ZOZO CARD(ZOZOカード)/ ネットショッピング・ネット通販の割引・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- ZOZO CARD(ゾゾカード)
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- ZOZO TOWN
- ポイント付与:
- 100円 → 1.0ポイント(MasterCard加盟店利用時)
- ポイント換算:
- 100円 → 1.0円割引(還元率は1.0%)
- ボーナス:
- 入会時にポイント付与
ZOZOカードはZOZOでの買い物専用カードとしては?
ZOZO CARDはZOZO(旧スタートトゥデイ)が運営するZOZO TOWNで特典が受けられるクレジットカードだ。複数のファッションブランドを扱うだけあって、カードデザインもヒステリックグラマー、X-girl等のデザインからを選べる。ポイントはZOZO TOWNの他に、マスターカードの加盟店の買い物でも貯まる。また、ポケットカードの一種のためポケットカードの特典も受けられる。
かつてはカード入会時にはFastTicket(発売前の商品を優先的に購入できるチケット)がもらえる新規入会キャンペーンをしていた。しかし、そのキャンペーンは消滅し、今はポイントがプレゼントされるキャンペーンになった。それも通年ではなく年1回か2年に1回のペースで一定期間のみ実施している。以下、このカードをネット通販でポイント割引きがある他のカードと数字とサービスで比較した。
さて、ZOZO CARDの特徴的なサービスは下記3点が挙げられる。
- ・ZOZO TOWNで100円で2ポイント /その他は100円で1ポイント貯まる
- ・ZOZO CARD会員限定サービス
- ・ポケットカードの特典
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・ZOZOポイントは1年間買い物が無ければ失効
- ・ZOZOポイントを他のポイントに交換不可 ※ポイント交換サイトは別
- ・他社との比較シミュレーションでは悪くはないが、パンチに欠ける数字(詳細は後述)
まずポイントについてだが、ZOZO TOWNでの買い物は100円で2ポイントで、マスターカード加盟店での買い物は100円で1ポイントが貯まる。1ポイントはZOZO TOWNで1円の割引になるため、還元率は前者が2%、後者が1%となる。他社比較は後述するが、この数字は悪くもないが特別に優れているわけでもない。また、貯めたポイントは1年間のカード利用が無ければ失効するが、公共料金等の引き落としの設定でもしておけば失効することはないだろう。ただ、貯めたポイントはZOZOでしか利用できず、強引に他社と交換するにはポイント交換サイトを利用せねばならず、ポイントの使い勝手は微妙といえる。
ポイント以外では会員限定サービスが特徴として挙げられる。バーゲン時期にはカード会員限定セール、セールの先行招待といったサービスもある。ちなみに、このカードが登場した当時はzozoカードが唯一のzozoタウンで分割・リボ払いができるクレジットカードだったが、今ではあらゆるカードで可能なため大きなメリットが無くなったといえる。zozo関連以外では、このカードはポケットカードの1種でもあるため、ポケットカードのトラベルセンターを利用できる。それを通じて予約すればJALパック・ANAツアーなどの割引が受けられる。
次に、他社カードと年会費、通常時のポイント還元率、amazon・楽天・Yahooショッピングでの還元率、入会ボーナス、電子マネーへの対応等を比較した。 さらに通常店で年間50万円を利用した場合の割引額、50万円に前述3店で最も有利な店で10万円を利用した場合、通常店と3サイトで10万円ずつ計40万円を利用した場合の割引額を比較した。
上図の通り「ZOZOカード」は他社比較すると、基本のポイント還元率は悪くない。ただし、ヤフー・アマゾン・楽天といった他ショッピングサイトでの優位は無い。前述の通りZOZOではポイント還元率が2%に上昇するが、他社カードは特定のサイトで最大3%の還元率になる点を考えれば、2%という数字も突出して高くはない。
とはいえ他のカードでZOZO TOWNで買い物をしても還元率は最大で1.25%程度で、ZOZOカードの還元率の2%には遠く及ばない。そのためZOZOカードにも存在価値が無いとは言い切れない。
結論としては、ZOZOでの買い物専用のカードとしては利用価値があるカードといえる。カードの枚数が増えてもいいという前提に立つが、他のカードよりも単純にZOZO TOWNでの買い物がお得になるのが大きな理由だ。カード会員限定セールもブランドやタイミングによっては価値があるだろう。ただし、ポイントの有効期限が1年のためzozo以外にも何かしらの引き落としを設定しておいた方が賢明だ。