出光まいどプラスカード/ ETCカードで割引/節約・ポイント獲得の比較

出光まいどプラスカード
オススメ度:
2
名称:
出光まいどプラスカード
年会費:
無料
ETC年会費:
無料
ポイント率:
0.5%
ETC/給油特典:
出光での給油はリッター2円割引
入会ボーナス:
-

出光まいどプラスカードで出光で給油する金額次第だが?

出光まいどプラスカードは、クレジット決済でのポイント獲得以外に、出光のガソリンスタンドでリッターで2円割引も受けられるカードだ。ガソリン代金の割引・節約で注目されがちなカードだが、今回はETCカードを発行した場合を他社カードと比較する。ガソリン代の割引は別ページを参照してほしい。ちなみに、発行ブランドはVISA/JCB/マスターカード/AMEXから選択することができる。

>出光まいどプラスカードのポイントサービス・特典など

まずポイントプログラムだが、基本は1,000円の利用で5ポイント(5円相当)を獲得し、還元率では0.5%となる。さらに他社カードと同様に自社サイト(出光カードモール)を経由することで、プラスのポイントが得られる。サイトで販売されているのは美用品や電化製品が中心のため、人によっては利用しがいが無いかもしれないが。。。

そして、このカードの最大のメリットが、出光のガソリンスタンドでカード決済すれば常に1リッターあたりで2円割引きされる。さらに、月額525円を支払えば最大で1リッターあたり8円割引きまで拡大する。ただ、8円割引まで到達するには、カードの利用額が月額8万円以上(年間100万円弱)まで必要となる。少し厳しい数字だが、月に1万円の給油をしているとすると、年間7~8,000円程度はガソリン代を節約できることになる。月額525円の年会費は十分に相殺でき、長距離ドライバーには有難いメリットといえるだろう。

次に、下図で他のETCカード発行でお得といわれているクレジットカードを、年会費・ETCカードの年会費と発行費・ポイント還元率などを比較した。さらに、年間50万円を利用した場合、50万円に加えて月1万円をSA/PAで利用した場合と、ガソリンを給油した場合のシミュレーション結果を比較した。いずれも年会費やETCカードの発行費と年会費を差し引いて計算した。

得するETCカードの比較表(ライフカード・JCBエイト・楽天カード・イオンE-NEXCO・イオン中日本・出光まいど・NEXCOプレミアム・リーダーズカード・オリコiD・JCBドライバー)

上図で"出光まいどプラスカード"を比較したが、ベースのポイント還元率が0.5%と低く、他社カードに劣る数字だ。年間利用額ごとに設けられているボーナスも存在せず厳しい。普通に利用すれば、他社カードよりも損をするのは確実だ。ただし、年間利用額が50万円で、ガソリンを1ヶ月1万円分を給油するなら、リーダーズカード以外の割引額を超えることができる。年間利用額もさることながら、ガソリンを使用すればするほどお得になるのは間違いない。

結論としては、出光で月1万円程度の給油をするなら、悪くはないカードといえそうだ。1万円以上は使用するようなら、全てを出光で給油する必要があるが悪くはない。ただし、それでもリーダーズカードにはポイント率では及ばないため、純粋にポイント重視ならリーダーズカードを選ぶのも手だ。また、ガソリン代を節約するなら、石油会社系のカードは大抵はETCカードが無料のため、クレジットカードをガソリン代金で節約も参照して欲しい。その視点に立つと、JCBドライバーズカードも相当に優秀だと分かる。