46v型液晶テレビ・ブラビア/ 型番:KDL-46HX920 レビュー

46v型ブラビア(KDL-46HX920)
オススメ度:
1
メーカー:
ソニー(ブラビア)
型番:
KDL-46HX920
サイズ:
46v型液晶テレビ
発売日:
2011/4/1
最安値:
185,800円 ※2011年12月現在
コンセプト:

次世代超解像を搭載。ソニーの高画質技術を結集したフラッグシップモデル

46v型ブラビア(型番:KDL-46HX920)は、高価格なだけでメリット薄い?

このブラビアの購入に際して知っておきたいのは、①X-REALITY PROとインテリジェント・ピークLED、②16倍速で激しい動きが滑らか、③サウンドバースタンド・ブラビアチャンネル、④他社の46v型と比較すると高額(後述)という4点だ。
主な注意点としては、①3Dメガネは別売り、②外部録画は裏番組の録画は不可でチャンネル固定、③2番組の同時視聴は外部入力と地デジに限定、という3点だ。

インテリジェント

まず「X-REALITY PRO」だが、この機能は画素が足らずにボヤける映像を鮮明にする。東芝の超解像技術などと似通るが、ソニーの場合は、Youtubeなどのインターネット動画も意識して設計されたようだ。

「インテリジェント・ピークLED」は、通常であれば全体が光ってしまう液晶パネルでは、黒を表現する際に境目も微妙に光ってしまうところを、明るい部分だけのLEDを点灯させることで境目をハッキリさせることができる。もちろん境目だけでなく、明るさの度合いによって発光具合を調整するため、より色で考えると濃淡がハッキリしてくる。

サウンドバースタンド

「サウンドバースタンド」は別売りだが、ありきたりで淡白な黒のプラスチックのスタンドではなく、スタンドにデザイン性を持たせることができる。
スピーカー自体も2.1chで、TV本体のスピーカーと相まって音に奥行きを持たせることができる。ソニー製のため互換性・相性も良いはずだ。

上記以外にも、Youtube、DMMテレビ、U-NEXTなどで動画を視聴可能になるブラビアチャンネル、3D映像を視聴可能、他社同様に倍速機能で速い動きも滑らかになる「4倍速機能」、部屋の外光を反射しにくい「オプティコントラストパネル」、部屋の明るさによって画質を調整する「おまかせ画質センサー」、外付けHDDを繋げて番組を録画も可能だ。もちろん、テレビの前から人が消えると省エネモードに移行する「人感センサー」も搭載されている。ただし、3Dメガネは別売りで同梱されておらず、2番組の同時視聴は、右画面と左画面のサイズを自由に動かせるフレキシブル画面だが、地上波の番組と外部入力の2画面に限定されている。外付けのUSBのHDDで録画も可能だが、裏番組の録画や2番組の同時録画は不可能となっている。

サイズは、幅111.6cm、高さ71.9cm、奥行き33.5cmだが、サイズに加えて価格(2011年12月/価格.com等参照)を他社(アクオス、ブラビア、ビエラ、ウー、リアル)の46v型液晶テレビと比較した。ただし、ビエラとリアルは46v型テレビが無いため、比較対象外としている。正確には46v型で録画機能が内蔵されていないTVが、昨年以降は発売されていない)また、レグザは46v型を近年は発売していないため、代わりに47v型を比較対象とした。電気代は1Kwhを24円、1日のテレビ視聴時間は4.5時間で計算した。

製品名 アクオス
LC-46L5
ブラビア
KDL-46HX820
ブラビア
KDL-46HX920
ブラビア
KDL-46NX720
ウー
L46-S08
レグザ
47Z3
幅(cm) 108.6cm 108.3cm 111.6cm 108.4cm 106.6cm 112.7cm
高さ(cm) 72.8cm 69.3cm 71.9cm 69.4cm 69.1cm 75.6cm
奥行き(cm) 30.2cm 25.5cm 33.5cm 25.8cm 33.0cm 25.4cm
総体積(cm3) 238,763 191,382 268,805 194,092 243,079 216,411
年間の電気代 2,880円 3,312円 3,624円 2,904円 2,376円 2,736円
本体価格 144,510円 175,068円 185,800円 130,489円 242,239円 175,642円

上図の通り、幅・高さ・奥行きは他社と比較すると大きいサイズで、奥行きに至ってはワースト1だ。結果的にトータルの体積でもワースト1でスペースを割いてしまうテレビといえる。年間消費電力もワーストで、他社よりも電気代を要する。他社との差は年間で最大1,300円あり、仮に10年間TVを使用すると13,000円の差額となる。価格だが、ブラビアは他社の中では高額な部類だ。ブラビア同士でも最大で3万円程度の差額があり、電気代も高額になっているため、他テレビとの差は埋まりそうにない。

結論としては、画質等はブラビアでもフラッグシップモデルと言われているだけあって、他のブラビアなどよりもスペックは上だが、それだけの価値があるかは疑問だ。他の機能は、よくて他社同様、一部の機能は劣っている点もある(外部録画など)このテレビに18万を支払うのであれば、アクオスやレグザを検討してもいいだろう。外部録画や他の機能では勝っている点も多いためだ。ソニーのハイエンドモデル(特に画質)が欲しい人以外にはオススメできそうにないテレビだ。