32v型液晶テレビ・ブラビア/ 型番:KDL-32HX750 レビュー

ブラビア(KDL-32HX750)
オススメ度:
2
メーカー:
ソニー(ブラビア)
型番:
KDL-32HX750
サイズ:
32v型
発売日:
2012/5/25
最安値:
61,195円(2012年7月現在)
コンセプト:
高品位な映像を堪能できる、高画質モデル

32型ブラビア(KDL-32HX750)は高機能には間違いないが少し待つべき?

このテレビは2012年5月発売だが、ブラビアは同年2012年4月に32EX550も発表している。このページで記述する32HX750は、32EX550よりも高機能モデルという位置づけだ。特徴・ポイントは4点だ。①スマート高画質3大テクノロジー(X-REALITY PRO/4倍速 /オプティコントラストパネル、②無銭LAN内蔵とダブルチューナー、③ブラビア・エンターテイメントネットワーク、④価格は他社比較すると高額(後述)

逆に注意点としては、①3D映像は視聴可能だがメガネは別売り、②外付けHDDで裏番組録画が可能だが2番組の同時録画は不可、③2画面表示は外部入力とデジタル放送に限定という3点だ。

スマート高画質3大テクノロジー

3大テクノロジーの1つ「X-REALITY PRO」はノイズや色合いを映像に合わせて調整する機能だ。46型ブラビア(KDL-46HX820)をご参照だが、他社にも似たような機能は存在している。

もう1つの「4倍速駆動」はテレビの映像と映像の間に映像を補完することで、より滑らかにする機能だ。パラパラ漫画の枚数を増やして滑らかな動きにしたイメージだ。ただし、このブラビアに搭載されているのは最もハイスペックな4倍速ではない。

最後の「オプティコントラストパネル」は、特殊なパネルを用いることで部屋が日光や蛍光灯で明るくとも、光が反射しにくく白いボヤケを映りにくくする機能だ。

wifi接続用のアダプター及び外付けHDDでの裏番組録画

次に「無線LAN内蔵」だが、これはブラビアでもハイエンドモデルにのみ搭載されている。ノーマルモデルのブラビアは「無線LAN対応」というだけで、無線LANと接続するには、ルーターとは別に別売りのブラビア専用の無線LANアダプター(8,000円程度)を購入する必要がある。このブラビアであれば、アダプターは不要で無線LAN接続が可能だ。

また「外付けHDDでの録画」も、ノーマルモデルとは異なり、裏番組の録画が可能になっている。ノーマルモデルでは録画中にチャンネルが固定され、自宅に不在時であれば問題はないが、見たいテレビ番組が重なってしまった場合には不便がある。また、録画時間は倍にする機能が搭載されていないため、録画機能内蔵モデルやBDレコーダーよりも録画可能時間が短い点には注意したい。

その他、録画していないくとも番組を途中から再生できる「TVポーズ」機能、YouTubeやhuluなどの動画サービスが視聴できる「ブラビア・インターネット」、映画館の映像品質を再現する「シネマ」機能、ブラビアと周辺のソニー機器をまとめて操作できる「ブラビアリンク」、PSPなどをテレビ画面に映せる「新ゲームモード」、スマートフォンでテレビが操作できる「メディアリモート」が搭載されている。
ただし、TVの前から人がいなくなると節電モードになる人感センサーは無し、3Dが視聴できるがメガネは別売りで、高機能モデルだが一部の機能が搭載されていない点に注意したい。また、外部入力との2画面表示が可能だが、地上デジタルとDVDレコーダーやゲーム機器などの外部入力のみ2画面表示が可能な点にも注意が必要だ。

サイズは、幅75.6cm、高さ50.8cm、奥行き22.0cmだが、サイズに加え価格(2012年7月/価格.com等参照)を他社(アクオス、ブラビア、ビエラ、ウー、リアル)の32v型テレビと比較した。ただし、三菱電機のリアルは32型春夏モデルを発売しなかったため、最新の32v型を比較対象とした。※32v型録再モデルは発売している電気代は1Kwhを24円、1日の視聴は4.5時間で計算した。

32v型液晶テレビ(アクオスLC-32H9・アクオスLC-32J9・ブラビアKDL-32HX750・ビエラTH-L32X6・レグザ32S7・ウーL32-K1)の幅・高さ・奥行き・体積・電気代・価格の比較表

上図の通り、このブラビアは幅と高さは他社比較で最小サイズだが、奥行きは他社よりも大きい。しかし、トータルでTVに割くスペースはレグザに次いで最小サイズ(総体積が最小サイズ)だ。一方で、年間消費電力は省電力といえるレベルではなく、ビエラの2倍超の電気代を要する。高機能モデルには常に付きまとう問題と諦めるしかない。仮にテレビを10年使うとすると、ビエラとは7,000円程度の差額が発生する計算だ。また、ブラビアの価格は、他社の32v型と比較すると最高額だ。高画質機能、インターネット機能の充実、その他の機能の拡充した高機能モデルと考えれば当然の結果か。ただし、無線LANアダプター代の8,000円を考慮すれば、多少は他社との差額を埋めることはできる。ただ、価格だけで考えれば、レグザのおよそ2倍の価格となり、そこまでの価値を見出せるか否かが問題になりそうだ。

結論としては、各種の高画質機能、インターネット機能(無線アダプターも不要)、その他の便利機能がポイントとなり、そこに他社よりも20,000円以上を支払う価値を見出せる人は購入してもいいだろう。もしくは最新の便利機能を堪能したい人にもオススメはできる。ただ、最新の機能は未だに完成途上にある可能性もあり過度に期待はしない方が良いだろうが。。。そこまで機能に魅力を感じてはいないが、購入するか迷っている場合には、もう少し時間が経過するのを待つのも手だ。せめて5万円前半までは待ちたいところだ。それならば、無線アダプター考慮で4万円台と考えられ、他社よりも1万程度であれば購入に踏み切れるのではないだろうか。 他社よりプラス2万強の付加価値を感じられない人は、外部録画・ネットを捨てても価格にこだわるのであればレグザ、2機能が不要で長年利用する予定の人は電気代が他社の半額になるビエラ、2機能を兼ね備えてバランス重視ならアクオスを検討するといいだろう。