りそなVISAデビットカード JMB/ マイレージ獲得効率・貯め方比較
- オススメ度:
- 名称:
- りそなVISAデビットカード JMB
- 年会費:
- 1,000円
- マイル移行費:
- 無料
- ポイント付与:
- 100円 → 1ポイント
- マイル付与:
- 100円 → 0.5マイル
- ボーナス:
- 入会時300マイル・継続時に年1回の利用で500マイル
りそなVISAデビットカード JMBは継続ボーナスマイル目当てで価値あり!
りそなVISAデビットカード JMBは、りそな銀行とJALの提携カードでブランドはVISAのみだ。VISA加盟店での買い物は200円で1マイルが貯まる。その支払い方法は、一般的なクレジットカードのように翌月の指定日に銀行口座から引き落とされるのではなく、支払い時に即座に銀行口座から引き落とされるデビットカード方式だ。そのため、口座にある金額が支払額に満たない場合は支払い不可となる。そのため15歳以下でも保有できる。以下、他社カードと比較した。
さて、このカードで注目すべき付帯サービスは下記3点が挙げられる。
- ・りそな銀行のキャッシュカードと一体化
- ・200円で1マイル /2年目から年1回の利用で500マイル
- ・JAL航空券の購入で100円毎に1マイル
逆に注意すべき点は下記3点がある。
- ・りそな銀行の口座が必要 /デビットカードのため分割払いはできない
- ・JALマイルの有効期限は3年
- ・他社比較シミュレーションでは、他のJALカードよりもマイル獲得は非効率(後述)
まず、このカードの特徴として、りそな銀行のキャッシュカードと一体化している点が挙げられる。下面がキャッシュカード部分でICカード対応のATMでも利用でき、さらに、通常のVISA加盟店での買い物では200円で1マイル、JAL航空券では100円で1マイルと倍になる。
一番大きいメリットが、入会から2年目以降に年1回の利用で500マイルが獲得できる点だ。買い物額が特に指定されていないため、ランチでも小物でも何でも良い。通常は500マイルを獲得するには、このカードなら10万円の利用、JALカードなら5万円の利用が必要になる。少額の利用で5万円分のマイルが獲得できるのは大きい。それだけで保有する価値がある。一方で注意したいのが、何かしらのポイントを経由しておらず、JALマイルの有効期限がそのまま適用されるため3年で失効する点だ。高額な買い物をした時期は覚えておいた方がいいかもしれない。
次に、他社カードと年会費・移行費・マイルが貯まる効率・各種ボーナス・電子マネー等を比較した。さらに年間50万円を使用した場合のマイルの貯まり方、50万に加盟店で10万利用を追加利用した場合、50万の利用に追加で東京・札幌間を1往復した場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
初年度マイル={ (\500,000-年会費-マイル移行費)×マイル換算率} +入会ボーナス +継続ボーナス
次年度マイル=上記 - 入会ボーナス
加盟店を加味=次年度マイル +(\100,000×マイル換算率×加盟店ボーナス比率)
1旅行を加味=次年度マイル +(東京札幌マイル + 東京札幌マイル×搭乗ボーナス) ※東京札幌は510マイル
上図の通り「りそなVISAデビットカード JMB」を他社比較すると、マイル換算率(還元率)は、JALカードの半分で、同条件で比較すると非効率なのは目に見えている。ボーナスもJALカードに見劣りするが、JALカードで継続ボーナスを獲得するには、年1回でもJALに搭乗する必要がある。その点、りそなVISAならJALに搭乗する必要がなく、少額決済でもボーナスが獲得できる。この点は陸マイラーにとっては、大きなアドバンテージになるだろう。みずほマイレージ等のように銀行での取引でもポイントが獲得できれば、なお良かったのだが。。。
結論としては、JALマイルを貯めるメインカードとしてはオススメできない。しかし、継続ボーナス目当てのサブカードとして利用するのはオススメだ。サブカードは年会費が無料の方がベターだが、年会費1,000円でも相応の価値がある。前述したように500マイルを獲得するにはJALカードでも5万円分の利用が必要なのだが、年会費1,000円とランチ1食の1,000円の合計2,000円で5万円分のマイルが得られる。りそな銀行の口座が必要なのは厄介だが、それだけの価値はありそうだ。