横浜銀行カードローン 横浜バンクカード/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 横浜銀行カードローン「横浜バンクカード」
- 利用開始:
- 数日
- 金利:
- 8.5% ~ 13.6%
- 限度額:
- 300万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- 横浜銀行・イーネット・ローソン・セブン等
横浜銀行カードローン「横浜バンクカード」は50万までの借り入れなら?
横浜銀行カードローン「横浜バンクカード」は、神奈川県に本店を置く横浜銀行のカードローンだが、他の一部の地銀(武蔵野銀行など)とは異なり、営業区域外の人でも申し込みが可能だ。このカードはキャッシュカードとクレジットカードとカードローンを兼ねており、クレジットカードのキャッシングとは別に、カードローンでの借り入れが可能になっている。以下、メガバンク・ネットバンク・神奈川/静岡県内の銀行で、カードローンの借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)・遅延損害金などを比較した。
さて、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点となる。
・カードのランクによって初期限度額が30万・50万・100万・300万の何れかになる
・毎月の返済額(約定返済額)は銀行カードローンの中では若干高額な部類
・他の銀行カードローンと比較すると、どの金額帯での借り入れでも高金利な部類(後述)
まず、申し込みに際しては、他社とは異なりインターネットからではなく、店頭か郵送で行うことになるため注意したい。正確にはインターネットで郵送の申し込みをすることになる。また、他社とは異なりクレジットカードの機能も必須で付帯してしまうため、一番ランクの低いバンクカードでも年会費が3,150円、ゴールドカードだと年会費が10,500円が必要になるため注意したい。申し込み時の初期限度額は、青のバンクカード・ヤングゴールドで30万円、ゴールドで50万円となり、後に借り入れ枠の増額を申し込むことで300万まで増額が可能になる。
次に、毎月の最低返済額(約定返済額)だが、借り入れ額が60万円以下の場合の2万円をスタートして、100万円以下で3万円で、それ以降は借り入れ額を100万円増額する度に1万増額する。これは他社と同等だ。
金利は他社と異なり2段階しか存在していない。借り入れ額のマックスである300万円以外では、このカードの最高金利で借り入れることになる。他社との比較は後述するが、この金利は相対的に高めの設定といえる。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。
上図の通り、横浜銀行カードローン「横浜バンクカード」を他社と比較すると、限度額は他社より低額になっている。金利は、どの金額帯で他社と比較しても高金利といえる。このカードの上限である300万円までの借り入れの場合でも、他のメガバンクやネットバンクの金利に完敗だ。ただし、50万円までの場合には、イオン・住信SBIとの差は大きいが、実店舗を持つ銀行としては若干有利な金利になっている。ちなみに、200万までの限度額は、このカードでは設定できないため空白とした。毎月の最低支払い額(約定返済額)は、100万円までは他社と同額で、300万円の場合は若干高額になっている。
結論としては、50万円までの借り入れなら検討してもいいかもしれない。このカードローンよりも金利が有利なイオンや住信SBIといった小売系銀行・ネットバンクが個人的にイヤであれば、横浜銀行のカードローンを選ぶというのも1つの考え方ではある。それ以外の借り入れ額を希望しているなら、他の銀行カードローンの方がオススメだ。100万までの借り入れならイオン銀行・住信SBI、200万円・300万円までなら住信SBIかオリックス銀行が低金利になる。ただし、前述のどの銀行カードローンも利用開始まで数日を要するため、借り入れを急ぐのであれば三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行でも良いだろう。