ユニモールカード/ 各小売店での割引優待・ポイント獲得でお得なカードの比較
- オススメ度:
- 名称:
- ユニモールカード
- 優待店:
- ユニモール
- 年会費:
- 1,312円
- ポイント率:
- 0.5%
- 特典:
- ユニモールで別ポイント等
- 入会ボーナス:
- -
ユニモールカードは年間4万円の買い物か10%割引を駆使すれば?
ユニモールカードは、名古屋駅前通りのユニモールで各種特典が受けられるカードで、発行ブランドはセディナかMUFGのVISAから選択できる。ユニモールでの買い物で特別ポイント、会員特別割引が受けられる他、VISA加盟店ではセディナのポイントが貯まる。
まずポイントプログラムについてだが、基本はセディナかMUFGカードのポイントが1,000円利用で1ポイント(5円相当)が貯まる。それに加えて、ユニモールでの水曜・日曜限定で買い物をすると1,000円利用で1ポイント(50円相当)が貯まり、40ポイントが貯まると2,000円分の商品券と交換できる。ポイント還元率に直すとユニモールでの買い物に限っては5%ということになる。セディナ等は0.5%のため10倍ということになる。もちろん、セディナ等のポイントはポイントで、各種賞品との交換やマイル等へ移行ができる。
ポイント以外の特典では、駐車場料金が30分毎に50円割引と微妙なものから、資格の大原・アビバといった各種口座の入学金が半額、歯のホワイトニングが割引になるといったものまで、ユニモール内の店舗で幅広く設定されている。
次に、下図で各小売店で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主に冠名の店舗)での特別還元率・入会ボーナス・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を優待店に費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。
上図で右から2番目の"ユニモールカード"を他社と比較すると、まず年会費が有料というのが気がかりだ。他社カードのように年会費が無料になる条件が設定されていないのも痛い。そのため、カードを利用して年1回でも相応の買い物をする必要がある。ベースのポイント還元率0.5%だとすると、1年間で25万円以上の買い物が必要になる。
その一方で、ユニモールでの買い物ならポイントの場合は、最低ラインの4万円の買い物で得られる2,000円の商品券で年会費は相殺できる。さらに年4回ある10%割引を利用すれば、年1回でも1万円の買い物をすれば年会費は相殺できる。ただ、何にせよ年会費を気にしなくてはいけないのはマイナス評価には違いない。年間利用額ごとの各シミュレーションでも、地味に年会費が効いて、ユニモールでのポイント付与や割引額が鈍ってしまっている。
結論としては、ユニモールで1年間に4万円以上の買い物、もしくは年4回の10%割引の日に買い物をするようなら悪くはないカードといえる。前述した通り、問題なのは年会費だけで、これをクリアできるようなら持っても損はない。ただ、年会費を気にかけるぐらいなら、漢方スタイルカード・ジャックスリーダーズカードのようなポイント高還元率カードで余裕で年会費を相殺するのも手だ。