宮崎銀行 おまかせくん/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 宮崎銀行カードローン おまかせくん
- 利用開始:
- 数日
- 金利:
- 6.0% ~ 14.5%
- 限度額:
- 500万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- 宮崎銀行・セブン・イーネット・ゆうちょなど
宮崎銀行カードローン おまかせくんは他社と金利で比較すると・・・?
宮崎銀行カードローン「おまかせくん」は、宮崎・鹿児島で合計7万人が契約しているカードローンのようだ。東京、大阪を除く、宮崎銀行の営業区域(宮崎、鹿児島、熊本、大分、福岡)に在住or勤務する人が申し込める。以下、借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)、遅延損害金などを他社のカードローンと比較した。
さて、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点がある。
・申し込みは口座アリならネットで完結し、口座ナシなら郵送か来店が必要
・返済用口座を作成しないで契約も可能だが、毎月10日までにATMでの返済が必要
・他社カードローンとの金利の比較では、他社よりも高金利(後述)
まず申し込みについてだが、宮崎銀行の口座を保有していればWebで完結するが、保有していなければ郵送・来店が必要になる。郵送・来店が必要とはいえ、口座レス方式を選択すれば必ずしも口座の新規開設は不要だ。。
ただ、口座を開設しないと毎月の返済は宮崎銀行かコンビニのATMで入金する必要がある。口座があれば引き落としで、追加返済のみでATMを利用するため口座レスだと手間は増える。また、実際にローンカードが手元に届くのは郵送で2~3日は要する点も忘れずにおきたい。急な出費で即日融資を望む人は希望額の振込を依頼することになる。
金利は借り入れ限度額が100万円増額されるために引き下がる仕組みになっている。引き下げ幅が特に大きいのは限度額110~200万円と限度額410~500万円に上がる時のため、そこを節目に限度額を上げていきたいところだ。毎月の最低返済額(約定返済額)は、借入残高が50万円以降は10万円毎に2000円が増額される。100万円以下で2万円、200万円以下で4万円となり他社より高額なため返済は注意が必要だ。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。※オリックスVIPは銀行カードローンではなく信販系カードローンだが、参考までに比較対象に加えた。
上図で宮崎銀行カードローンを他社と比較すると、限度額は他社より低額で決して大きいとは言い難い。金利は同じ限度額が500万円の他社のカードローンと比較して高い。さらに、どの限度額帯でも他社のカードローンよりも高金利で、オリックス・SBIなどとの金利差は最大6%近くある。単純計算で100万円を借りていれば、年間6万円の差となるためお得感は無いに等しい。毎月の最低支払い額(約定返済額)は限度額が100万円までなら無視できるレベルではあるが、300万円までの借り入れだと他社の倍近い返済額になるため返済は厳しめといえる。
結論としては、限度額100万円までの借り入れなら検討しても良いが、それでも他社の方が明らかに低金利なためオススメはできないカードローンといえる。金利面で有利といえば遅延損害の金利が他社よりも低めなぐらいで、遅延をしなのが前提(借り入れできなくなる)のため、それもメリットとは言い難い。
同じ九州なら西日本シティ銀行の方が金利面で優秀なためオススメできそうだ。地元でなくネット銀行でも良いなら住信SBI・オリックスVIP・オリックス銀行あたりを検討するといいだろう。