コープ 団体所得補償保険/ 所得補償保険の保険料・補償内容・保険金を評価 レビュー

コープ共済 団体所得補償保険
オススメ度:
2
保険会社:
コープ(三井住友海上)
名称:
団体所得補償保険
月額保険金:
15万円~
填補期間:
1年間
無事故時:
なし
特徴:
ケガや病気で働けなくなったとき、あなたの収入ダウンを補償

コープ共済 団体所得補償保険は他社比較すると非常に中途半端!

コープ(生協)は掛金を支払い組合員になることで誰でも利用でき、コープの組合員の1人として団体所得補償保険に加入できる。保険の引受会社は三井住友海上で、イメージとしてはコープ組合員の希望者で加入して団体割引を受けるという感じだ。ちなみに三井住友海上のHP上では同社の所得補償保険は消滅しており、じきに新規募集を停止する可能性もある。

まず補償内容だが、他社同様に病気・ケガによって就業不能になると保険金が受け取れる。他社と同様に契約時に医師の診察は不要だ。他社の所得補償保険では就業不能とならず死亡すると保険金が受け取れないが、この保険の場合は死亡しても100万円の死亡保険金が受け取れるメリットがある。

コープ共済 団体所得補償保険の保険料・保険金・補償内容など

さらに個人賠償責任補償も最高1億円が付帯しており、自転車事故等の個人間の損害賠償請求にも利用できる。とはいえ自動車保険・火災保険でも付帯できる特約のため、所得補償保険でカバーする意味合いは薄い。また、保険金を受け取れない期間(免責期間)は他社より3日短い4日だが、月額保険金を受け取る期間(てん補期間)は他社同様の1年に留まる。

保険料は月額の保険金が15万・21万・30万で分かれ、その他の補償内容はプランによって差異はない。30代なら保険金を増額させる度に保険料は800~1,000円増、40代なら1,000円~2,000円増となる。他社と同じく年齢が上昇すれば保険料が増額される料金体系だ。

次に下図では各社の所得補償保険を、契約可能な年齢、設定できる保険金の月額に加え、死亡時の保険金の有無、保険金を受け取るてん補期間、契約開始からの免責期間、契約期間中に無事故だった場合の返戻金の有無などを比較した。保険料は職種級1級で30歳・40歳・50歳の場合で比較し、30歳モデルにおいて1万円あたりの保険料でも比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
あいおい
エール
東京海上
トータル
損ジャ
日本興亜

日立
リビング
コープ
団体
JA共済
ささエール
大同火災 AIG損保
旧富士火災
契約年齢 15-79歳 15-79歳 15-69歳 15-69歳 15-63歳 16-69歳 15-75歳 募集停止
保険期間 1年更新 1年更新 1年更新 1年更新 3-5年更新 1年更新 50-80歳 1年更新 -
免責期間 7日 7日 7日 7日 60日 4日 7日 7日 -
保険金
月額
10万~ 10万~ 日額 10万~ 10万~ 15万~ 10万~ 15万~ -
填補期間 2年間 2年間 1年間 1年間 3-10年間
65歳まで
1年間 50-80歳 1年間 -
無事故時 - - - - - - 30% 20% -
死亡時 - - - - - 100万 - 50~100倍 -
保険料
30歳
1,280円 1,280円 2,440円 1,640円 2,110円 2,097円 4,738円 3,240円? -
保険料
40歳
2,140円 2,140円 3,810円 2,540円 3,400円 2,837円 4,895円 4,560円? -
保険料
50歳
3,080円 3,080円 5,270円 3,500円 4,560円 3,679円 5,495円 5,980円? -
保険料
1万あたり
128円 128円 116円 109円 211円 140円 474円 -
所得補償保険の比較表(あいおいニッセイ・東京海上トータル・損保ジャパン日本興亜・日立リビング・コープ団体保険・大同火災・JA共済)

上図で右から4番目のコープ 団体所得補償保険だが、契約できる年齢・保険期間などは他社と大差はない。保険金額も15万円~で他社の10万円より高めだが、こちらは調整できる可能性がある。免責期間は前述した通り他社より3日間短い4日と契約者には優しい。填補期間は損ジャ・東京海上と同じく1年間で、最低限ともいえるが物足りない感もある。それを埋めるとしたら死亡保険金・個人賠償責任補償が付帯している点だろうか。かつては死亡保険金が付帯している所得補償保険が多かったが、現在では死亡保障がある貴重な保険であるためだ。

保険料は月額15万円の保険金の場合で、月額2,097円・年額25,164円となる。あいおい・東京海上の保険料は便宜上15万円のため横並びで比較はできない。ただ、同じ月額15万円の損ジャと比較して1.5倍ほどの保険料のため、単純比較でも最安の保険ではないことが分かる。また、30歳の保険金1万円あたりの保険料でも、あいおい・東京海上よりも高いため保険料が他社比較して特別に安いわけではない。

結論としては、非常に中途半端と言わざるを得ない。保険料が他社よりも特別に安いわけでもなく、個人賠償が付帯している点は評価もできるが、自動車保険などでカバーしているなら重複でしかない。免責期間が4日と短い点、死亡保険金があるのは良い点ではある。だが、死亡保険金も100万円だと定期保険でも加入した方が桁の違う保険金で死亡リスクをカバーできる。やはり何とも中途半端なイマイチな保険としかいえない。