%
※1年
1.1%
※3ヶ月
- - 1.6%
※3ヶ月
1.5%
※3ヶ月
1.4%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
1.7~3.5% ~3.5% 1.9~3.5% ~3.8% 1.9~3.5% 3.7% ~3.9%
振込み手数料
(同銀行)
無料※ 無料 105円※
315円※
無料※ 105円※
210円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
210円※ 210円※
420円※
420円※
630円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
同行ATM
出金手数料
無料~
210円
無料~
210円
無料~
105円
無料 無料~
210円
無料~
105円
無料~
105円
店舗ATM数
(県内)
374 468 145 362 2 1 2
コンビニ
静岡県の定期預金の比較表(静岡銀行・スルガ銀行・清水銀行・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図でスルガ銀行の定期預金の金利を比較したが、店頭申し込みでは差が無い。55歳以上で新規の定期預金の申し込みであれば、ドリームライフ定期預金となり0.05%金利が上乗せされる。さらに、スルガ銀行の口座を新規開設する人は0.3%に上乗せ分が増加する。55歳以下でも新規の申し込みであれば、金利が0.1%上乗せされるのが大きい。この数字を他行の金利と比較すると、既に口座保有の場合にはみずほ銀行に劣るが、新規の場合にはトップの金利になる。一方で、退職金で定期預金を組む場合だが、3ヶ月だが金利が1.1%に上昇する特別金利が適用されるが、これは計算すると、見かけの金利と反して静岡銀行の方がお得なため注意したい。また、振込み手数料も静岡銀行と比較すると若干高額となっている。

結論としては、上述の条件を満たせる人は、スルガ銀行の定期預金はオススメできる。一方で、条件に当てはまらない人(既にスルガ銀行の口座保有者)になると、一気に有利な点が消えてしまうため、みずほ銀行の定期預金を検討した方がお得だ。また、金利とは別にインターネット支店を利用してANAマイルを貯めたり、ドコモポイントやOCNのポイントが貯めるには、それはそれでオススメだ。