JMBローソンPontaカードVisa/ マイレージ獲得効率・貯め方比較
- オススメ度:
- 名称:
- JMBローソンPontaカードVisa
- 年会費:
- 無料
- マイル移行費:
- 無料
- ポイント付与:
- 1,000円 → 5ポイント
- マイル付与:
- 100円 → 0.25マイル
- ボーナス:
- 入会時1,000マイル(2,000 Pontaポイント)
JMBローソンPontaカードVisaはクレジットを利用しないシーンのみ活躍!
JMBローソンPontaカードVisaはローソンとJALの提携カードで、ブランドはセゾンのVISAのみとなっている。ローソン・シェル石油などのPonta提携店舗で優待ポイントが得られ、それ以外のVISA加盟店であれば1,000円で1ポイントが貯まる。ただし、他社ポイントと同様に1ポイントが1マイルにはならず、半減されるため注意が必要だ。以下、他社カードと比較した。
さて、このカードで注目すべき付帯サービスは下記2点が挙げられる。
- ・ローソン等のPonta加盟店で優待ポイント
- ・月額300円からの保険「Super Value Plus」
逆に注意すべき点は下記3点がある。
- ・Pontaポイントの有効期限は最終利用日から1年と短い
- ・ポイント交換率を考慮して計算すると100円で0.25マイル獲得と効率が悪い
- ・他社比較シミュレーションでは、他のJALカードよりもマイルの非効率(後述)
まず、Ponta加盟店での買い物による優待ポイントについてだが、買い物額が100円毎に2ポイント(1.0マイル)が獲得でき、2017年までの期間限定でポンタのポイントの他にJALマイルが1マイルも加算される。ただ、ローソン以外となるとクレジット決済でポイントが上乗せされるのは、じゃらんnet・日産レンタカーぐらいのものなのが残念だ。その他の多くのポンタ提携店は基本は200円で1ポイントになり、マイル還元率は激減する。
また、300円の少額からゴルフ保険や自動車保険が掛けられるサービスが付帯している。なかなか使いどころが難しそうだが、何かの役に立つかもしれない。一方で気をつけたいのは、Pontaの有効期限が最終利用から1年で失効する点だ。放置はできないため、ローソン等で必ず使用するようにしたい。
次に、他社カードと年会費・移行費・マイルが貯まる効率・各種ボーナス・電子マネー等を比較した。さらに年間50万円を使用した場合のマイルの貯まり方、50万に加盟店で10万利用を追加利用した場合、50万の利用に追加で東京・札幌間を1往復した場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
初年度マイル={ (\500,000-年会費-マイル移行費)×マイル換算率} +入会ボーナス +継続ボーナス
次年度マイル=上記 - 入会ボーナス
加盟店を加味=次年度マイル +(\100,000×マイル換算率×加盟店ボーナス比率)
1旅行を加味=次年度マイル +(東京札幌マイル + 東京札幌マイル×搭乗ボーナス) ※東京札幌は510マイル
上図の通り「JMBローソンPontaカードVisa」を他社比較すると、マイル換算率(還元率)は、JALカードの4分の1と明らかに劣る。これはVISA加盟店では1,000円で5ポイント(100円で0.5ポイント→100円で0.25マイル)となるためだ。冒頭で述べたPonta提携店であれば、100円で2ポイント(100円で1.0マイル)となるが、効率的ではない。ただ、2017年までの期間限定であれば100円で0.5マイルが加算され、実質は100で1.5マイルとなるため利用価値は無くはない。
さらに、それよりも提携企業で新規口座開設などでポイントが貯まるため、それを利用すれば他社との差が縮まる。例えば保険の窓口で見積で1,000P(500マイル)、新生銀行の口座開設&円預金で1,400P(700マイル)等を利用すればJALマイレージバンクのパートナーに加えて、日常生活でマイル獲得のチャンスを減らせられる。
結論としては、メインではなく、サブで利用するならオススメできそうだ。年会費も無料で、ローソン等のクレジットカードが利用できないシーンでマイルを貯めるのに役立つだろう。さらに、ネットからの各種申し込みでも細かくポイント(マイル)が貯められる。そういった使い方であれば、持っている価値はありそうだ。ただし、ネット申し込みの際には、JAL提携パートナーの方がマイル還元率が高い場合が多いため、申し込み前には注意しておきたい。