大同火災海上 所得補償保険/ 所得補償保険の保険料・補償内容・保険金を評価 レビュー

大同火災海上 所得補償保険
オススメ度:
1
保険会社:
大同火災海上
名称:
所得補償保険
月額保険金:
15万円~
填補期間:
1年間
無事故時:
払込保険料の20%分の返戻金
特徴:
ケガや病気で働けなくなったとき、毎月の所得を補償します

大同火災海上 所得補償保険は今では貴重な補償が残っているが?

大同火災海上は「郷土の損害保険」として沖縄県を地盤とする独立系の損害保険会社で、本店を含めて支店も東京支部以外には全て沖縄県内に構えている。以下、同社の所得補償保険の概要を記載し他社と比較する。

まず補償内容だが、他社の所得補償保険と同じく病気・ケガによって働けなくなると、自分が設定した月額保険金が毎月受け取れる。医師の審査は不要で、事故は国内外は問わず業務中・業務外も無関係で就業不能となれば保険金が受け取れる。

大同火災海上 所得補償保険の保険料・保険金・補償内容など

その他の補償では死亡時の死亡保険金がある。保険金額は月額保険金の50倍ないしは100倍まで受け取れる。月額15万円で契約すれば死亡保険金は1,500万円となる。かつては死亡保険金が付帯している所得補償保険が多かったが、今では少ないため貴重な存在といえる。個人賠償責任補償もあるが、こちらは他の保険にも特約で付加できるため所得補償保険でカバーするのが妥当かは疑問だ。

それよりも保険契約中に無事故であった場合の返戻金に注目だ。返戻金は支払った保険料の20%分であり、以前は他社でも見かけたが、こちらも今では貴重になった保険料は他社同様に職業・年齢によって差異があり、危険を伴う職業(機械工・研究者など)であれば保険料は高額になり、併せて年齢が上昇すれば保険料は値上がりする。

次に下図では各社の所得補償保険を、契約可能な年齢、設定できる保険金の月額に加え、死亡時の保険金の有無、保険金を受け取るてん補期間、契約開始からの免責期間、契約期間中に無事故だった場合の返戻金の有無などを比較した。保険料は職種級1級で30歳・40歳・50歳の場合で比較し、30歳モデルにおいて1万円あたりの保険料でも比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
あいおい
エール
東京海上
トータル
損ジャ
日本興亜

日立
リビング
コープ
団体
JA共済
ささエール
大同火災 AIG損保
旧富士火災
契約年齢 15-79歳 15-79歳 15-69歳 15-69歳 15-63歳 16-69歳 15-75歳 募集停止
保険期間 1年更新 1年更新 1年更新 1年更新 3-5年更新 1年更新 50-80歳 1年更新 -
免責期間 7日 7日 7日 7日 60日 4日 7日 7日 -
保険金
月額
10万~ 10万~ 日額 10万~ 10万~ 15万~ 10万~ 15万~ -
填補期間 2年間 2年間 1年間 1年間 3-10年間
65歳まで
1年間 50-80歳 1年間 -
無事故時 - - - - - - 30% 20% -
死亡時 - - - - - 100万 - 50~100倍 -
保険料
30歳
1,280円 1,280円 2,440円 1,640円 2,110円 2,097円 4,738円 3,240円? -
保険料
40歳
2,140円 2,140円 3,810円 2,540円 3,400円 2,837円 4,895円 4,560円? -
保険料
50歳
3,080円 3,080円 5,270円 3,500円 4,560円 3,679円 5,495円 5,980円? -
保険料
1万あたり
128円 128円 116円 109円 211円 140円 474円 -
所得補償保険の比較表(あいおいニッセイ・東京海上トータル・損保ジャパン日本興亜・日立リビング・コープ団体保険・大同火災・JA共済)

上図で右から2番目の大同火災 所得補償保険だが、契約可能な年齢こそ不透明だが保険期間・免責期間は他社と同一のため年齢も他社と近い幅の可能性が高い。前述したように、他社では見かけなくなった死亡時の保険金、無事故返戻金がある。保険料は不明瞭で他社比較はできないが、かつて同じ代理店系で死亡保険金を設定していた保険の数字(月額10万円)を入れると、他社よりも保険料は高めになる可能性が高そうだ。

結論としては、補償内容から考えて今では貴重な存在ではあるが、他社よりも明らかにメリットがあるとは言い難い。死亡保険金が肝だが、こちらも所得補償ではなく定期保険でカバーすれば、さらに少額な保険料で多額の死亡保険金が設定できる。沖縄在住なら利便性からして契約する価値はあるかもしれないが、やはり検討する余地は乏しい保険といえそうだ。