46型録画機能付きテレビ・ビエラ/ 型番:TH-P46RT2B レビュー

レグザ(TH-P46RT2B)
オススメ度:
3
メーカー:
パナソニック(ビエラ)
型番:
TH-P46RT2B
サイズ:
46型プラズマテレビ(録画機能内蔵)
発売日:
2010/8/27
最安値:
177,400円(2011年2月現在)
コンセプト:
世界初、一台で3D映像のブルーレイ再生&HDD録画が楽しめる

46型録画機能付きビエラ(型番:TH-P46RT2B)は、3DとHDD録画とブルーレイがあり、フルブラックパネル搭載のバランスモデル!

このテレビの機能として知っておきたいのは、①3DとHDDとBDが搭載、②2Dを3Dに変換機能、③フルブラックパネルの3点だ。逆に気を付けたいのは、2番組同時視聴は制限がアリという点だ。そして、最大のメリットは「他社よりもバランスがとれている」点だろう。一応、2010年8月までは世界初の3Dとブルーレイとハードディスクを搭載したモデルだ。今では、他社でも同様の機能を搭載したテレビが存在しているが。

ビエラ・2Dを3Dに変換機能

まず2Dを3Dに変換する機能だが、ソニーやシャープでも同様の機能が存在している。実際には、映画館ほど、目の前に飛び出してくることは無いが、奥行き(立体感)があるように見える。3Dに関しては、画質以上に個人差があり、3Dを長時間見ていると、気分が悪くなったり頭痛がする場合もあるので要注意だ。
また、3Dメガネは他社のように電池交換ではなく、USBケーブルでビエラに接続しての充電も可能で、3Dを視聴中に電池が切れても安心だ。

フルブラックパネル

次に、フルブラックパネルだが、プラズマは液晶よりも黒が綺麗と言われているが、さらに綺麗になる。通常、黒を出すにはパネルの電源を弱めて黒を出すが、フルブラックパネルでは、電源をさらに弱めて、より黒を綺麗に出せる。すなわち黒色がテレビの電源を切った時の、画面の黒により近づいたと考えればいい。
録画機能は、HDDは500GB(最長で364時間)で他社と同等、2番組同時録画・HDDからブルーレイに録画移動も可能、好みのジャンル登録で自動録画等、たいていの機能は揃っている。ただし、500GBで最長の364時間も録画すると、画質が荒すぎるため、実質は180~200時間程度が妥当だろう。また、2番組の同時視聴も可能だが、制限があることに気をつけたい。例えば、左画面で地デジを見ながら、右画面でyoutube等は視聴できない。また、左画面で録画番組、右画面で地デジを見ることも不可能だ。

サイズは、幅113.8cm、高さ76.3cm、奥行き33.5cmだが、サイズに加えて価格(2011年2月/価格.com等参照)を他社(アクオス、ブラビア、レグザ、リアル、ウー)の46型録画機能付きテレビと比較した。

製品名 アクオス
LC-46BL3
ブラビア
KDL-46HX80R
ビエラ
TH-P46RT2B
ウー
P46-XP05
リアル
LCD-46MDR1
レグザ
46XE2
幅(cm) 110cm 108.5cm 113.8cm 115.3cm 110.2cm 110cm
高さ(cm) 82.1cm 68.8cm 76.3cm 81.4cm 81.8cm 79.3cm
奥行き(cm) 30cm 26cm 33.5cm 35.6cm 38.8cm 28.8cm
総体積(cm3) 270,930 194,084 290,878 334,120 349,757 251,222
年間の電気代 3,080円 4,070円 4,664円 5,038円 5,170円 9,218円
本体価格 216,000円 163,000円 222,200円 114,600円 192,700円 295,975円
テレビの比較表

上図の通り、幅は平均で、高さはブラビアに次いで最小だが、奥行きが大きいため、トータルの総体積で考えると4番目に大きい。一方で、年間消費電気代は3番目で並といったところだが、電気代が節約できている部類だろう。ただ、アクオスとは年間で1,600円の差額が発生する 。最後に価格だが、ビエラはレグザに次いで高価格。機能が一通り揃っていることを考えても、少し高めな金額だろう。
結論としては、機能が一通り揃っており、画質も悪くない。電気代節約はされるが、本体価格が少し高額なのだが、バランスはとれている。46型で迷った場合に買って損はしないテレビだ。