不動産の証券化と証券化投資 一覧

現物投資のメリット・デメリット
特性として投資する不動産の個々の物理的な特性(立地や建物の構成等)が、そのままメリットにもデメリットにもなり得る点がある。これをメリットと捉えれば、投資対象の不動産の選択肢が広く、地域分散による天災リスクの低減ともなる。
小口化投資のメリット・デメリット
小口化投資の特性としては、100億の土地とビルでも1億円から、1億の大型の賃貸マンションでも100万円から投資できる少額投資が挙げられる。普段は買えないものが買えるというだけでなく、投資資金を限定できリスク分散ができるの・・・
証券化投資のメリット・デメリット
不動産の証券化投資は、不動産を担保とする証券を発行して、不動産で得た収益(主に賃料・地代)を投資家に利子・配当として支払われる。日本でも海外のリートに倣ってJリートが株式市場に上場し、高い流動性・換金性がある。
3つの不動産への投資手法の比較
不動産投資は、不動産そのものに投資する現物投資がベーシックだったが、現在では投資資金を小口化した小口化投資、不動産を証券化した証券化投資(Jリートなど)を通じても、不動産への投資が可能となっている。
Jリート(日本版不動産投信)の仕組み
まず、投資される金銭の器として、かつ特定の資産(主に不動産)の運用を目的に投資法人が設立される。投資法人は集めた資金で不動産を取得して、実際の運用(賃貸管理など)は外部の会社に委託して賃料収入を得る。
Jリートのメリットとデメリット
メリットとしては「少額での投資」が挙げられる。上場Jリートであれば10万円程度から、投資信託であれば1万円から投資ができる。少額投資そのものにメリットはなく、少額投資によって分散投資ができるのがメリットといえる。預金だ・・・