ゼビオカード/ ゴルフなどのスポーツ好きが割引やポイントでお得になるカードの比較
- オススメ度:
- 名称:
- ゼビオカード(XEBIO CARD)
- 優待店:
- ゼビオ・ヴィクトリア各店
- 年会費:
- 1,250円
- ポイント率:
- 0.5%
- 特典:
- ゼビオ・ヴィクトリア各店でのポイント割引等
- 入会ボーナス:
- 1,000円分のポイントプレゼント
ゼビオカード(XEBIO CARD)はゼビオで年間5万円利用がボーダー?
ゼビオカード(XEBIO CARD)は、スポーツショップのゼビオ(XEBIO)とUC・セディナが発行するカードだ。マスターカードの加盟店でポイントが貯まる他、ゼビオ・ヴィクトリア等の各店での買い物はポイントの上乗せがある。以下、このカードのメリット・デメリットを明らかにし、他のスポーツ系のクレジットカードと数字・サービス面で比較して必要か不要かを考えてみる。
まずポイントプログラムの詳細だが、マスターカード加盟店では1,000円で5ポイント(5円相当)が貯まり、ポイント還元率では0.5%となる。それがゼビオ・ヴィクトリア(ゴルフ)・ネクストなどでの買い物は100円で2ポイントが追加されポイント還元率は5倍の2.5%になる。一見すると得のようだが、昔は100円で5ポイントが上乗せされていたため改悪された。
実店舗での買い物以外では、ゼビオのポイントモール経由で様々な買い物でポイントが獲得できる。ゼビオ・ヴィクトリアのインラインショップでの買い物はポイント還元率は3.0%に上昇する。他にスポーツ関連ではGDO・じゃらんゴルフでゴルフ場を予約すると100~250ポイントが特別に付与されるのに注目だ。また、携帯電話・スマートフォンの利用代金は特別にポイント還元率が1.0%になるため、継続的な利用をするならスマホ代金の引き落としは必須だろう。貯めたポイントは、ゼビオ・ヴィクトリア等で1ポイント=1円で割引として使える。
ポイント以外の特典では国内海外旅行のパッケージツアーの3~5%割引の特典がある。旅行会社はJTB・ANAホリデー・JALパック・赤い風船・びゅうと数多くの旅行会社が対象となっている。また、ダック引越しセンターの引越し料金を優待割引、オリックスレンタカーの優待割引と、他のゴルフ系カードよりもゴルフ以外の特典が充実している。
次に、下図でスポーツ・ゴルフ関連で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主にゴルフ関連の店)での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を優待店に費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。
上図で右から2番目の"ゼビオカード"を他社比較すると、年会費は1,250円と一般的なカードと同額で、特にメリットはない。しかし、年間5万円の利用で年会費が無料になる条件が設定されている。通常は年間10万円以上や、公共料金の支払いで年会費を無料にするカードが多いことを考えると、このカードの5万円以上の利用という条件は非常に緩い。
ポイント還元率に目を向けると、基本の還元率である0.5%、特別還元率の2.5%(ポイントモール経由なら3.5%)は他のカードよりも低い。各シミュレーションで比較しても、年会費が無料の分だけ悪くはない結果だが、突出した数字を出しているわけでもない。。。
結論としては、保有するか否かは微妙なところだ。ゼビオを年1回でも5万円以上は利用するなら年会費は無料になるため悪くない。ただ、ポイント率が特別に高いわけでもなく、とりあえず損はしないというだけだ。ポイントアップモールなどで自分が頻繁に利用するサイトでもあれば話は別だが。。。ゼビオの利用者には悪くはないが、それ以外の人はスルーしていいカードだろう。