西日本シティ銀行 NCBカードローン V CLASS/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 西日本シティ銀行カードローン NCBカードローン V CLASS
- 利用開始:
- 数日?
- 金利:
- 7.1% ~ 7.1%
- 限度額:
- 300万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- 西日本シティ銀行・イーネット・ローソン・セブン等
西日本シティ銀行 NCBカードローン V CLASSは九州では最低金利か!
西日本シティ銀行 NCBカードローン V CLASSは、インターネット等で申し込みは可能だが、本審査に当たっては身分証明及び収入を証明する書類が必要になる。また、西日本シティ銀行の口座も必要になる。また、申し込めるのは、西日本シティ銀行の営業区域内(主に福岡・九州内)で、東京・大阪支店では申し込めないため注意したい。以下、メガバンクとネットバンクと福岡県内にある銀行で、カードローンを借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)・遅延損害金などで比較した。
まず、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点となる。
・申し込めるのは九州在住で口座を保有する人のみ
・金利は1段階しか存在せず変動金利となる
・他社カードローンと比較すると、借り入れ額に関わらず高金利な部類に入る(後述)
重ねてになるが、申し込みには九州在住で、西日本シティ銀行の口座が必要になる。この点は同じ福岡県の福岡銀行も同様だ。しかし、三井住友・三菱東京UFJなどのメガバンク、一部のネットバンクでは口座を保有しなくてもカードローンを申し込めるため、口座保有が面倒であれば、それらの銀行のカードローンを選ぶ手はある。
金利だが、7.1%(2012年現在)の1段階のみとなる。低金利に違いないが、他社のように固定金利ではなく変動金利となっている。そのため金利が上昇する可能性がある点に注意したい。金利は西日本シティ銀行の短期プライムレートに5.1%を足した数字だ。聞きなれない数字だが、ベースとなる日銀の短期プライムレートは2006年以降は1.4~2.1%で推移しており、これからの上昇分でも1%あるか無いかといえる。日銀も当面は超低金利を維持する構えをみせており、過度な心配は不要だろう。1ヶ月の最低の支払額(約定返済額)は他社と似ており、借り入れ額が50万円以降は1万円ずつ増額する仕組みになっている。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。
上図の通り、西日本シティ銀行「NCB カードローンV CLASS」を他社と比較すると、限度額は他社より低額だが、金利は他社より低く優秀だ。特に審査結果、自分の借り入れ額が50万だろうと200万だろうと7.1%という低金利になるのは有利だ。変動金利のため金利が上昇する可能性もあるが、仮に金利が1%上昇したとしても、200万での借り入れでも上図の銀行カードローンの中では最低金利だ。ただし、借り入れ額が300万円までとなると、他行の方が低金利になるため注意したい。また、毎月の最低支払い額(約定返済額)は低額な部類に入り、余裕の無い月でも安心できそうだ。
結論としては、福岡県民(または九州在住)で50万・100万・200万までの借り入れを希望するなら、最低金利のためオススメする。他社と迷っている場合は真っ先に検討したいカードローンだ。変動金利のため、好景気になり金利上昇となるとメリットは薄くなるが、好景気になれば収入も増額する可能性が高く、金利上昇するにしても限度があるため安心感はある。一方で、借り入れ額が300万までとなると、西日本シティ銀行よりも住信SBI・オリックス・楽天あたりのネットバンクの方が低金利になるためオススメだ。