アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラープレミアカード/ ANAマイレージ獲得の効率・貯め方比較

アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラープレミアカード
オススメ度:
3
名称:
アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラープレミアカード
年会費:
36,750円
マイル移行費:
5,250円
ポイント付与:
100円 → 1ポイント
マイル付与:
100円 → 1マイル
ボーナス:
入会時2,000マイル・継続時5,000マイル

アメックス・スカイトラベラープレミアカードは年会費度外視なら上々!

アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラープレミアカードは、2013年3月から新規募集を開始した新しめのカードだ。プレミアではないノーマルカードは、2012年末から募集を開始しており、それから数ヶ月遅れてのリリースとなった。最大の特徴は航空会社の縛りがなく(正確には縛りが薄く)、マイルに交換できるポイントを通常の5倍の効率で貯められる点にある。

このカードを利用するにあたって注目すべき付帯サービスは下記3点が挙げられる。

  • ・対象航空会社12社に搭乗するとポイントが5倍+継続ボーナス
  • ・航空便遅延費用補償保険
  • ・海外用携帯電話の優待割引/手荷物無料宅配サービス

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・年会費が高額でJAL/ANAマイルへの移行費も必要
  • ・1年間で獲得できるのは10万ポイントが上限
  • ・他社比較のシミュレーションでは、年会費を度外視すれば他カードよりも優秀(後述)
Amexスカイトラベラープレミアカードのポイントプログラム及び各種特典

まずポイントについてだが、100円=1ポイント=1マイルとなり、これに各種ボーナスが付加される。年会費が高額なだけあって継続時のボーナスは5,000マイルと大判振る舞いだ。5,000マイルは通常利用で、50万円の利用で獲得できるマイルだ。さらに大きい特典は。対象航空会社12社の航空券を購入すると購入代金のポイントが100円=5マイルに上乗せされるボーナスだ。ノーマルカードは3マイルで、かつポイント上乗せできる航空会社は1社に限定(年1回は変更可)される。1年間に複数の航空会社を利用するならプレミアカードの方がお得だ。

また、ANAマイルのように有効期限が3年に区切られておらず無期限だ。これで期限を気にせず長距離旅行を目指せる。一方で、JAL/ANAの両方へのマイル交換すると年会費以外の移行費で1万円超を要する点、1年間で獲得できるのは10万ポイントまでという点に注意したい。通常利用で貯めるなら1千万円が必要になるため、そうそう気にすることはないだろうが。。。ポイント以外には、飛行機が天候等で順延し乗り継ぎに失敗し宿泊する際などに宿泊費を2万まで補償する「航空便遅延補償」が心強く便利だ。

次に、他社カードと年会費・移行費・マイルが貯まる効率・各種ボーナス・電子マネー等を比較した。さらに年間で50万円を使用した場合のマイルの貯まり方、ANAグループ店で10万円を50万に追加利用した場合、50万の利用に東京・札幌間を1往復した場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
初年度マイル={ (50万円-年会費-マイル移行費)×マイル換算率} +入会ボーナス +継続ボーナス
次年度マイル={ (50万円-年会費-マイル移行費)×マイル換算率 } +継続ボーナス
加盟店を加味=次年度マイル +(10万円×マイル換算率×加盟店ボーナス比率)
1旅行を加味=次年度マイル +(東京札幌マイル + 東京札幌旅行代金×ボーナス) ※東京札幌は往復6万

名称 ANA
AMEX
ANA
AMEX
ゴールド
ANA
ダイナース
ANA
JCB
ANA
JCB
ゴールド
ANA
VISA
Suica
ANA
VISA
ゴールド
AMEX
スカイ
AMEX
スカイ
プレミア
ANA
Pasmo
画像 ANAアメリカン・エクスプレス・カード ANAアメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード ANAダイナースクラブカード ANA JCBカード ANA JCB ワイドゴールドカード ANA VISA Suicaカード ANA VISAワイドゴールドカード Amexスカイトラベラーカード Amexスカイトラベラープレミアカード ANA To Me CARD PASMO JCB
年会費 \7,350 \32,550 \27,000 \2,100 \14,700 \2,100 \14,700 \10,500 \36,750 \2,100
マイル
移行費
\6,300 \0 \0 \2,100 \0 \6,300 \0 \5,250 \5,250 \2,100
マイル
換算率
1% 1% 1% 1% 1% 1% 1% 1% 1% 1%
加盟店
ボーナス
1.5% 2% 2% 3% 3% 2% 2% 1% 1% 2%
入会
ボーナス
2,000 7,000 2,000 1,000 2,000 1,000 2,000 1,000 2,000 1,000
継続
ボーナス
1,000 2,000 2,000 1,000 2,000 1,000 2,000 1,000 5,000 1,000
搭乗
ボーナス
10% 25% 25% 10% 25% 10% 25% P×3倍 P×5倍 10%
edy 0% 0% 50% 0% 50% 0% 0% 0% 0% 50%
Suica 100% 100% 0% 0% 0% 100% 0% 100% 100% 0%
1年50万
初年度
7,864 13,675 8,730 6,958 8,853 6,916 8,853 6,843 11,580 6,958
1年50万
次年度
5,864 6,675 6,730 5,958 6,853 5,916 6,853 5,843 9,580 5,958
1年50万
+加盟店
7,364 8,675 8,730 8,958 9,853 7,916 8,853 6,843 10,580 7,958
1年50万
+旅行
6,425 7,312 7,368 6,519 7,491 6,477 7,491 7,553 11,890 6,519
ANAマイレージ獲得に効率が良いカードと貯めやすいカードの比較表(ANAアメックス・ANAアメックスゴールド・楽天カード・JCB EITカード・ANAダイナース・ANA JCBカード・ANA JCBゴールド・アメックス スカイトラベラー・ana to me pasmo)

上図で右から2番目のアメックス・スカイトラベラープレミアを他社と比較すると、年会費がトップで高額で、ANAマイルへの移行費5,250円も合算すると4万円超と非常に高い。ここまでの額となると、保有する人を選ぶ側面もあると言わざるを得ない。ただ、年会費が高額なだけあって継続ボーナスが5,000マイルと大きく、前述した通り、通常は50万円利用で獲得できるマイルが無条件で得られる。考え方次第だが、5,000マイルを4万円で購入しているとすれば、逆にお得感はある。

また、このカードの場合は、他のANA系カードとは異なり、搭乗マイルにボーナスは付加されない。あくまで航空券の購入代金のポイントが5倍になるだけだ。どちらがお得か?ということだが、計算上ではポイント5倍の方が有利になった。これは継続ボーナスも加味した数字ではあるが、年会費に目をつぶれば、とかくマイルはトップクラスで貯まるといえる。ただ、ANA系の他カードはedyもマイル対象となるため、edyを年間40万円程度を使うなら逆転する可能性がある。

結論としては、年会費を度外視できる人で旅先が分散している(利用する航空会社が分散している)人であれば、このカードは驚異的にマイルが貯まるためオススメできる。今年はANAでニューヨーク、翌年はJALでヨーロッパへといった使い方か、1年間で様々な海外都市に行くような使い方だ。逆に、利用する航空会社が固定されている人、もしくはポイント上乗せされる提携12社を利用しきれそうになければ、ANA系カードにして、ベーシックにANAとスターアライアンスでマイルを貯める方が、年会費も抑えられて負担を軽減しつつマイルを貯められるだろう。