あいおいニッセイ同和損保 所得補償保険/ 所得補償保険の保険料・補償内容・保険金を評価 レビュー

あいおいニッセイ同和損保 所得補償保険
オススメ度:
3
保険会社:
あいおいニッセイ同和損保
名称:
所得補償保険
月額保険金:
10万円~
填補期間:
2年間
無事故時:
なし
特徴:
突然のケガや病気、そんなとき、あなたの生活を支えます。

あいおいニッセイ同和損保 所得補償保険はトータルでは上々といえる!?

あいおいニッセイ同和損保は、現在はTOUGHシリーズという名称で販売・広告展開しているが、所得補償保険は同シリーズ外として販売されている。以下、同社の所得補償保険の概要を記載し、他社の所得補償保険と比較する。

まず補償内容だが、他社の所得補償保険と同様に病気・ケガで働けなくなった場合に保険金が受け取れる。病気やケガをした場所が国内か海外かを問わない。契約時には医師の診査は不要だが、健康告知の質問に答えるだけでOKとなっている。

あいおいニッセイ同和損保 所得補償保険の保険料・保険金・補償内容など

あいおいニッセイ同和の所得補償保険のポイントは保険金を受け取れる期間(てん補期間)が2年という点だろう。他社の多くの所得補償保険が填補期間を1年にしているため同社の方が有利といえる。それ以外は他社と概ね似通っており、「骨髄採取手術に伴う入院補償特約」では骨髄ドナーになるための入院もカバーされる。こちらは主契約の7日間よりも長い保険契約から1年間の待機期間がある点には一応注意したい。

保険料は他社と同様に職業・保険金額によって差異がある。職業は製造業の技術者だと保険料が割高になり、事務などのデスクワークだと保険料は安くなる。危険物を取り扱わない研究者等であっても職種級が2級で、デスクワークよりも高い保険料になることもあるため注意が必要だ。

ちなみに女性向けの所得補償保険「働くエール」も同社には存在する。働くエールだと前述の補償は据え置きで、特約で妊娠特約が付加できる。この特約を付加すると妊娠・出産・早産・流産などで身体障害で働けなくなると保険金が受け取れる。身体的な理由ではなく妊娠・出産によって働けなくなった場合ではない点に注意が必要だ。

次に下図では各社の所得補償保険を、契約可能な年齢、設定できる保険金の月額に加え、死亡時の保険金の有無、保険金を受け取るてん補期間、契約開始からの免責期間、契約期間中に無事故だった場合の返戻金の有無などを比較した。保険料は職種級1級で30歳・40歳・50歳の場合で比較し、30歳モデルにおいて1万円あたりの保険料でも比較した。

名称 あいおい
ニッセイ
あいおい
エール
東京海上
トータル
損ジャ
日本興亜

日立
リビング
コープ
団体
JA共済
ささエール
大同火災 AIG損保
旧富士火災
契約年齢 15-79歳 15-79歳 15-69歳 15-69歳 15-63歳 16-69歳 15-75歳 募集停止
保険期間 1年更新 1年更新 1年更新 1年更新 3-5年更新 1年更新 50-80歳 1年更新 -
免責期間 7日 7日 7日 7日 60日 4日 7日 7日 -
保険金
月額
10万~ 10万~ 日額 10万~ 10万~ 15万~ 10万~ 15万~ -
填補期間 2年間 2年間 1年間 1年間 3-10年間
65歳まで
1年間 50-80歳 1年間 -
無事故時 - - - - - - 30% 20% -
死亡時 - - - - - 100万 - 50~100倍 -
保険料
30歳
1,280円 1,280円 2,440円 1,640円 2,110円 2,097円 4,738円 3,240円? -
保険料
40歳
2,140円 2,140円 3,810円 2,540円 3,400円 2,837円 4,895円 4,560円? -
保険料
50歳
3,080円 3,080円 5,270円 3,500円 4,560円 3,679円 5,495円 5,980円? -
保険料
1万あたり
128円 128円 116円 109円 211円 140円 474円 -
所得補償保険の比較表(あいおいニッセイ・東京海上トータル・損保ジャパン日本興亜・日立リビング・コープ団体保険・大同火災・JA共済)

上図で1番左の「あいおいニッセイ同和」の所得補償保険だが、契約できる年齢や保険期間、免責期間などは他社と大きな差異はない。前述したように保険金の填補期間が東京海上・損ジャ日本興亜などよりも長い2年という点については評価できそうだ。保険契約中に何事もなかった場合に受け取れる無事故返戻金、就業不能ではなく死亡時の保障も存在しない。

保険料は月額10万円の場合で、一見すると他社よりも安いが、東京海上・損ジャ日本興亜の保険料は便宜上15万円・21万円のため一律に比較はできない。ただ、30歳で保険金1万円あたりの保険料を計算すると128円のため、前述2社よりも保険料が決して割安ではないことは分かる。とはいえ填補期間が他社の2倍という点を考えれば保険料は割安とも見られ、何とも難しい水準だといえる。

結論としては、トータルで考えれば悪くない保険といえる。前述したように保険料は他社比較して決して安くはないが、てん補期間が2年と考えると妥当な額とも考えられる。日立キャピタルが60歳までの長期補償をする唯一の所得補償保険だが、補償が手厚い分だけ保険料も高い。そこまでの補償は不要というなら、この保険の出番ということになるだろう。