32v型液晶テレビ・アクオス/ 型番:LC-32F5 レビュー

32v型アクオス(LC-32F5)
オススメ度:
3
メーカー:
シャープ(AQUOS)
型番:
LC-32F5
サイズ:
32v型液晶テレビ
発売日:
2011/9/15
最安値:
61,341円 ※2011年11月現在
コンセプト:
AQUOSフリー宣言。アンテナコンセントのない所へも置き方自由に。

32v型アクオス(型番:LC-32F5)はフリースタイルが全てのテレビだった!

このテレビの機能で知っておきたいのは、①テレビの置き場所を選ばないフリースタイル、②AQUOS CITY
③スマートファミリンク、④他社の32v型と比較した際の価格は若干は高価格(後述)の4点だ。
注意点としては、①3Dは視聴不可、②USB外付けHDDで録画可能だが、録画中はチャンネルが固定され2番組の同時録画は不可能、③2番組の2画面表示は不可という3点だ。

フリースタイルアクオス

まず「置き場所を選ばないフリースタイル」だが、これは、通常であれば壁のTVチューナー端子の近くの場所にテレビの位置は限定される。だが、このアクオスは壁のチューナー端子にディスプレイとは別になったチューナーボックスを接続することで、液晶ディスプレイ部は自由な場所に置くことができる。

ただし、TV映像をwifi通信で飛ばしているため、通信の範囲外にディスプレイを設置すると、当然ながら番組を視聴することは不可能となる。その距離は、チューナーのある同部屋までと考えた方がいい。隣室までディスプレイを動かせば、各部屋の構造や配置等に左右される通信状態にもよるが大抵は厳しいだろう。

アクオスシティ

次に「AQUOS CITY」だが、これはインターネットに関する新サービス名で、様々なネットサービスを利用することが可能だ。

他社TVでも同様に利用可能な動画系サイトである「YouTube」「アクトビラ」「ひかりTV」「ツタヤTV」の他に、カメラメーカーであるNIKONが運営している写真保存・共有Webサイト「my Picturetown on TV」、スーパー等の最新チラシを電子チラシとしてチェックできる「shufoo」、電子カタログでショッピングができる「カタログデパート・パラリー」等のマニアックなサイトも利用可能だ。

その他、購入者の好みで画質を調整する「おまかせ画質センサー」、パネルの隙間を埋めて"白"の発色が良くなり"黒"がより深い黒になる「UV2A」技術、、外付けHDDで録画が可能、カレンダーや時計が表示される定番機能や、有害なインターネットサイトをブロックするPCのような機能も搭載されている。ただし、3D映像の視聴不可、USB接続の外付けHDDで録画可能だが、録画中はチャンネルが固定され2番組の同時録画は不可能、2番組の2画面表示は不可、以上には注意が必要だ。

サイズは、幅77.8cm、高さ54.0cm、奥行き20.9cmだが、サイズに加え価格(2011年11月/価格.com等参照)を他社(ブラビア、ビエラ、レグザ、リアル、ウー)の32v型の液晶テレビと比較したのが下図だ。電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。

32v型液晶テレビ(アクオスLC-32F5・ブラビアKDL-32CX400・ビエラTH-L32DT3・レグザ32B3・ウーL32-V0・リアルLCD-32MR29)の幅・高さ・奥行き・体積・電気代・価格の比較表

上図の通り、幅・高さ・奥行きは他社とは同レベルのサイズだ。特に奥行きは、レグザに次いでサイズが小さい。トータルの総体積で考えると、サイズは相対的には小さめと言える。一方で、年間消費電力はリアルには劣るもののナンバー2の省電力だ。リアルとの差である400円は、10年間使用しても4,000円程度の差にしかならないため、無視しても良いレベルかもしれないが。最後に価格だが、アクオスの価格は、他社TVよりは若干高価格だ。これはフリースタイル・アクオスという新しい機能となっているためだろう。最安値のブラビアと比較すると2万5千円程度の差があるが、場所を選ばずにテレビが設置できるメリットは、人によっては価格差以上の価値があるかもしれない。

結論としては、価格やサイズ、主要な機能については平凡なテレビだが、やはり一点、場所を選ばずにテレビを置ける「フリースタイル」が気に入った人は即買いだろう。ただし、フリースタイルとは言っても、コンセントは必要になるため注意したい。正確には、コンセントと接続せずに内蔵バッテリーでテレビを視聴することも可能だが、その場合には2~3時間バッテリーが保てば良い方だ。その点も注意したい。また、他の無線LAN環境と干渉し合う可能性もあるため、チャネル等の電波状況も確認しておきたい。それらの注意点が問題なければ購入してもいいだろう。フリースタイルに固執しない人はブラビアやレグザ、特にブラビアであれば他社よりも最安で購入することが可能だ。また、3D視聴を希望するのであればビエラやウーをオススメする。