タイムズカーシェアを比較・評価

タイムズカーシェア(Times CAR SHARE)
オススメ度:
4
事業者:
タイムズモビリティ
名称:
タイムズカーシェア
初期費用:
1650円
月額料金:
880円
利用料金:
220円※15分
特徴:
カーシェアリングならタイムズカーシェア(旧タイムズカープラス)

タイムズカーシェア(旧タイムズカープラス)は、時間貸し駐車場のタイムズを主軸とするパーク24が展開しているカーシェアリングです。車両ステーション数・会員数では2位3位のオリックスカーシェア・カレコを圧倒しており、国内シェアは日本でナンバー1です。

知名度も高いためカーシェアを検討している人はタイムズが第一候補になりがちですが、タイムズには致命的なデメリットもあります。特に2019年の料金改定で人知れずデメリットは増加したため注意が必要です。以下ではサービスの概要から、他社のカーシェアリングと比較した際のメリット・デメリット等を解説していきます。

入会申込・利用方法

タイムズはインターネットからの入会以外に、タイムズカーレンタルの店舗やカーシェアの説明会や無人入会機で入会が可能です。最も楽なのはインターネット入会で、住所・氏名といった基本情報の入力に加えて免許画像をアップロードするだけで完了します。ただ、タイムズの利用には専用ICカードが必要なためカードが届くまでの5営業日はカーシェアを利用できません。

タイムズの入会方法(出典:タイムズ カーシェア公式HP)

その点、他の方法なら最短当日から利用が可能となります。全国で開催中のカーシェア説明会なら、カーシェアについての説明・注意点を直に聞くことができ、その場で入会が完了できます。ただ、説明会は東京・千葉・神奈川・愛知のみの開催に限定されており、開催場所も数ヶ所と少ないのがネックです。

人と対面するのを避けつつ早く利用開始をしたい人、時間帯を気にせず入会申込をしたい人は無人入会機を利用するのが妥当です。無人入会機で必要事項を入力してクレジットカード・免許を登録して、オペレーターを通じて本人確認すればカード発行まで最短10分(ネットで事前に必要事項を入力すれば最短3分)で完了します。無人入会機は19都道府県に設置されており、東京なら新宿サブナード・渋谷マークシティにあるため何かのついでに入会もできます。

とにかく確実にスピーディーに利用開始したいなら、タイムズカーレンタルの店舗でクイック入会するのも手です。タイムズはカーシェアだけではなくカーレンタルも展開しており、その店舗でカーシェアの手続きをすれば店舗でICカードが受け取れます。こちらは無人機と異なり全国津々浦々に店舗がありますが、ウェブで入会手続きをする時間によっては当日に利用開始できない可能性がある点に注意が必要です。

タイムズのクイック入会の流れ・手順(出典:タイムズ カーシェア公式HP)

実際の利用は、インターネットで最寄の車両ステーションで希望日時に合致した車を予約して、予約当日は専用ICカードで解錠して運転を開始します。運転後は元のステーションに返却して施錠すれば、精算は登録したクレジットカードで行われます。利用時間が予約時間を超過しそうな時は延長も可能ですが、次の予約が無い場合に限られます。無断で延長すると超過料金は通常料金の2倍の額になるペナルティが発生します。

カーシェア会員はガソリンが2分の1以下になったら給油する決まりですが、給油代金は会員費・利用料金に含まれるため車内にある給油カードで支払えばOKです。給油はENEOS・コスモ・昭和シェル等で可能で、給油したかは車が自動検知して20L以上の給油なら30分の料金割引がされます。ただ、6時間パック等のパック料金を利用した場合は割引されない点に注意が必要です。

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車種・クラス

タイムズの車種は2020年時点で30種で、ベーシック・ミドル・プレミアムの3つのクラスに分かれています。ベーシッククラスにはトヨタのアクア・日産のノート・ホンダのN-BOX・スズキのソリオといったコンパクトカーがあります。荷物が大量に積める日産のNVバネットもベーシックに含まれており、ちょっとしたキャンプならベーシッククラスでも可能です。

ミドルクラスはセダン・ミニバン・SUVが含まれます。トヨタならプリウスの他にC-HR・シエンタ・カローラフィールダーがミドルクラスに含まれます。日産の電気自動車リーフもミドルクラスに含まれるため、電気自動車のお試しも気軽にできます。ただ、充電スポットはタイムズにはないため、リーフ専用のカーナビで充電スポットを探す必要があります。ガソリンスタンドよりは確実に数は少ないため注意が必要です。

タイムズのプレミアムクラスの車種・車両ラインナップ(出典:タイムズ カーシェア公式HP)

プレミアムクラスは現在は日産のセレナ・トヨタのVOXYとノア・外車のMINIの4車種のみです。ベーシッククラスの2倍の利用料金になりますが、ラインナップには寂しいものがあります。カレコのプレミアムクラスだと外車ならベンツ・ジープ・ジャガー・ボルボがあり、トヨタのハチロク・ホンダのS660・マツダのロードスターといったスポーツカーもあります。

料金プラン

タイムズの料金は月額基本料金の880円が毎月発生し、車種(クラス)に応じた時間料金が利用した時間に応じて発生します。時間料金は車種がベーシッククラスであれば15分単位あたり220円で、ミドル・プレミアムと車種がアップする度に110円ずつ増額されます。この時間料金に月額基本料金の880円は充当されるため、ベーシッククラスなら毎月1時間の運転をすれば月額基本料金は無駄にはなりません。

タイムズの利用料金(出典:タイムズ カーシェア公式HP)

長時間利用が見込まれる人のためのパック料金は、2019年10月の料金改定により「最大時間料金」に変わりました。最大時間料金では利用時間が6時間までは4290円、12時間までは6490円、24時間までは8690円となります。従来のパック料金と基本的な利用イメージは同じで、6時間利用すれば通常の時間料金(220円/15分)の5280円より1000円ほど安くなります。

最大時間料金がパック料金と異なるのは、料金プランを時間料金にすれば予約時間に合わせて自動で最安の料金を設定してくれる点にあります。従来のパック料金だと、6時間パックで予約して利用時間が3時間だった場合でも6時間パックの料金を支払う必要がありました。例えば、車で野外イベントに向かう途中で雨天中止になったケース等が挙げられます。

タイムズの最大時間料金の仕組み(出典:タイムズ カーシェア公式サイト)

その点、最大時間料金なら6時間利用の予定が3時間利用になれば、料金は4290円ではなく2640円で済みます。パック料金の良さ(約5時間の利用で6時間利用と同料金)も残しつつ、余分な出費も減らせられる仕組みといえます。最大時間料金への変更はタイムズにとってもメリットがあります。同社のプレスリリースにはタイムズレンタカーとの料金体系の統一の他に、「クルマを使いたいのに、クルマが予約できないという状況を解消」が掲げられています。

タイムズは特に大型連休や雨天時に予約が取りづらいことがありました。最大時間料金では利用者が予約した時間の数時間前に利用が終了しても損はしません。料金の元を取るために無駄に利用を続ける人が減る分だけ、予約が幾分か取りやすくなります。これによって顧客満足度の向上と退会の抑制、さらには車両の回転率の上昇(売上増)を図ったと考えられます。

料金を他社と比較

タイムズは月額基本料金が880円、時間料金は最も安いベーシッククラスで15分あたり220円が発生します。また、最大時間料金により長時間利用が安くなる仕組みですが、それでは他社のカーシェアと比較した場合はどうなのでしょうか。タイムズに次ぐ規模のオリックス・カレコ、これらと差があるものの4番手のカリテコ、この3社を利用できるドコモのdカーシェアと初期費用・月額料金・利用料金を比較したのが下図です。

タイムズ・オリックス・カレコ・カリテコ・dカーシェアの初期費用・月額料金・利用料金・パック料金・距離料金の比較表(出典:各社の公式HPの数字から当社が独自に作成)

初期費用はタイムズと同様にオリックスでもカード発行が必要となるため1650円が必要となります。カレコはスマホで車を開錠するため初期費用は不要です。初期費用ではカレコが有利に見えますが、タイムズはキャンペーン中であればカード発行料が不要となるため、キャンペーンを見逃さなければ条件は同一です。

その一方で月額基本料金がタイムズでは必要なのに対して、オリックス・カレコ・カリテコ・dカーシェアには月額無料のプランがあります。2ヶ月に1回だけ1時間利用する料金をタイムズとカレコ(月額無料)で比較すると、タイムズは1760円なのに対してカレコは1020円で済みます。カーシェアを利用しない月があるようならタイムズは不利といえます。

利用料金の最安値は15分あたり187円(10分あたり140円)のカリテコで、タイムズはオリックス・カレコよりも高いため利用料金でお得感はありません。ただ、オリックスは短時間利用でも距離料金が発生します。タイムズは6時間未満なら距離料金は発生しませんから、6時間未満の利用ならオリックスよりはタイムズの方が安いといえます。一方で6時間以上の利用ではタイムズも距離料金が発生するため、パック料金が安いオリックスの方が得となります。

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ステーション数

「全国のカーシェアリング事例一覧2020(公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団)」によると、タイムズの車両ステーション数は12969所で、毎年1000ヵ所のペースで増加しています。オリックス・カレコよりも1万ヶ所以上多いため、身近な場所に車両ステーションがあるかという点ではタイムズに圧倒的な優位性があります。次いで下図の主要都市における車両ステーション数を見て下さい。

タイムズ・オリックス・カレコ・カリテコ・dカーシェアの車両ステーションの合計及び東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・愛知の各県にある車両ステーション数(出典:各社の公式HPの数字から当社が独自に作成)

東京・神奈川・千葉・埼玉でのタイムズの車両ステーション数は他社を圧倒しています。西日本の大阪・兵庫・愛知でも同様にタイムズが圧倒的に多く、愛知を地盤にしているカリテコが愛知県内では数では善戦している程度です。

ただ、オリックス・カレコ・カリテコの3つを利用できるドコモのdカーシェアなら、少なくとも東京においてはタイムズに迫るステーション数になります。いつも利用したい時にタイムズでは予約が空いてない人はdカーシェアを検討しても良いかもしれません。

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メリット

タイムズのメリットは、まずは入会方法が多岐に渡る点が挙げられます。他社ではインターネットか郵送か説明会の3択か、インターネットのみに限られていることが多いです。その点、タイムズはICカードを受け取るのに無人入会機やタイムズレンタカーで受け取る方法があります。おためしキャンペーンも頻繁に行われており、得するタイミングを逃す可能性は低めです。

料金面では月額基本料金は880円は利用料金に充当が可能で、最大時間料金の仕組みもメリットです。ただ、最大時間料金の仕組みはオリックス・カレコも同様で、タイムズだけのメリットではありません。それよりは6時間以内の利用は距離料金が発生しない点は、オリックスには無いメリットとなっています。

また、パック料金ではオリックス・カレコよりも高いものが大半ですが、ナイトパック(18時~翌日9時)の料金は2社にヒケをとりません。オリックスが2600円でカレコが2700円なのに対して、タイムズは2640円とオリックスと40円差だからです。夜間パックの使い道はドライブインシアター等に限定されそうですが、他のパックよりも利用時間の長さの割りに安いため狙い目といえそうです。

さらに最近の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、通勤者のためにナイトパックを2400円から770円、駐車場付きナイトパックを800円まで2020年10月まで期間限定で大幅値下げしました。ナイトパックの利用時間は18時~翌日9時ですから変に思うかもしれませんが、会社の近くに車両ステーションがあれば上手く利用できます。

タイムズの通勤者のためのナイトパックの仕組み・使い方(出典:タイムズ カーシェア公式サイト)

具体的には会社からカーシェアの車で帰宅して自宅の近くの駐車場に止めて、翌日の9時までに返却して出社するという使い方です。800円の中にはタイムズの駐車場代金も含まれますから、自宅の近くにタイムズの駐車場があれば駐車料金も発生しません。今のところ2020年8月3日から10月1日までの期間限定で、エリアも東京都世田谷区と大阪府吹田市に限られていますが、ウイルスの感染状況次第では有効な通勤の代替手段となるかもしれません。

また、あまり知名度は高くありませんがTCPプログラム(タイムズ・カーシェア・ポイント)もメリットといえます。カーシェアの利用状況によってステージが上昇し様々な特典が受けられます。その中でも最も大きいのが100CPで到達するステージ2で、ステージ2なら月額基本料金が無料になります。

タイムズのTCPプログラム(タイムズ・カーシェア・ポイント)の仕組み(出典:タイムズ カーシェア公式サイト)

ポイントはキレイ度チェック・エコドライブ(急加速・急減速しない)・給油等で貯まりますが、最も大きいのは積算走行距離とTCPあんぜん走行距離です。前者は100km毎に5ポイントが獲得でき、後者は無事故なら100km毎に5ポイントが貯まります。ポイントの有効期限は13ヶ月ですから、1年間に1000km走れば100ポイントに達します。

1000キロは東京~箱根間の5往復分に相当しますから、ハードルは低くはありません。しかし、ポイントの有効期限は13ヶ月ですから不可能ではありません。自動車の利用実態調査(国土交通省)によれば自家用車の年間走行距離は約1万kmですから、その10分の1でしかありません。週末ドライバー(サンデードライバー)の年間走行距離は2~3000km程度とされていますから週末だけでも到達可能なはずです。

さらにジュニアシートが全車種に配備され、チャイルドシートも一部の車両で配備されています。チャイルドシートは一部の車両のみですが、0~2歳の子供を持つ親は電車ではなく自動車での移動を検討している人も多いでしょう。そういった人にはメリットといえます。

そして、タイムズの最大のメリットが圧倒的な車両ステーション数です。他社のカーシェアは駅から比較的近い場所にある傾向が強いのですが、タイムズは駅から遠い場所や郊外の住宅地にもあります。そのため自宅を出て即運転開始とはいきませんが、5分ほど歩けば車両ステーションに行ける人は多いはずです。どれだけ安かろうが車両ステーションが自分の近くに無ければ無意味ですから、このメリットは非常に大きいといえます。

デメリット

タイムズのデメリットは、入会当日に利用するには説明会・無人入会機・タイムズ店舗のどれかを使うしかない点が挙げられます。いずれにせよ自分の足でどこかに行く必要があり、今すぐに利用開始したい人にとっては手間です。その点、カレコであれば15時前であれば当日審査で入会完了し利用が開始できます。ふとした思い付きで当日利用できないのは人によってはデメリットとなります。

また、利用料金に充当できるとはいえ月額料金の880円が必要な点もデメリットです。利用しない月があれば月額料金は無駄な出費となります。その点、オリックス・カレコ・カリテコ等の他社のカーシェアでは通常プランの他に基本料金が無料のプランがあります。自動車に乗る頻度が月1回以下の人には月額料金はデメリットです。

さらに料金面ではオリックス・カレコよりも時間あたりの料金が高く、パック料金でもナイトパック以外は500円~2000円ほど他社よりも高くなっています。それも2019年の料金改定で6時間パックは200円、24時間パックは400円ほど値上げされています。今後も値上げが続くようであれば料金面でのデメリットは一層大きくなります。

同じく料金改定で導入されたミニマムチャージもデメリットです。ミニマムチャージは24時間以上の予約して、実際の利用は2時間未満でも2時間分の料金を請求される仕組みです。泊りがけの外出が急病等で急遽中止になった場合等が想定されます。これも会員が予約を取りやすくするための施策の一環ですが、料金面ではデメリットとなります。

タイムズのミニマムチャージの仕組み(出典:タイムズ カーシェア公式サイト)

また、車種はカレコよりも少なく、2019年の料金改定の際に一部車種がベーシッククラスからミドルクラスに値上がりしました。その中には利用頻度が高かったであろうトヨタのシエンタ・ホンダのフリード・マツダのプレマシー等が含まれています。その逆にスバル XVやマツダのCX-5がプレミアムクラスからミドルクラスに値下げされましたが、安く大きめの車に乗りたい人にはデメリットです。

最大のメリットである車両ステーション数の多さも、会員数が137万人と非常に多いためメリットが薄まることがあります。元々、大型連休や雨天時に予約が取りにくい(予約できる時間が短い)車両ステーションがありましたが、それでも周囲に複数の車両ステーションがあれば問題はありませんでした。しかし、昨今のコロナ禍で自動車での移動が見直されたため、状況次第で予約が取れないステーションは増加しています。

ちなみにメリットで記述したTCPプログラムも、人によってはメリットにはなりません。特に2~3ヶ月に1回だけ6時間パックを使うような人は、月額料金が無料になるステージ2になるのは不可能です。利用時間だけ考えれば6時間で60kmで走行すれば360kmで30ポイント獲得でき、3回か4回で100ポイントに到達します。しかし、実際は目的地で時間を費やすわけですから6時間のうち運転するのは2~3時間です。100ポイントは難しいと言わざるを得ません。

評判・会員数

タイムズの会員数は2005年2月の開始から順調に伸びており、2018年が96.5万人、2019年が117万人、2020年が137万人と毎年20万人近い増加をしています。評判が悪ければ会員数は減るか横ばいになるため、その意味で評判は悪くないといえます。カレコの2020年の会員数は17万人でオリックスが27万人のため、ステーション数も会員数と関係するとはいえ会員数から考えればタイムズが一番評判が良いともいえます。

会員数以外の側面から考えると、タイムズの方がオリックスよりも評判が悪い可能性もあります。調査会社のJDパワーの「カーシェアリングサービス顧客満足度調査2020」ではオリックスが首位で、次いでタイムズ・カレコの順番です。この調査は3601人を対象にしているため、数人・数十人の口コミよりも信頼が置けます。

カーシェアの顧客満足度ランキング(出典:J.Dパワー 2020カーシェアリングサービス顧客満足度調査)

この調査の評価項目は各種料金・サービスメニュー・車両・予約・コールセンターです。各種料金の比重が33%と高いため、3社の中で利用料金が最も高いタイムズの評価が低いのは当然かもしれません。もしくはデメリットで既述した何らかの要素が響いた可能性もあります。

一方でオリコンのカーシェアリング顧客満足度ランキング2020では、総合評価では1位がタイムズで2位がオリックスです。ただ、コストパフォーマンスではオリックスに次ぐ2位となっています。オリコンの調査は1058人を対象にしている調査です。

オリコンのカーシェアリングランキング(出典:オリコン カーシェアリング 顧客満足度調査2020)

JDパワーにせよオリコンにせよ、タイムズの評判で悪い点があるとすれば料金面にあると考えて良いのかもしれません。大規模調査ではタイムズが全てにおいてベストとはいえないことを示しています。

総合評価(おすすめか?)

料金面・予約面などで不満や不安がありますが、やはり圧倒的な車両ステーション数から考えておすすめのカーシェアといえそうです。ただ、月額料金が発生するため月1回は利用するか、最低でも2ヶ月に1回は利用するぐらいの利用頻度は欲しいところです。

その一方で、最低でも2ヶ月に1回も乗らないような人はタイムズはおすすめできません。オリックスやカレコの月額料金無料プランも検討した方が賢明でしょう。カレコもオリックスも車両ステーションが近くにある人はdカーシェアで試しに利用して両者を比べるのも良いかもしれまえん。また、小まめに運転する人でオリックスのゴールドステージに該当するぐらい乗る人は、料金の安いオリックスを軸に検討した方が賢明でしょう。