32v型液晶テレビ・レグザ/ 型番:32S7 レビュー

32v型レグザ(32S7)
オススメ度:
2
メーカー:
東芝(TOSHIBA)
型番:
32S7
サイズ:
32v型液晶テレビ
発売日:
2013/5/21
最安値:
44,000円 ※2013年6月現在
コンセプト:
レグザの誇る映像美と録画機能を、この1台に。

32v型レグザ(型番:32S7)はイマイチおすすめできないテレビか!

このレグザSシリーズは、クラウドや高画質に拘ったZシリーズや高画質に特化したJシリーズと、シンプルな構成にしたBシリーズの、ちょうど中間に近い位置のシリーズといえる。さて、このレグザで特徴的なのは ①テレビアニメ/ゴルフモード ②USB接続HDDで録画が可能 ③アートクロックという3点だ。注意したいのが、2番組の同時録画と長時間録画が不可、Youtube,2画面表示が不可などだ。

レグザ32S7の各種機能(アニメ・ゴルフモード・外付けHDD録画など)

まず画質関連の機能だが、画素数がフルハイビジョンに満たない映像を補完して高画質にする「レゾリューションプラス4」、アニメに最適な画質に変換してくれる「アニメモード」、同じく「ゴルフモード」が搭載されている。アニメ・ゴルフを頻繁に視聴するようなユーザー(2つを兼ね備えた人は稀有かもしれないが、例えば子持ちの家庭など)に適した機能だが、これらの機能は以前のシリーズから搭載されており、特に新機能というわけでもない。

また、USB接続のHDDで録画が可能で、同時に4台まで接続できるため容量不足の懸念はある程度は払拭できる。だが、チューナーが1つのため、TV番組の録画中にはチャンネルが固定され、他番組(裏番組)を視聴できず、当然ながら2番組の同時録画はできない。さらに画質を劣化して録画可能になる時間を延ばせる「長時間録画」にも未対応で、2TBのHDDでは録画時間は約250時間となる。録画機能に関しては過大な期待はできない。また、新機能では「アートクロック」と呼ばれるテレビ画面いっぱいに時計が表示される機能があるが、時計を全面表示させる意義が薄く(家に時計が無い人ならいざ知らず)その使い勝手は微妙と言わざるを得ない。

次に、本体価格・サイズ(幅・高さ・奥行き)・年間の電気代に加え、各種機能の対応状況を他社(ブラビア、ウー、レグザ、リアル、ビエラ)の2013年発売の32v型の液晶テレビと比較した。価格は2013年6月現在の価格を価格.com/比較.comなどを参考にした。また、年間電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。ただし、リアルの32v型はHDD内蔵モデルのみで発売時期も2012年のため割愛した。

32v型液晶テレビ(アクオスLC-32H9・アクオスLC-32J9・ブラビアKDL-32W600A・ビエラTH-L32X6・レグザ32S7・ウーL32-K1)の幅・高さ・奥行き・体積・電気代・価格の比較表

まず本体価格だが、他社テレビでは32v型で3万円台が散見される一方で、5万円台になっているメーカーもあり、このレグザの場合は中間の価格といえる。その一方で、年間で要する電気代は中間ではなく、高額な部類に入る。上図の2013年発売モデルの中で最省電力を実現したアクオスと比較すると、年間で200円の差があり、これは5年で1,000円、10年で2,000円となる。トータルで考えると、さらに価格差は広がることになる。また、サイズ面では特に目立った数字はなく、各種機能の対応状況でも未対応の機能が目立つ。特に注意したいデメリットは、裏番組録画・長時間録画の不可か。インターネットに関しても、各テレビ局の放送番組を見逃した際にオンデマンドで視聴できる「もっとTV」や、Youtube再生機能、ひかりTVに未対応となっている。録画機能だけでなくネット機能にも開度な期待は禁物といえそうだ。

結論としては、価格と機能を考慮すると、いまいちオススメできないテレビだ。特筆すべき目立った機能がなく、逆に未対応の機能が多い点が目立つ。そのわりに価格が安価というわけでもない。それなら対応機能が多く価格も安価なアクオス、録画機能は1枚落ち価格も上昇してしまうがネット・便利機能が充実しているブラビアあたりを検討した方が賢明だろう。