サッポロファクトリーカード/ 各小売店での割引優待・ポイント獲得でお得なカードの比較

オススメ度：: 2
名称：: サッポロファクトリーカード
優待店：: サッポロファクトリー内の各店
年会費：: 無料
ポイント率：: 0.5%
特典：: サッポロファクトリー内で割引等
入会ボーナス：: 入会時に500円分の割引優待券

サッポロファクトリーカードは保有して損することはなし！？

サッポロファクトリーカードは、北海道の札幌にあるサッポロファクトリーで各種特典が受けられるカードだ。発行ブランドはVISA/JCBから選択でき、それらの加盟店での買い物ではポイントが貯まる。その他、サッポロファクトリー内での割引、併設の映画館・ホテルでの優待等の特典が付帯している。

ポイントは1,000円で永久不滅ポイントが1ポイント（5円相当）貯まる。サッポロファクトリーでの買い物にはポイント上乗せは無い。貯めたポイントは、有効期限もなく存分に貯められ賞品やドコモ等のポイントに交換できる。しかし、この点においてもサッポロファクトリーの商品券などにも交換はできない。ポイントとサッポロファクトリーとの関連性は無いに等しい。

ポイント以外の特典では、サッポロファクトリーでの５％割引と年数回ある10％割引のメリットが大きい。また、ユナイテッドシネマやホテルクラビーサッポロでの割引も付帯している。明らかにポイントよりも優待割引の方が有益といえそうだ。

次に、下図で各小売店で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店（主に冠名の店舗）での特別還元率・入会ボーナス・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を優待店に費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。

名称	漢方カード	FANCL カード	MUJI カード	ロフトカード	FrancFranc セゾン	クラブドンペン	ミッドタウン	アトレクラブ	オリナスカード	サッポロファクトリ
デザイン
年会費	1,575円	1,312円※	0円	0円	0円	1,050円※	0円	0円	0円	0円
ポイント還元率	1.50%	0.5%	0.5%	0.5%	1.5%	0.5%	0.5%	0.5%	0.5%	0.5%
特別還元率	3.0%	3.0%	1.5%	10.0%※	-	1.0%	1.5% 5～20%	5.0%	10.0%	5.0%
入会ボーナス	1,000円	P500	P1,000	5%割	-	-	-	-	-	-
電子マ	Quick	-	-	-	-	-	-	-	-	-
1年50万	\5,925	\2,500	\2,500	\2,500	\7,500	\2,500	\2,500	\2,500	\2,500	\2,500
優待店 1年10万	\1,425	\1,688	\1,688	\10,000	\1,500	\1,000	\1,500 (\5,000)	\5,000	\10,000	\5,000
1年50万 +10万	\8,925	\5,500	\4,188	\12,500	\9,000	\3,500	\4,000 (\7,500)	\7,500	\12,500	\7,500

小売店で得するカードの比較表（漢方スタイルクラブカード・FANCLカード・MUJIカード・ロフトカード・FrancFrancカード・MONTEカード・クラブドンペン・ミッドラウンカード・アトレクラブ・オリナスカード・サッポロファクトリー）

上図で１番右の"サッポロファクトリーカード"を他社と比較すると、年会費・ポイント還元率では特に目立った数字は無い。さらに特別還元率（このカードの場合はアトレでの買い物）でもポイントの上乗せは存在しない。5％割引及び10％割引によるメリットの方が大きい。年間利用額のシミュレーションでは、5％割引の際に全ての買い物をすると仮定した場合の数字を入れているが、5％割引での買い物が一部になれば上図よりもお得になる額は減少し、逆に10％割引の際に買い物をする額が大きくなるようであれば、上図よりもお得になる可能性は高い。

結論としては、サッポロファクトリーを利用している人なら悪くないカードだ。５％割引は常に適用されるため、買い物をするたびに高ポイント還元カードよりもお得となる。さらに年会費が無料のため、数年に１回しかサッポロファクトリーを利用しない人でも、とりあえず持っていて損をすることはない。