46v型液晶テレビ・Wooo/ 型番:L46-S08 レビュー

46v型Wooo(L46-S08)
オススメ度:
2
メーカー:
日立(Wooo)
型番:
L46-S08
サイズ:
46v型液晶テレビ
発売日:
2011/4/1
最安値:
242,239円 ※2011年12月現在
コンセプト:
エコ性能と優れた映像部を実現する、スリムブロックLEDパネル搭載モデル

46v型Wooo(型番:L46-S08)は、デザインと最新液晶以外には?

このWoooは今年からリリースされた新シリーズで、Woooの中では最もハイスペックなシリーズとして位置づけられている。このWoooの購入に際して知っておきたいのは、①従来のWoooシリーズとは大幅変更したデザイン、②S-LEDパネル、③USBハードディスクで録画可能、④他社の46v型と比較すると価格は高額な部類(後述)の4点だ。主な注意点としては、①倍の時間を録画する長時間録画は不可、②3Dは視聴不可、③2番組の同時視聴は不可能、という3点だ。

CORED DESIGN(コアドデザイン)

まず「大幅に変更されたデザイン」だが、新デザインはCORED DESIGNと呼ばれ、他メーカーはフレーム(筐体)を黒に加工しているが、磨き上げられたアルミボディをそのまま採用している。

さらにエッジの部分はダイヤモンドカットを施し、スタンドは円形を採用している。画面下部に存在するセンサーは操作時のみ光り、全体のデザインを邪魔せずに一体化している。細部にも、かなりこだわって設計されているようで、このデザインは、どんな部屋の基調にも合いやすいだろう。また、テレビは本体から発する微量な電気でホコリを寄せ付け、さらに本体がブラックになっているとホコリが目立つが、ブラックのテレビよりもホコリが目立たないかもしれない。

S-LEDパネル

次に「S-LEDパネル」は、通常であれば、バックライト全面を発光させて明暗を表示するのだが、その明暗の部分を小さいブロック毎に明暗の発光を分けるため、より黒との境界線をハッキリと、黒の部分はより黒に近い色を表現することができるようになった。

上記以外にも、部屋の照明やジャンルによって画質を調整して省エネ・省電力効果もある「おまかせ画質センサー3」、以前のWoooとは異なり専用カセットではなく市販のUSBハードディスクで録画でき、さらに裏番組の録画も可能な「外部録画機能」、スマートフォンのアプリで遠隔操作が可能な「Wooo Remote」、アクトビラやツタヤTVの視聴とTV版Yahooを閲覧できる「Wooonet」等は搭載されている。ただし、USBのHDDでの録画では倍時間の録画は不可能で標準のTSモードのみに対応、さらに2番組の同時録画は不可能な点は注意したい。また、2番組の同時視聴(2画面表示)は外部入力と地デジのみ可能で、地デジと地デジの2番組の視聴は不可、3Dは視聴不可な点には注意したい。

サイズは、幅106.6cm、高さ69.1cm、奥行き33.0cmだが、サイズに加えて価格(2011年12月/価格.com等参照)を他社(アクオス、ブラビア、ビエラ、ウー、リアル)の46v型液晶テレビと比較した。ただし、ビエラとリアルは46v型テレビが無いため、比較対象外としている。正確には、46v型で録画機能が内蔵されていないTVが、昨年以降は発売されていない。また、レグザは46v型を近年は発売していないため、代わりに47v型を比較対象とした。電気代は1Kwhを24円、1日のテレビ視聴時間は4.5時間で計算した。

製品名 アクオス
LC-46L5
ブラビア
KDL-46HX820
ブラビア
KDL-46HX920
ブラビア
KDL-46NX720
ウー
L46-S08
レグザ
47Z3
幅(cm) 108.6cm 108.3cm 111.6cm 108.4cm 106.6cm 112.7cm
高さ(cm) 72.8cm 69.3cm 71.9cm 69.4cm 69.1cm 75.6cm
奥行き(cm) 30.2cm 25.5cm 33.5cm 25.8cm 33.0cm 25.4cm
総体積(cm3) 238,763 191,382 268,805 194,092 243,079 216,411
年間の電気代 2,880円 3,312円 3,624円 2,904円 2,376円 2,736円
本体価格 144,510円 175,068円 185,800円 130,489円 242,239円 175,642円

上図の通り、幅・高さは他社と比較すると最小サイズだ。ただし、奥行きは円形のスタンドを採用しているためか大きく、結果的にトータルの体積ではイマイチな数字となっている。また、年間消費電力も優秀で、他社よりも省電力を実現している。その差は年間で最大1,300円あり、仮に10年間TVを使用すると13,000円の差額となる。Woooの価格は3社の中では最高額の価格だ。電気代を考慮すれば1万円程度は安価となるが、他社との本体価格の差額である5万円近くは埋められそうにない。

結論としては、外観や液晶パネルは最新となっており評価もできるが、全体の機能で考えると他社との大きな差は感じられない。もちろんWoooの最新機能が欲しい人にはオススメだが、それでも他社よりも5万近くの高額な価格を払う価値があるかは疑問だ。レグザやブラビアの高機能モデルの方がオススメできる。価格も有利になり、スペック的にWoooには劣っていない。劣っているどころか勝っている点もある。やはり、最新のWoooが欲しい人、デザインが気に入った人以外にはオススメできそうにないテレビだ。