40v型液晶テレビ・アクオス/ 型番:LC-40F3 レビュー

40v型アクオス(LC-40F3)
オススメ度:
4
メーカー:
シャープ(AQUOS)
型番:
LC-40F3
サイズ:
40v型液晶テレビ
発売日:
2011/9/15
最安値:
112,989円 ※2011年11月現在
コンセプト:
お好みの場所に設置できるベーシックモデル

40v型アクオス(型番:LC-40F3)は3D不要でフリースタイルしたい人向け!

このテレビの機能で知っておきたいのは、①テレビの置き場所を選ばないフリースタイル、②AQUOS CITY、③マイサークルとぐるぐる選局、④他社の40v型と比較すると高価格(後述)の4点だ。
注意点としては、①3Dは視聴不可、②USB外付けHDDで録画可能だが、録画中はチャンネルが固定され2番組の同時録画は不可能、③2番組の2画面表示は不可という3点だ。

フリースタイルアクオス

まず「置き場所を選ばないフリースタイル」だが、これは、通常であれば壁のTVチューナー端子の近くの場所にテレビの位置は限定される。だが、このアクオスは壁のチューナー端子にディスプレイとは別になったチューナーボックスを接続することで、液晶ディスプレイ部は自由な場所に置くことができる。

ただし、TV映像をwifi通信で飛ばしているため、通信の範囲外にディスプレイを設置すると、当然ながら番組を視聴することは不可能となる。その距離は、チューナーのある同部屋までと考えた方がいい。隣室までディスプレイを動かせば、各部屋の構造や配置等に左右される通信状態にもよるが大抵は厳しいだろう。

ジョグダイヤル及びマイサークル

次に「AQUOS CITY」だが、他社TVでも同様に利用可能な動画系サイトであるYouTube・アクトビラ等の動画サイトを利用可能だ。
「マイサークルとぐるぐる選局」だが、このフリースタイルアクオスから採用されたリモコンで、グルグルとサークル(昔のiPodとは異なり実際に動くダイヤル)を回すことで操作できる。画面もジョグダイヤルに合わせて操作できるようになっており、機能や録画した動画をサークルを回すことで選択できるようになっている。使用の良し悪しは個人差があるだろうが、片手での操作が多少は楽になるかもしれない。

その他、購入者の好みで画質を調整する「おまかせ画質センサー」、パネルの隙間を埋めて"白"の発色が良くなり"黒"がより深い黒になる「UV2A」技術、、外付けHDDで録画が可能、カレンダーや時計が表示される定番機能や、有害なインターネットサイトをブロックするPCのような機能も搭載されている。ただし、3D映像の視聴不可、USB接続の外付けHDDで録画可能だが、録画中はチャンネルが固定され2番組の同時録画は不可能、2番組の2画面表示は不可、以上には注意が必要だ。

サイズは、幅92.6cm、高さ57.7cm、奥行き21.2cmだが、サイズに加えて価格(2011年11月/価格.com等参照)を他社(ブラビア、ビエラ、レグザ、リアル、ウー)の40v型の液晶テレビと比較したのが下図だ。電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。

製品名 レグザ
40BC3
アクオス
LC-40F3
アクオス
LC-40L5
ブラビア
KDL-40HX720
リアル
LCD-40DRW2
ビエラ・Wooo
40型はナシ
幅(cm) 97.6cm 92.6cm 95.3cm 94.3cm 95.1cm -
高さ(cm) 66.5cm 57.7cm 64.8cm 61.5cm 64.4cm -
奥行き(cm) 24.7cm 21.2cm 26.8cm 21.0cm 27.4cm -
総体積(cm3) 160,312 113,272 165,501 121,788 167,809 -
年間の電気代 2,568円 2,232円 2,544円 3,072円 2,280円 -
本体価格 85,488円 112,989円 125,000円 73,261円 93,300円 -

上図の通り、幅と高さは最小サイズで、奥行きこそブラビアに劣るが、かなり優秀なサイズといえる。トータルの体積で考えてもサイズは最小サイズだ。置き場所を選ばないと謳っているだけあって、どのような場所でもディスプレイが邪魔にならないように、かなりサイズを削ったのかもしない。年間消費電力も優秀で、チューナー部分でも電気を消耗しているはずだが、上図の通り、他社TVよりも省電力を実現している。ブラビアとの差額である800円は、10年間使用すると8,000円程度の差になる。無視はできない金額になるが、本体価格の差は埋められそうにない。
価格比較だが、アクオスは他社TVよりは高価格だ。フリースタイル・アクオスという新しい機能となっているためだろう。最安値のブラビアとの2万5千円の差額は電気代で8千円は埋められる。2万円の差額と考えれば、この新しいスタイルのテレビ視聴を導入する価格面でのハードルは、多少は下がるかもしれない。

結論としては、場所を選ばずにテレビを置ける「フリースタイル」が気に入った人にはオススメできるが、wifiの電波が届く距離が建物で制限されるケースがある、裏番組録画が不可(録画中はチャンネルが固定される)、2番組の同時視聴は不可と注意点も多いテレビといえる。これらのポイントを踏まえて、覚悟があるのであれば購入してもいいだろう。もしも、早急に購入する必要が無いのであれば、シャープは来年のモデルでも機能のパワーアップを図ると予想されるため、来年のモデルまで待つのも手だ。フリースタイルに固執しない人は、3D視聴を希望するのであればビエラやウー、安値を追求するのであればブラビアがバランスも良くオススメできる。