アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード/ ANAマイレージ獲得の効率・貯め方比較

アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード
オススメ度:
2
名称:
アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカード
年会費:
10,500円
マイル移行費:
5,250円
ポイント付与:
100円 → 1ポイント
マイル付与:
100円 → 1マイル
ボーナス:
入会時1,000マイル・継続時1,000マイル

アメックス・スカイトラベラーカードは自分の旅行スタイル次第では!

アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラーカードは、2012年12月から新規募集を開始した比較的新しいカードだ。アメックスのマイレージに対する調査で、マイレージの失効経験がある人が全体の6割を占めており、さらにマイレージの貯まりやすさを追求するのがカードホルダーの最大の需要と把握し、それを満たすべく発行している。

特にANA/JALマイルの有効期限は3年(デルタは無期限)で、ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドと別グループであり、旅先によっては提携航空会社を利用できないケースもある。そんな悩みを解決すべく作られたのが、このカードといえる。

このカードを利用するにあたって注目すべき付帯サービスは下記3点が挙げられる。

  • ・対象航空会社12社のいずれかに搭乗するとポイントが3倍
  • ・航空便遅延費用補償保険
  • ・手荷物無料宅配サービス

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・ポイント3倍は12社のうち1社で、1年1回のみ変更が可能
  • ・ANA/JALの両者に交換したい場合には年会費が高騰
  • ・他社比較のシミュレーションでは、他カードよりも優秀なケースもある(後述)
Amexスカイトラベラーカードのポイントプログラム及び各種特典

まずポイントについてだが、100円=1ポイント=1マイルとなり、これに各種ボーナスが付加される。入会時や継続時のボーナスがあるが、メインは自分が選択した航空会社(ANA/JAL/デルタ等)の航空券の購入代金のポイントが100円=3マイルに上乗せされるボーナスだ。他のANAマイル系カードは、ANA及びスターアライアンスに搭乗すればマイルに10%分ボーナスが上乗せされるが、その代わりのポイント3倍と考えていい。

また、ANAマイルを直接貯めるのと、ポイントの最大の違いは有効期限で、マイルが3年に対してポイントなら無期限だ。期限を気にすることなく貯めることで、地球の裏側にまで無料で旅行に行ける。ただ、注意したいのは、ポイント3倍になる航空会社は12社のうちの1社という点だ。年1回は変更できるため、海外旅行の際に航空券で最高額が予想される航空会社を判断する必要がある。また、JAL/ANAの両方へのマイルの交換をすると基本年会費以外の費用が1万円超まで膨らむ点にも注意が必要だ。ポイント以外には、飛行機が天候等で順延し乗り継ぎに失敗し宿泊する際などに宿泊費を2万まで補償する「航空便遅延補償」が心強く便利だ。

次に、他社カードと年会費・移行費・マイルが貯まる効率・各種ボーナス・電子マネー等を比較した。さらに年間で50万円を使用した場合のマイルの貯まり方、ANAグループ店で10万円を50万に追加利用した場合、50万の利用に東京・札幌間を1往復した場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
初年度マイル={ (50万円-年会費-マイル移行費)×マイル換算率} +入会ボーナス +継続ボーナス
次年度マイル={ (50万円-年会費-マイル移行費)×マイル換算率 } +継続ボーナス
加盟店を加味=次年度マイル +(10万円×マイル換算率×加盟店ボーナス比率)
1旅行を加味=次年度マイル +(東京札幌マイル + 東京札幌旅行代金×ボーナス) ※東京札幌は往復6万

名称 ANA
AMEX
ANA
AMEX
ゴールド
ANA
ダイナース
ANA
JCB
ANA
JCB
ゴールド
ANA
VISA
Suica
ANA
VISA
ゴールド
AMEX
スカイ
AMEX
スカイ
プレミア
ANA
Pasmo
画像 ANAアメリカン・エクスプレス・カード ANAアメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード ANAダイナースクラブカード ANA JCBカード ANA JCB ワイドゴールドカード ANA VISA Suicaカード ANA VISAワイドゴールドカード Amexスカイトラベラーカード Amexスカイトラベラープレミアカード ANA To Me CARD PASMO JCB
年会費 \7,350 \32,550 \27,000 \2,100 \14,700 \2,100 \14,700 \10,500 \36,750 \2,100
マイル
移行費
\6,300 \0 \0 \2,100 \0 \6,300 \0 \5,250 \5,250 \2,100
マイル
換算率
1% 1% 1% 1% 1% 1% 1% 1% 1% 1%
加盟店
ボーナス
1.5% 2% 2% 3% 3% 2% 2% 1% 1% 2%
入会
ボーナス
2,000 7,000 2,000 1,000 2,000 1,000 2,000 1,000 2,000 1,000
継続
ボーナス
1,000 2,000 2,000 1,000 2,000 1,000 2,000 1,000 5,000 1,000
搭乗
ボーナス
10% 25% 25% 10% 25% 10% 25% P×3倍 P×5倍 10%
edy 0% 0% 50% 0% 50% 0% 0% 0% 0% 50%
Suica 100% 100% 0% 0% 0% 100% 0% 100% 100% 0%
1年50万
初年度
7,864 13,675 8,730 6,958 8,853 6,916 8,853 6,843 11,580 6,958
1年50万
次年度
5,864 6,675 6,730 5,958 6,853 5,916 6,853 5,843 9,580 5,958
1年50万
+加盟店
7,364 8,675 8,730 8,958 9,853 7,916 8,853 6,843 10,580 7,958
1年50万
+旅行
6,425 7,312 7,368 6,519 7,491 6,477 7,491 7,553 11,890 6,519
ANAマイレージ獲得に効率が良いカードと貯めやすいカードの比較表(ANAアメックス・ANAアメックスゴールド・楽天カード・JCB EITカード・ANAダイナース・ANA JCBカード・ANA JCBゴールド・アメックス スカイトラベラー・ana to me pasmo)

上図で右から3番目のアメックス・スカイトラベラーカードを他社と比較すると、年会費はANAマイルへの移行費用も加味すると高額で、マイルのポイント率も1%と平均的で、年会費の支払い時のボーナスも特に良いわけではない。やはり焦点は航空券の購入代金のポイントが3倍になるのと、他のANAカードのように搭乗マイルにボーナスが上乗せされるのと、どちらがお得か?ということになる。

上図では東京・札幌間の旅行を加味した計算もあるが、その計算結果は結局は他社とほぼ同等となった。特に数字的なメリットは浮き出てこないと考えるか、ポイントでもマイルでも同等に貯まるなら有効期限がない分だけポイントの方が有利、さらには航空会社を気にせずポイント3倍を享受できる分だけ、このカードの方がお得ともいえる。ただ、他カードでもANAが冠に付くカードはedyチャージもマイル対象となるため、edyヘビーユーザーであれば、ANA系カード、特にANA JCBゴールドの方がマイルは貯まることになる。

結論としては、毎年で旅先が異なる人、特に利用する航空会社が異なるような人ならオススメだ。例えば、今年はANAでニューヨーク、翌年はJALでヨーロッパへといったアライアンスを超えて海外旅行に行く人ならポイント3倍を効率的に利用でき、さらにはマイルの特典航空券で行く旅先もアライアンスを気にせずに、ある程度はフレキシブルに考えられる。その意味ではオススメだ。ただ、年1回の正月旅行は必ずハワイといった具合に旅先と航空会社が固定されている人なら、このカードを選ぶメリットは薄く、年会費が高額な面からもマイルの効率からもオススメはできない。