32v型録画機能内蔵テレビ・Wooo/ 型番:L32-XP08 レビュー

ビエラ(TH-L32RB3)
オススメ度:
1
メーカー:
日立製作所(Wooo)
型番:
L32-XP08
サイズ:
32インチ(録画機能付きテレビ)
発売日:
2011/9/10
最安値:
87,500円(2012年1月現在)
コンセプト:
鮮鋭感あふれる美しい映像を創り出すハイスペック液晶

32v型Wooo(型番:L32-XP08)は録画機能には文句が無いが、他の条件が?

このテレビを購入するにあたって知っておきたいのは ①500GBのハードディスク内蔵で8倍録画・再生 ②スマホ&タブレットリンク ③価格は他社よりも高額な部類(後述)の3点だ。
主な注意点としては、3Dは視聴不可、ブルーレイは未搭載(ビエラ・リアルは搭載)、録画容量を増加させるには外付けHDDではなく専用カセットという点だ。

8倍録画及び電子番組表

「500GBのHDD」だが、容量自体は他社と同等だが、ダブル長時間録画(8倍録画)で、画質を劣化させ最大で400時間の録画が可能になる。ビエラやレグザの4倍よりも倍率は高いため、録画時間はWoooの方が優秀だ。ただし、画質を劣化させると、スポーツなどの動きの激しいシーンの映像が乱れたりブロックノイズが発生するので、録画する番組には注意したい。

また、ブラビアやリアルとは異なり、2番組の録画中でもチャンネルが固定されることは無い。3つの見たいTV番組が重なっても大丈夫ということになる。

スマートフォン・タブレットリンク(アプリ)

次に「スマホ&タブレットリンク」だが、他社にも同様の機能が搭載されているため、特段、目新しい機能でもない。

スマホとタブレット端末で、リモコン代わりの操作が可能となる。その他にも、TV画面を切り替えることなく録画した番組を一覧で確認でき、録画予約や番組検索などが可能となっている。

その他、録画予約した番組や録画番組の情報(番組名、出演者、ジャンル、放送時間帯など)からユーザーの好みを解析しておすすめ番組を推薦する「Woooおすすめ番組」機能、ビエラと同様にIPSパネルを搭載しており、斜めから見てもキレイに見れる。日光や蛍光灯の明かり・映像のジャンルによって画質を自動調整する「インテリジェントオート高画質」が搭載されている、さらにスマートフォンやタブレットによる遠隔操作が可能となっている。
一方で、HDDの容量が制限まで達した場合には、他社のようにUSB外付けHDDでなく専用カセットを必要とする点に注意したい。Wooo専用のカセットのため、TVを今後買い替える場合に、カセットから別の記録媒体に移動する場合には、さらに別の専用機器を購入する必要がある厄介な代物だ。ネットワークに繋いだWoooであればNASに保存することも可能だが、NASも基本的には2万を超える代物で、ノートPCやスマホからNASへアクセスできるようなプライベートクラウドを構築する知識が無ければ、現実味は無さそうだ。

サイズは、幅77.8cm、高さ55.5cm、奥行き24.2cmだが、これに加え価格(2012年1月/価格.com等参照)を他社(ブラビア、ビエラ、レグザ、リアル、ウー)の32型録再テレビと比較した。
東芝レグザは外部録画モデルしか発売されていないため参考として入っている。また、ソニーのブラビアは2011年春以降はニューモデルをリリースしていないため、2011年3月モデルを比較対象とした。電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。

製品名 アクオス
LC-32R5
ブラビア
KDL-32EX42H
ビエラ
TH-L32RB3
ウー
L32-XP08
レグザ
32B3
リアル
LCD-32BHR500
幅(cm) 77.4cm 75.5cm 76.9cm 77.8cm 74.6cm 76.2cm
高さ(cm) 52.9cm 50.1cm 52.7cm 55.5cm 51.1cm 54.3cm
奥行き(cm) 22.5cm 22.5cm 28.3cm 24.2cm 18.8cm 32.9cm
総体積(cm3) 92,125 85,107 114,689 104,493 71,666 136,129
年間の電気代 1,440円 2,016円 1,416円 1,896円 1,488円 2,208円
本体価格 57,980円 50,800円 89,800円 87,500円 35,800円 63,594円

上図の通り、サイズ面では他社に劣っている。特に高さは他社よりも大きい。幅・高さは他社より多少大きい程度だ。一方で、年間消費電力は中途半端で、他社よりも若干高額な部類で、アクオスやリアルとは400円程度の差額で、テレビを10年使うとすると4,000円程度の差額が発生する計算だ。この程度であれば、無視しても構わない差額だろう。最後に価格だが、Woooの価格は高額な部類。同額のビエラはブルーレイが視聴できることを考えれば、Woooは割高と考えられる。リアルもビエラと同様にブルーレイが視聴できること考えれば、やはり割高。価格面ではメリットは存在していないといえる。

結論としては、HDDによる録画は機能が充実しており評価できるのだが、価格が割高という点と、ブルーレイが搭載されていないことを考えると、大抵の人にはオススメはできず、ビエラやリアルを検討した方が良いだろう。もちろん、他の家電製品が日立製であれば、Woooリンクなどで連携が可能なため、そういった人は購入してもいいだろう。また、ブルーレイは必要無い人も購入しても良いだろうが、そうであれば同様にブルーレイを搭載していないブラビアやレグザを購入すれば3万円は予算が抑えられる。特定の条件が当てはまる人以外は、購入を検討する必要は無いテレビだろう。