損保ジャパン日本興亜 バイク保険/ 保険料・補償・評判・サービスを評価 レビュー

損保ジャパン日本興亜 バイク保険
オススメ度:
2
保険会社:
損保ジャパン日本興亜
名称:
バイク保険(SGP 一般自動車保険)
基本補償:
対人対物補償・搭乗者or人身傷害
割引:
-
満足度:
4位 / 10社中
特徴:
自賠責でカバーできないリスクを補償

損保ジャパン日本興亜 バイク保険は保険料は高いが!?

損保ジャパン日本興亜にはバイク専用のバイク保険は無いが、SGP(一般自動車保険)を通じてバイクの補償が受けられる(バイク保険と自動車保険の違いも参照)。以下、損保ジャパン日本興亜のバイク保険を公式HP・パンフレット等を元にメリット・デメリットを明らかにし、保険料と評判を他社と比較して評価してみる。

まず補償についてだが、対人賠償・対物賠償が基本補償として組み込まれ、搭乗者傷害・人身傷害のいずれかの選択が必須となる。特約は基本的に自分で付帯するか否かを選択できるが、他車運転特約だけが自動セットとなっている。特約の中で利用価値があるのは、ロードサービスに該当する事故・故障で利用した代車の費用を補償してくれる代車費用特約ぐらいだろうか。もちろん代車はバイクではなくレンタカーとなる。

損保ジャパン日本興亜 バイク保険の保険料・各保険金・補償内容・ロードサービスなど

ベースが自動車保険のためバイクでも車両保険を付帯させることができる。他社のバイク保険ではチューリッヒ以外では車両保険を付帯できないため、ハーレーなどの高額な大型バイクを保有している人は検討の余地があるだろう。車両保険には一般条件と車対車限定危険条件の2つがあり選択できるが、補償範囲は大きく異なる。前者であれば当て逃げ・単独事故が補償されるのに対して、後者は補償の範囲外となる。単独事故はさておき当て逃げが補償されないのは痛い。ちなみにバイクは自動車よりも盗難される確率が高いため盗難は補償の範囲外となっている。

また、ロードサービス(ロードアシスタンス)が自動セットとなっており、事故・故障時のレッカー牽引・現場での応急処置・10リットルの給油サービス等が受けられる。レッカー移動は15万円(180キロ)と他社より長く、他社では2年目からとなる給油サービスのガソリン代の実費も補償が1年目からと手厚い。ただ、宿泊移動費の補償は代車特約が付帯された場合に限られるなど、他社のロードサービスより劣る面もありチグハグな感がある。

次に、下図で各社のバイク保険を補償・割引項目・満足度・保険料等で比較した。補償面では対人賠償対物賠償人身傷害搭乗者傷害車両保険・ロードサービスで比較した。割引項目はゴールド免許割引・走行距離割引の有無、評判が良いか悪いかは約4000人を調査対象にしたオリコンのバイク保険満足度ランキングで比較した。年間保険料は20歳(グリーン免許)・21歳(ブルー免許)・30歳・40歳・50歳(ゴールド免許)で125cc超250cc以下でシミュレーション比較した。年間走行距離は約5,000キロ以下、新規6等級で日常レジャー使用で東京在住とした。

名称 アクサ
バイク保険
三井
総合バイク保険
チューリッヒ
スーパーバイク
AIG損保
バイク保険
全労済
マイカー共済
(二輪用)
損ジャ日本興亜
バイク保険
日新火災
おとなバイク
対人賠償 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
対物賠償 500万~ 500万~ 500万~ 200万~ 無制限 無制限 無制限
人身傷害 3000万~ 3000万~ 3000万~ 1000万~ 5000万~ 3000万~ 1000万~
搭乗者傷害 200万~ 200万~ 200万~ 100万~ 500万~ 200万~ 200万~
車両補償 - - -
ロード
特約 弁護士 弁護士
自損事故
携行品
弁護士
盗難
不正使用
車庫損壊
弁護士
自転車
交通事故
弁護士 盗難
割引 走行距離
免許
ネット割引
ネット割引
継続割引
走行距離
ネット割引
継続割引
免許
長期割引
22等級割引 - -
オリコン 7位 5位 1位 8位 対象外 4位 8位
20歳
(グリーン)
\62,960
(\141,830)
\88,670
(\158,710)
\215,630 \105,310
(\144,810)
\86,970
(\101,140)
-
21歳
(ブルー)
\36,230
(\75,840)
\42,700
(\86,260)
\38,790 \62,270
(\97,680)
\60,770
(\72,610)
-
30歳
(ゴールド)
\36,720 \63,450 \46,910 \68,300 \60,650 \68,430 \72,580
40歳
(ゴールド)
\36,010 \62,310 \48,310 \62,840 \55,530 \60,720 \77,510
50歳
(ゴールド)
\39,890 \58,640 \46,910 \60,870 \54,930
バイク保険の比較表(アクサダイレクト・三井ダイレクト・チューリッヒ・AIG損保・全労済・損保ジャパン日本興亜・日新火災)

上図で右から2番目の損保ジャパン日本興亜だが、対人・対物などの一通りの補償は他社と大差がない。ただ、車両補償を付帯できる点は他社との差別化ポイントとなる。オリコンの顧客満足度では4位と上々の位置にあるため、相応の事故対応・顧客対応が期待できる。それも数年前まではランク外だったことを考えれば、ここ数年で評判は良くなり評価は上昇していることになる。アクサ・三井ダイレクト等のネット系がランクを落としていることを考えれば、それらの会社の事故対応で痛い目を見た人には代替案となる可能性がある。

保険料は他社と比較して高い部類に入り、保険料面でのメリットは無い。若年層では比較できていないが、それ以外の年齢層での高さを考えればネット系のバイク保険よりも安いとは考えにくい。ただ、アクサ・チューリッヒとの差額は大きいものの、その差は40歳・50歳になれば相当に詰まってくる。

最終的な評価としては、多少の保険料の高さを犠牲にしても事故対応の良さを期待したい人、もしくはネット系で痛い目を見た人は検討の余地がある保険といえる。他社との保険料との差額が縮小してくる40~50代であれば、なおのこと良いだろう。その一方で保険料の安さを求めるならアクサ、バランスの良さならチューリッヒ、20代で補償を限界まで削って保険料を激安にしたいなら全労済を検討すると良いだろう。