32v型液晶テレビ・ブラビア/ 型番:KDL-32W900A レビュー

32v型ブラビア(KDL-32W900A)
オススメ度:
4
メーカー:
ソニー(BRAVIA)
型番:
KDL-32W900A
サイズ:
32v型液晶テレビ
発売日:
2013/4/11
最安値:
56,000円 ※2013年6月現在
コンセプト:
プライベートライフにぴったりな高画質スマートモデル

32v型ブラビア(型番:KDL-32W900A)はデザインでも機能面でも良い!

このブラビアW600Aシリーズは、ブラビアのスペック上位順にフラッグシップ・プレミアム・ハイスペック・スタンダードと4つの中でスタンダードに属する。また、2013年から新デザイン「センス・オブ・クオーツ」が採用され、スタンドを含めて見た目のデザインも一新された。さて、このブラビアで特徴的なのは ①センスオブクーツ ②バスレフボックススピーカー ③TV SlideViewの3点だ。注意したいのが、2番組の同時録画と長時間録画が不可、他社テレビより若干高額などだ。

32v型ブラビア(型番:KDL-32W900A)の各種機能(新デザイン・TV SlideViewなど)

まず新デザインの「センス・オブ・クオーツ」についてだが、リングの上に浮かぶ1枚の板という見た目をソニーは唱えており、リングの中をイルミネーションLEDが光ることで、このコンセプトに更にリアリティを持たせている。もちろんイルミネーションも意味なく光っているわけではなく、機器接続時はシアン(青緑色)に、録画予約中はオレンジ色、電源オン時はホワイトに光るなど、意味があるようで無いが、とかくデザイン性に富んでいるのは間違いない。ただ、32v型はリングではなく背面に収納できるテーブルトップスタンドが基本となるようだ。

また、スピーカーとウーファーはディスプレイ前面のみだったが、背面にも2つのスピーカーを搭載することで立体的な音の再現を図っている。さらに元来ソニーはネットについては積極的だが、タブレットやスマートフォンとの連携を強化しており、電源のオンオフからTV番組表をタブレットに一覧表示などのベーシックな機能に加え、スマートフォンをリモコンとタッチするだけでスマホで撮影した写真・動画をテレビの大画面に映すことができる「TV SlideView・ミラーリング」が搭載されている。前シリーズよりデザイン・機能が刷新されたといっても過言ではあるまい。

次に、本体価格・サイズ(幅・高さ・奥行き)・年間の電気代に加え、各種機能の対応状況を他社(ブラビア、ウー、レグザ、リアル、ビエラ)の2013年発売の32v型の液晶テレビと比較した。価格は2013年6月現在の価格を価格.com/比較.comなどを参考にした。また、年間電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。ただし、リアルの32v型はHDD内蔵モデルのみで発売時期も2012年のため割愛した。

32v型液晶テレビ(アクオスLC-32H9・アクオスLC-32J9・ブラビアKDL-32W600A・ビエラTH-L32X6・レグザ32S7・ウーL32-K1)の幅・高さ・奥行き・体積・電気代・価格の比較表

まず本体価格だが、2013年に発売されたシリーズ(モデル)の中では高額な部類に入る。さらに、年間で消費する電気代も、LEDなどを搭載しているためか他社テレビよりも電気を食う。使用年月×電気代を加味すると、10年間使用する計算なら他テレビよりも最大で5,000円は高額な計算になる。その一方で、前述した新デザインがサイズ面でも寄与しており、幅・高さは上図では最小サイズ、奥行きでも悪くないサイズだ。さらに機能面でも外付けHDDでの録画には未対応の機能が存在するが、ネット機能、無線LAN内蔵、2画面表示も左右の画面サイズを調整できるフレキシブルと、価格相応に機能が揃っている。無線LAN内蔵で無線LANを利用したい人は子機を新たに購入する必要が無いと考えれば、他社テレビとの価格差を埋める一因として納得できそうだ。

結論としては、価格は他社テレビよりも高額になるが、見た目だけでなくサイズを抑えることにも寄与している新デザインと音質、変わらず拡充しているネット機能と機器連携からしてオススメするテレビだ。とかく画一化しだしたテレビの中で、他社テレビとは一線を画したテレビといえよう。ただ、BDレコーダーを購入せずにテレビ1台で録画まで完結したい人も多い昨今、デザイン性よりも録画機能に重点を置いてテレビを検討している人は、ブラビアではなくアクオス等の他社テレビを検討した方が良いだろう。