32v型液晶テレビ・ブラビア/ 型番:KDL-32EX550 レビュー

ブラビア(KDL-32EX550)
オススメ度:
3
メーカー:
ソニー(ブラビア)
型番:
KDL-32EX550
サイズ:
32v型
発売日:
2012/4/20
最安値:
45,800円(2012年5月現在)
コンセプト:
多彩なコンテンツを手軽に楽しめる、プライベートサイズモデル

32型ブラビア(KDL-32EX550)はインターネットのために1万強払えるか?

このテレビの機能で知っておきたいのは①X-REALITYとエッジLED、②TVポーズ、③ブラビア・エンターテイメントネットワークの3点だ。

逆に注意点としては、①3Dは視聴不可、②外付けHDDで録画が可能だが録画中はチャンネル固定(2番組・裏番組録画は不可、③2画面表示は外部入力とデジタル放送に限定という3点だ。

X-realityとエッジLED

特徴の1つである「X-REALITY PRO」はノイズや色合いを映像に合わせて調整してくれる機能だ。46型ブラビア(KDL-46HX820)をご参照だが、他社にも似たような機能は存在している。

次に「エッジLED」は、薄型・軽量化とコントラストの明確化・省電力をウリにしたLEDパネルだ。LED自体は昨今のテレビの大半に採用されているが、それを進化させたと考えていい。ただし、壁掛けでなくスタンドを使用するのであれば他社の方が省スペースであり、消費電力も他社よりは電気代が高い。(他社比較の詳細は後述)

TVポーズ機能とソニーエンターテイメントネットワーク

次に「TVポーズ」は、テレビ番組を録画していない状態で視聴していても、TVポーズのボタンを押すことで一旦番組を止められる機能だ。急な来客や電話などの際には役に立つ機能だろう。ただし、正確には一旦はHDDに録画して、その後に追いかけ再生する機能のため、外付けHDDが必要になる点に注意したい。

「ブラビア・インターネット」では、今までと同様にYouTubeやhuluなどの動画サービスの他、ブラビアネットショッピングモールやイオンでの買い物、おでかけ情報や健康管理のコンテンツまで拡充されている。いちいちPCを起動させる手間が不要なのは良いが、ここまで拡充されていても、ネットをしながらテレビ番組を視聴することは不可能な点は注意したい。

その他、映画館の映像品質を再現する「シネマ」機能、ブラビアと周辺のソニー機器をまとめて操作できる「ブラビアリンク」、PSPなどをテレビ画面に映せる「新ゲームモード」、スマートフォンでテレビが操作できる「メディアリモート」が搭載されている。ただし、TVの前から人がいなくなると節電モードになる人感センサー無し、外部入力との2画面表示が可能だが、地上デジタルとDVDレコーダーなどの外部入力のみ2画面表示が可能な点、外付けHDDでの録画は可能だが2番組録画・裏番組録画は不可、以上には注意が必要だ

サイズは、幅75.3cm、高さ50.7cm、奥行き21.9cmだが、サイズに加え価格(2012年5月/価格.com等参照)を他社(アクオス、ブラビア、ビエラ、ウー、リアル)の32v型テレビと比較した。ただし、三菱電機のリアルは32型春夏モデルを発売しなかったため、最新の32v型を比較対象とした。※32v型録再モデルは発売している電気代は1Kwhを24円、1日の視聴は4.5時間で計算した。

32v型液晶テレビ(アクオスLC-32V7・ブラビアKDL-32EX500・ビエラTH-L32C5・レグザ32AC4・ウーL32-K09・リアルLCD-32MR2)の幅・高さ・奥行き・体積・電気代・価格の比較表

上図の通り、このブラビアは幅と高さは最小サイズで、奥行きは他社よりも大きい。しかし、トータルでTVに割くスペースはレグザに次いで最小サイズ(総体積が最小サイズ)だ。一方で、年間消費電力は省電力といえるレベルではなく、ビエラの2倍の電気代を要する。多機能にした結果と諦めるしかない。仮にテレビを10年使うとすると、ビエラとは7,000円程度の差額が発生する計算だ。ブラビアの価格は、他社の32v型と比較すると最高額だ。インターネット機能の充実、その他の機能の拡充を考えれば当然の結果か。うがった見方をすると、テレビ事業の赤字が続くソニーが安易な値下げには抵抗を見せ始めたとも考えらえる。。。

結論としては、インターネットの充実ぶりが目を見張るのが一番のポイントだ。そこに他社よりも15,000円以上を支払う価値を見出せる人は購入してもいいだろう。インターネット以外にも、細かい機能だが拡張されている。最新の便利機能を堪能したい人も良いかもしれない。ただし、スペックとはハイスペックモデルというわけではないため、さらにハイエンドなテレビがあることは抑えておきたい。あくまで、サイフに優しい最新機種という位置づけで考えたい。他社よりプラス1万強の付加価値を感じられない人は、外部録画・ネットを捨てても価格にこだわるのであればレグザ、2機能が不要で長年利用する予定の人は電気代が他社の半額になるビエラ、2機能を兼ね備えてバランス重視ならアクオスを検討するといいだろう。