32v型液晶テレビ・レグザ/ 型番:32AC4 レビュー

32v型レグザ(32AC4)
オススメ度:
2
メーカー:
東芝(LED REGZA)
型番:
32AC4
サイズ:
32v型液晶テレビ
発売日:
2012/2/24
最安値:
30,600円 ※2012年5月現在
コンセプト:
超解像技術で細部まで美しく。高画質ベーシックモデル

32v型レグザ(型番:32AC4)は機能を削いだだけあって32v型で最安値!

このテレビの機能で知っておきたいのは、①レゾリューションプラス4、②おまかせドンピシャ高画質2、③ラージフォントリモコン・時計ボタン(新機能)、④他社の32v型テレビと比較した際の価格は最安値(後述) の4点だ。注意点としては、①3Dは視聴不可、②外付けHDDでの録画機能は無し、③2番組の同時視聴は不可能、④アクトビラ・TV版Yahoo!・ひかりTV等のインターネットは未対応という4点だ。

レゾリューションプラス4及びおまかせドンピシャ高画質2

まず「レゾリューションプラス4」だが、この機能はハイビジュンや高画質ではない映像(DVDなど)を解像度を高い映像に補完する機能だ。4という数字になっていることから分かるようにシリーズごとに進化はしているが、2011年年末モデルからバージョンアップはされていない。

また「おまかせドンピシャ高画質2」では、部屋の明るさ・映像のジャンルなどを加味して最適化してくれる機能だ。この機能は2になり、ヒストグラムで目視の確認が可能になった。ただ、ヒストグラムで確認しても特に何かできるわけでもなく、ユーザーとしては機能が作動していることが分かる程度だ。ヒストグラム自体に特別なメリットは無いだろう。

ラージフォントリモコン・いつでも時計・タイマーなど

次に「ラージフォントリモコン・時計ボタン」は新機能だが、リモコンの文字が拡大、時計ボタンを押せば時刻が表示されるだけのシンプルな機能だ。

大きな変化ではないがタイマー機能も進化し、起床時には徐々に明るさと音量を上げ、就寝時には徐々に明るさと音量を下げるようになった。この機能はシャープにも似た機能が存在している。

上記以外にも、ゲームに適した画面になる「ゲームダイレクト機能」、人の肌などの質感をリアルに再現する「質感リアライザー」などが搭載されている。一方で、3D映像の視聴は不可、外付けHDDなどを接続して録画ができるUSB録画が不可だ。他のレグザでは標準に近く搭載されているだけに注意したい。さらに、インターネットにも対応していないため、ひかりTVやアクトビラなどの動画サービスを視聴できない他、レグザで録画した番組をスマートフォンやタブレット端末で視聴できる「レグザApps」やオススメTV番組を教えてくれる「おすすめサービス」などの機能が利用できない。また、画面を2分割して2番組を視聴する(ダブルウィンドウ)ことも不可能だ。

サイズは、幅78.4cm、高さ55.2cm、奥行き19.0cmだが、サイズに加え価格(2012年5月/価格.com等参照)を他社(ブラビア、ビエラ、レグザ、リアル、ウー)の32v型の液晶テレビと比較したのが下図だ。ただし、三菱電機のリアルは32型春夏モデルを発売しなかったため、最新の32v型を比較対象とした。※32v型録再モデルは発売している電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。

32v型液晶テレビ(アクオスLC-32V7・ブラビアKDL-32EX500・ビエラTH-L32C5・レグザ32AC4・ウーL32-K09・リアルLCD-32MR2)の幅・高さ・奥行き・体積・電気代・価格の比較表

上図の通り、幅と高さは他社よりも大きいが、奥行きは他社32v型と比較すると最小サイズだ。奥行きのサイズが起因してトータルの体積で考えれば最小サイズと考えられる。一方で、年間消費電力は、お世辞にも省電力とはいえず、ワーストの数字だ。ビエラと比較すると2倍の電気代を要する。何もしなくとも10年間同じテレビを使用し続けると8,000円の電気代を余計に食う。電気代が値上がりし、節電が謳われる昨今で、この電気代の差は大きなデメリットになるか。。。

また、このレグザの価格は、他社の32v型と比較すると最安値だ。他社よりも5,000円以上は安価になっており、春夏モデルで、とにかく予算を抑えて購入したいならレグザで良いだろう。ただし、前述の電気代のことを考えれば、10年は利用すれば価格差は埋まるため注意したい。1日にテレビを4.5時間以上は視聴するのでれば10年より早く価格差を埋められる。1日に9時間なら5年で追いつかれる計算だ。

結論としては、とにかく予算を削って、余分な機能を排除したテレビが欲しいのであればオススメできそうだ。インターネットや外部録画、2画面表示などは利用しないなら問題は無い。寝室用、子供部屋用などの用途であれば使い勝手は悪くないはずだ。問題は電気代で、1日の視聴時間が長いなら電気代を考えて他社テレビを検討した方が賢明だろう。現在は、1kwhを24円で計算しているが、今後の値上がりを考えれば、何もしなくても(テレビを購入する以外は)電気代を抑えられるのであれば、それに越したことはない。また、前述したように機能を削っているため、削った機能が欲しい人も他社テレビを検討したい。やはり価格だけで勝負のテレビといえる。