HIS Skywalker Card(スカイウォーカーカード)/ 旅行代理店での割引・ポイントによるお得度の比較

HIS Skywalker Card(スカイウォーカーカード)
オススメ度:
3
名称:
Skywalker Card(スカイウォーカーカード)
旅行会社:
HIS(エイチ・アイ・エス)
年会費:
1,050円
ポイント率:
0.5%
特典:
オプショナルツアーの割引等
入会ボーナス:
5人中1人に1万円分の商品券をプレゼント

HIS スカイウォーカーカードはHIS利用者なら年会費は簡単に相殺できる!

HIS Skywalker Card(スカイウォーカーカード)は、旅行代理店のHISが発行するカードで、VISA/マスターカード/JCBから選べる。一番のメリットはHISの旅行代金をカード決済できる点だ。現在では一部の店舗(首都圏では新宿・渋谷・池袋・銀座本店等)とオンライン予約ではスカイウォーカー以外のクレジットカードでも決済可能だが、大半の店舗ではカード決済はスカイウォーカーのみとなっている。

Skywalker Card(スカイウォーカーカード)のポイントプログラム及び各種特典

まずポイントプログラムだが、1,000円で1スマイルポイント(5円相当)が貯まり、還元率では0.5%となる。HISで利用すると5倍になるため1,000円の利用で25円がキャッシュバックになる。海外旅行なら予算は10万円は堅く、10万円なら2,500円がバックされ空港までの交通費は稼げる計算だ。また、年間利用額が50万円を超えるとポイントが1.5倍になるボーナスもある。ただし、注意したいのがポイントの有効期限が2年と短い点だ。HISで海外旅行に行く度に消化した方が失効を免れる有効手段かもしれない。

それ以外の特典では、まずはHISのオプショナルツアーの割引特典がある。概ね5%割引が多く、例えばグアムのイルカツアーとシュノーケリングであれば正価58ドルがweb割引で54ドル、カード割引で51ドルと、全てを総括すれば10%以上の割引になり非常にお得だ。HIS以外では、旅行関連の特典として海外雑貨を販売している「アイマーケット」で旅行用品が10%割引き、会話のことを考えてか英会話イーオンの入会金が無料で授業料の5%割引が存在している。

次に、下図で旅行会社が発行するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主に発行する旅行代理店)での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、それに10万円の旅行を追加した場合、さらに年間20万円を旅行だけに費やした場合においてポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。

名称 HIS
Skywalker
HIS
Skywalker
Gold
JTB旅
JMB
JTB旅
VISA
JTB旅
SuperRoad
JTB旅
ゴールド
近ツリ
Classic
近ツリ
ゴールド
knt
カード
クラツー
カード
デザイン HIS skywalker card HIS skywalker gold mastercard JTB旅カード JMB JTB旅カード visa JTB旅カード(SuperRoad) JTB旅カード JCB GOLD 近畿日本ツーリストカード クラシック 近畿日本ツーリストカードゴールド kntカード クラブツーリズムカード
年会費 1,050円※ 10,500円 2,100円 1,680円 2,100円 15,750円 1,575円※ 10,500円※ 0円 1,312円
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5%
特別
還元率
2.5% 2.5% 6.0%
(1.5%)
6.0%
(1.5%)
6.0%
(1.5%)
6.5%
(2.0%)
1.5% 1.5% 1.5% -
入会
ボーナス
\10,000
(抽選)
\10,000
(抽選)
P4,000 P1,600 P1,600 P8,000 \1,000 \1,000 - \1,000
電子
マネー
- - - - - - iD iD - -
海外保険 自動 自動 自動 自動 自動 自動 自動 自動 自動 -
国内保険 利用 利用 利用 利用 利用 利用 自動 自動 利用 -
1年50万 \3,750 -\6,750 \2,900 \3,320 \2,900 -\8,250 \2,500 -\2,750 \2,500 \2,500
1年50万
+10万
\6,250 -\4,250 \8,900 \9,320 \8,900 -\1,750 \4,000 -\1,250 \4,000 \2,500
旅行
20万
\5,000 -\5,500 \900 \1,320 \900 -\11,750 \3,000 -\2,250 \3,000 -\312
旅行会社で利用すると得するカードの比較表(HIS SKywalkerカード・HISスカイウォーカーカードゴールド・JTB旅JMB・JTB旅VISA・JTB旅SuperRoad・JTB旅ゴールド・近ツリClassic・近畿日本ツーリストゴールドカード・Kntカード・クラツーカード)

上図で一番左の"HIS スカイウォーカーカード"を他社と比較すると、まず年会費が無料ではないが、これは他の旅行会社が発行するカードも同様だ。ただ、HISの場合には年間10万円以上の利用で年会費が無料となるため、他社カードよりも無料のハードルは低い。次にポイント還元率だが、通常の買い物(マスターカード等の加盟店)でのポイント還元率は0.5%と高くはない。仮に年間50万円以上の利用のボーナスを加味しても、還元率は0.75%までしか上昇せず、JTB旅カード連合には劣る数字だ。

その一方で、旅行会社を経由して旅行パックなどを申し込んだ場合には2.5%と優秀な数字だ。JTBもJTBトラベルポイント加盟店では最高で6%分のポイントが獲得できるが、肝心のJTBで旅行パックを購入した場合は1.5%と低い。そもそも旅行パックなどはHISの方が安価な傾向にあるが、カードでもHISが有利ということか。。。

結論としては、年1回でもHISを利用するなら持っておいて損はなく、計算上は一応はオススメできるカードといえる。必ず年1回でも旅行に行くなら、旅行に4万円以上を費やせば、年間10万円以上の利用額をクリアしなくとも年会費の元はとれる。仮に2年に1回旅行するなら1回の旅行で約8万円を使用すればいい。特にHISでは都市圏の一部店舗とネット経由以外では、未だに旅行代金をカード払いができない。それを考慮すれば保有する意義はある。ただ、カード払いができる店舗が自分の近隣にあるなら、他カード(特にマイル関連)を利用した方がお得になる可能性は高いため注意したい。