楽天カード/ ETCカードで割引/節約・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- 楽天カード
- 年会費:
- 無料
- ETC年会費:
- 525円
- ポイント率:
- 1.0%
- ETC/給油特典:
- -
- 入会ボーナス:
- 入会時5,000ポイント(5,000円相当)
楽天カードはETCカードに年会費が発生するのがデメリット!
楽天カードは、楽天で買い物をすると高い還元率でポイントが獲得できる他、楽天以外での買い物でもポイント還元率は1.0%と高いため、他社サイトでは様々な目的で薦められている。その中でも、今回はETCカードを発行をメインに他社カードと比較する。他の指標での比較は別ページの「ANAマイルで比較」「ネットショッピングで比較」「学生専用カードで比較」「カードローンで比較」を参照してほしい。目的によっては他社カードに劣る結果となっている。さて、楽天カードの主なメリットは高還元率のポイント、楽天での買い物が有利、edy利用でもポイントが貯まるなどがある。その一方で、ETCカードを発行した場合には、本カードは年会費無料なのだが、なぜかETCカードの年会費は525円を徴収される点に注意したい。
まず、ポイントプログラムだが、基本は100円の利用で1ポイント(1円相当)を獲得でき、ポイント還元率では1.0%となる。楽天での買い物は2.0%と2倍になり、毎週土曜の買い物なら3倍の3.0%とお得になる。また、月額105円を支払うことでポイントが2倍になるチャンスが増え、とかく楽天で買い物をするなら、このカードがお得なのは間違いなさそうだ。
また、楽天だけでなく、街中のポイント加盟店でもポイントが倍増されるチャンスがある。その中でもドライブ関連で注目したいのは、いちいち探すのは厄介だが、ENEOSでの給油がポイント2倍になる点だ。それ以外にもダンロップのタイヤセレクト、タイヤランドでタイヤ・カー用品を購入すればポイントが3倍になる。他社が自社サイト経由のネットショッピングでしかポイントアップが設けられていないため、実店舗でのポイントアップは貴重だ。
次に、下図で他のETCカード発行でお得といわれているクレジットカードを、年会費・ETCカードの年会費と発行費・ポイント還元率などを比較した。さらに、年間50万円を利用した場合、50万円に加えて月1万円をSA/PAで利用した場合と、ガソリンを給油した場合のシミュレーション結果を比較した。いずれも年会費やETCカードの発行費と年会費を差し引いて計算した。
上図で"楽天カード"を比較したが、通常のポイント還元率は1.0%と優秀だが、それでもリーダーズカードには及ばない。また、年間50万円以上の利用をした場合のボーナスが存在しておらず、その点でJCB EITカードにも劣ることとなる。また、1年50万円以下の利用の場合、ポイント還元率はJCB EITと同率だが、ETCカードの年会費を加味すると、僅かながら数字では劣る結果となった。基本的な位置づけは3番手といったところだ。その一方で、給油での特典としてENEOSでのポイント2倍があり、1ヶ月に1万円以上の給油をするか、前述のタイヤ用品の購入をするようならJCB EITよりはお得になる。
結論としては、かなり楽天で買い物をしている人・Edyヘビーユーザーにはもちろんオススメだ。それ以外にも、ENEOSで給油している人か、タイヤセレクト・タイヤランドでタイヤを購入している人であれば、一応はオススメできる。ただし、月1万円の給油でもJCB EITとの差は小さく、ポイント還元率がトップのリーダーズカードには遠く及ばない。ETCカードの年会費も存在しており、大人しくリーダーズカードかJCB EITカードを選んだ方が賢明ともいえる。だが、リーダーズカードの場合は、50万円以上の利用をしないと年会費で損をする点、JCB EITカードはリボ専用カードで、全額一括払いの設定にしないと手数料が発生してしまう点に注意が必要だ。