32v型液晶テレビ・レグザ/ 型番:32R3 レビュー

32v型レグザ(32R3)
オススメ度:
2
メーカー:
東芝(LED REGZA)
型番:
32R3
サイズ:
32v型液晶テレビ
発売日:
2012/5/25
最安値:
53,649円 ※2012年7月現在
コンセプト:
きれいな映像と使いやすい録画機能。多機能パーソナルレグザ

32v型レグザ(型番:32R3)は他社より2万高い価値があるかどうか!

このテレビは2012年5月発売だが、レグザは同年2012年2月に32AC4も発表している。このページで記述する32R3は、32AC4よりも若干だが高機能モデルという位置づけだ。特徴・ポイントは下記となる。
①レゾリューションプラス4 /IPSパネル
②2チューナー搭載のため外付けHDDでも裏番組録画が可能
③インターネット/ブロードバンド対応 ※一部除く
注意点としては、3Dは視聴不可、外付けHDDでの2番組同時録画は不可、2番組の同時視聴は不可、ネットダブルウィンドウは未搭載という4点だ。

IPSパネル及びUSB外付けHDDで録画

まず「レゾリューションプラス4」だが、この機能はハイビジュンや高画質ではない映像(DVDなど)を解像度を高い映像に補完する機能だ。「IPSパネル」はパナソニックのビエラシリーズにも採用されており、斜めから見ても綺麗に見ることが可能だ。

次に「USBハードディスク録画」だが、32AC4には搭載されていない。この機能では、別売りのバッファローなどのUSBハードディスクを購入してレグザと接続することで録画が可能となる。さらに、USBハブを使えば最大4台まで接続できる。

また、一部のレグザでは裏番組録画が不可だが、このレグザでは可能で、録画中でもチャンネルが固定されることはない。ただし、長時間録画(倍録画)には対応していないため、録画時間は500GBのHDDでも62時間程度となるため注意したい。

TV版Yahoo及びツタヤTV

次に「インターネット/ブロードバンド対応」では、インターネットと接続してハイビジョンで動画などを視聴できる。ただし、対応しているのはアクトビラ・TV版Yahoo・ツタヤTVの3つだ。Yahooには動画があるイメージは薄いが、オフィシャルチャンネル配信の映像が4000本はあるようだ。

しかし、YouTubeは再生できず、U-NEXT・スカパーオンデマンド・ひかりTVなどに対応していない。他のハイエンドなレグザであれば対応している点、ブラビア・ビエラは対応している点を考えれば、このレグザはインターネットでは一歩劣っている印象だ。

上記以外にも、ゲームに適した画面になる「ゲームダイレクト機能」、人の肌などの質感をリアルに再現する「質感リアライザー」などが搭載されている。一方で、3D映像の視聴は不可、レグザで録画した番組をスマートフォンやタブレット端末で視聴できる「レグザApps」やオススメTV番組を教えてくれる「おすすめサービス」などの機能が利用できない。また、画面を2分割して2番組を視聴する(ダブルウィンドウ)、ネットを見ながらテレビ番組を視聴できるネットダブルウィンドウも搭載されていないため注意したい。

サイズは、幅78.9cm、高さ57.7cm、奥行き24.0cmだが、これに加え価格(2012年7月/価格.com等参照)を他社(ブラビア、ビエラ、レグザ、リアル、ウー)の32v型の液晶テレビと比較したのが下図だ。ただし、三菱電機のリアルは32型春夏モデルを発売しなかったため、最新の32v型を比較対象とした。※32v型録再モデルは発売している電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。

32v型液晶テレビ(アクオスLC-32H9・アクオスLC-32J9・ブラビアKDL-32W600A・ビエラTH-L32X6・レグザ32R3・ウーL32-K1)の幅・高さ・奥行き・体積・電気代・価格の比較表

上図の通り、幅・高さ・奥行きの全てが他社よりも大きめになっている。特に奥行きは、他社32v型と比較するとワーストの大きさで、オートターン搭載で大きくなっているリアルに次ぐ大きさだ。年間消費電力も、お世辞にも省電力とはいえず、電気代を要する部類に入る。特にビエラと比較すると約2倍の電気代となり、10年間同じテレビを使用し続けると7,000円の電気代を余計に食う。電気代が値上がりし、節電が謳われる昨今、この電気代の差は大きなデメリットか。。。

価格だが、このレグザの価格は他社の32v型と比較すると高額だ。同じ2012年5月に発売したブラビアよりも安価ではあるが、それ以外の他社モデルよりも20,000円近く高額になっている。また、前述の電気代のことを考えればビエラなどの省電力モデルとは、実施は価格差が広がることも考えられる。

結論としては、確かにレグザの中では若干高機能な仕様ではあるが、そのために他社よりも2万円近く多く支払えるなら購入してもいいだろう。特に、最大4台まで接続できるUSBハードディスク録画や、裏番組録画などの機能を評価できるのであれば問題ない。ただし、インターネット機能は充実しているとはいえず、ネットダブルウィンドウなどの便利機能、最新機能も多いとはいえない。以前のバージョンから、特段にパワーアップした箇所も見出すのが難しい。この状態で他社との価格差である2万円分の価値があるかは微妙ともとれる。せめて4万円台になるまで待つという手もあるだろう。もしくは、型落ちのレグザのハイエンドモデルを選んで便利機能を堪能するのもアリだ。