テレビの選び方:最適なサイズのテレビを選ぶ方法

自分に合う最適なサイズのTVを選ぶ方法は、部屋の広さ・現在のTVサイズ2画面表示などの機能を見極めることだ。

自分に合った最適なサイズのテレビを決めるポイントは下記の4点だ。
①部屋の広さで設置できる限界のサイズを知る(ご参照:部屋の広さでテレビを選ぶ
②今のテレビが4:3(ブラウン管テレビの比率)からの買い替えで、同じサイズを買う場合
③2番組の同時視聴(2画面表示)を頻繁に使用するか否か?
④3Dが欲しいか?画質にこだわるか?テレビの画面サイズを自在にしたいか?

ブラウン管テレビと液晶テレビの画面比率の違い

まず「今のテレビが4:3で、同じサイズを買いたい場合」には、左図を参照してほしい。注意したいのは、4:3と16:9のテレビで同じ型(サイズ)のテレビを購入すると、高さが異なるという点だ。高さを同じにサイズにすれば、当然横幅も異なるという点にも注意してほしい。横の大きさを見誤って壁の角に置けない、大き過ぎて家具からはみ出る等がないようにしたい。

2画面表示

次に「2番組の同時視聴(2画面表示)」だが、端的に言うと、2つの番組を同時に視聴できる機能だ。以前は、左右の画面のサイズは固定だったが、最近ではフレキシブル画面という機能で、左右の画面サイズを片方を小さくした分、もう片方の画面サイズを大きくすることも可能になった。

ただし、地デジを2番組で同時に視聴できないテレビも多い。例えば、地デジと外部入力に限定、録画中は不可能など、制約される点には注意だ。

また、この機能は、TVを2分割するので、単純に画面サイズは小さくなる。この機能を多用するようであれば、TVのサイズは、現在のテレビ・部屋に合わせたテレビのサイズより大きいものを購入した方がいい。最近では、左でインターネット、右で地上波のテレビを視聴することもできるテレビもある。この機能を多用する場合でも、同様に大きめのサイズを購入してもいいだろう。

また、3Dテレビが欲しい場合には、概ね40v型以上のテレビを購入する必要がある。実際には、小型の3Dテレビも存在するが、小さい画面で物が飛び出ても迫力に欠けるため、3Dの魅力が半減となる。テレビの画質にこだわる人は、TVの視聴距離をベスト以上にする必要がある。なぜなら、最近の液晶テレビの画質が向上しているとはいえ、テレビを近くで視聴すれば、ノイズや画質の荒れが目立ってしまうのだ。ここまでで、いちいちテレビのサイズを考えるのも、めんどくさくなってしまった人は、テレビパソコン(地デジ対応テレビ)を購入する手もある。テレビパソコンであれば、PCのウィンドウサイズを変更するように、自在にテレビを視聴するサイズを変更できる。

現在、部屋の大きさで、テレビのサイズを決めるのが主流のようだ。次にブラウン管サイズから液晶サイズに変更するパターンと、TVメーカーのHPでも、そのように記述されている。
だが、機能(特に自分が使いたい機能、頻繁に使いたい機能)に注意してTVのサイズを決めることで、自分にとって最適な、よりよいテレビを購入することに繋がるだろう。