ジャックス リーダーズカード/ ETCカードで割引/節約・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- ジャックス リーダーズカード
- 年会費:
- 2,625円※
- ETC年会費:
- 無料
- ポイント率:
- 1.5%
- ETC/給油特典:
- -
- 入会ボーナス:
- アマゾンからの初回請求を2,000円割引
リーダーズカードは年間50万以上の利用は必須だがポイント率は群を抜く!
ジャックス リーダーズカードは、ジャックスがポイント高還元率と共に、特にアマゾンでの買い物に対してポイントを上乗せ(キャッシュバック)を目的とするカードだ。ポイントは商品・電子マネーとの交換ではなく、Jデポと呼ばれるキャッシュバック(amazonの場合にはamazon限定デポジット)にすることで1.5%~1.8%の還元を受けられる。クレジットカード会社が加盟店から得る手数料は5%で、まだポイントを吐き出せる余力はあるとも言えるが、他社カードが1%前後としている中では優秀な1枚と言える。このカードにETC/SA/PAで利用したメリット・特典はないが、今回はETCカードを発行した場合を他社カードと比較する。ネットショッピングで割引を比較は別ページを参照してほしい。
まずポイントだが、「1.8%のお得な~」「1.5%の通常ポイント~」の何れかのコースを選択する必要がある。特にアマゾンのヘビーユーザーでなく、ETCカードを主軸にカードを検討しているなら通常コースで十分だ。通常コースのポイント還元率は1.5%だが、5,000ポイントからの交換のため、約33,000円の利用からキャッシュバックとなる。
また、他社カードと同様に自社サイト(JACCSモール)を経由しての買い物なら、ポイントがアップのボーナスがある。前述のアマゾン以外にも楽天・ヤマダ・京王百貨店などがあるが、どれもネットショッピング系が中心で、ドライブ・交通関連ではレンタカー申し込みしか存在しておらず、ETCカード・サービスエリアなどの特典はネット経由でも特典は存在していない。
次に、下図で他のETCカード発行でお得といわれているクレジットカードを、年会費・ETCカードの年会費と発行費・ポイント還元率などを比較した。さらに、年間50万円を利用した場合、50万円に加えて月1万円をSA/PAで利用した場合と、ガソリンを給油した場合のシミュレーション結果を比較した。いずれも年会費やETCカードの発行費と年会費を差し引いて計算した。
上図で"ジャックス リーダーズカード"を比較したが、まず気になるのが2,625円というノーマルカードにしては高額な年会費だ。他社が0円~1.312円という点を考えると、明らかにマイナス面が大きい。年間で50万円以上の利用で年会費無料となる条件は是が非でも抑えておく必要がある。ポイント還元率は通常コースの1.5%でも他社比較の中ではトップだ。一見するとJCBドライバーズの方が高いが、これは自動車関連費(ガソリン代・洗車代・パーツ代)にしか適用されないため、リーダーズカードが実質トップと考えて差し支えない。ETCに関しては、ETCカードの発行費は無料だが、割引面などでの特典は存在していない。前述した通りアマゾンとポイント率が高い点だけに注力しているカードのため止むを得ないだろう。
結論としては、年間50万円以上のカード決済が可能なら、最もオススメできるカードだ。何より、他社と圧倒して高いポイント還元率が評価できる。しかし、貯めたポイント(Jデポ)はカード利用額から、キャッシュバックを受けられるだけで、ETC割引・商品などには充当できない。もちろん、キャッシュバックは現金を獲得しているのと同等と考えれば問題ないが、カードで貯めたポイントで現物を獲得できるのを楽しみにしているような人には物足りないかもしれない。その場合には、多少のポイントは犠牲にしても、JCB EITやライフカードなどを検討するのも1つの手だ。