32v型録画機能内蔵テレビ・リアル/ 型番:LCD-32BHR35 レビュー

32v型録画機能内蔵リアル(LCD-32BHR35)
オススメ度:
4
メーカー:
三菱電機(MITSUBISHI)
型番:
LCD-32BHR35
サイズ:
32v型液晶テレビ(録画機能付き)
発売日:
2012/8/21
最安値:
75,800円 ※2013年1月現在
コンセプト:
家族みんなで楽しめるオールインワン「らく楽録画テレビ」

32v型リアル(型番LCD-32BHR35)は録画機能と価格のバランスは良い!

このリアルBHR35シリーズは、2012年8月21日から発売を開始した。三菱のカテゴリ(プレミアム・スタンダード・シンプルベーシック)の中では、スタンダードモデルに位置づけられているが、3チューナーとブルーレイも搭載されており、かなりプレミアムに近いスペックともいえる。さて、このリアルで特徴的なのは ①2番組同時録画中も裏番組が視聴可能 ②らくらくアシスト ③シーン検索/音楽再生という3点だ。注意したいのは、3Dは未搭載、奥行きが大きい、ネットワーク対応コンテンツに偏りがあるという点だ。

LCD-32BHR35の各種機能・特長

まず録画機能だが、他社より多い3チューナーを搭載しており、2番組の同時録画をしてもチャンネルが固定されない。実質、同時間帯の3つのテレビ番組を視聴できる。長時間録画も可能で、500GBなら通常の録画時間は60時間から最大500時間になる。この長時間録画は2番組同時録画中も使用できるが、2番組の片方でスカパーorブルーレイに直接録画している場合には、片方の画質が標準となるため注意したい。それ以外にも、HDDに録画した番組をBDにダビングしている際には、そもそも2番組同時録画が不可能となる。その他、録画番組をキャプチャ画像で確認できる「シーン検索」や、iPodなどの音楽プレイヤーをリアルに接続すれば音楽鑑賞も可能だ。
また、三菱電機オリジナルの「らく楽アシスト」も引き続き搭載されている。対面キッチンなどでテレビを見ながら料理をしたい場合など、リモコンでテレビの角度を変えられるオートターン機能は役立つだろう。テレビ番組本編からCMにかけてボリュームが上がることが間々あるが、それを抑制するCMオートボリュームも健在だ。

次に、本体価格・サイズ(幅・高さ・奥行き)・年間の電気代に加え、各種機能の対応状況を他社(ブラビア、ウー、レグザ、リアル、ビエラ)の2012年発売の32v型の録画機能付き液晶テレビと比較した。価格は2013年1月現在の価格を価格.com/比較.com等を参考にした。また、年間電気代は1Kwhを24円、1日の視聴時間は4.5時間で計算した。ただし、2012年発売のアクオス・ビエラ・WoooにはHDD内蔵モデルが存在しておらず外付けHDD録画のみのため比較対象外とした。

製品名 ブラビア
KDL-32HX65R
リアル
LCD-32BHR35
リアル
LCD-A32BHR3
レグザ
32HB2
アクオス
なし
ビエラ
Woooなし
本体価格 85,000円 75,800円 89,800円 58,778円 - -
年間の電気代 2,712円 1,992円 1,992円 1,968円 - -
幅(cm) 75.5cm 75.3cm 75.3cm 77.6cm - -
高さ(cm) 51.0cm 53.7cm 53.7cm 53.8cm - -
奥行き(cm) 23.1cm 32.0cm 32.0cm 20.3cm - -
3D - - - - -
ブルーレイ - -
HDD内蔵容量 500GB 500GB 500GB 500GB - -
裏番組録画 - -
2番組同時録画 - - -
長時間録画 11倍/469時間 12倍/540時間 12倍/540時間 - - -
2画面表示 - - - - - -
インターネット - -
無線LAN内蔵 別売りUSB - - - - -

まず本体価格だが、他社モデルと比較するとレグザとの価格差は大きいが、他社より僅かに安価といえる。年間の電気代も、これまたレグザには及ばないが優秀ではある。レグザよりも電気代を食うため、電気代で本体価格差を埋めるのは不可能だ。サイズ面では奥行きが大きい。これはオートターンを搭載しているためスタンドにモーターと回転台を組み込んでいるのと、ブルーレイディスクの挿入口を水平方向に挿入する仕組みを採用しているのが原因だ(ちなみに他社はブルーレイを側面から挿入する方式を採用している)
機能面での比較では、3Dに未対応、2画面表示が不可、インターネットはブラビアほどには充実していない点、無線LAN利用時には子機を準備する必要があり、内蔵はされていない。LANケーブルでもネット接続が可能だが、その場合にはケーブルの長さとルーターの位置で場所が限定される点に注意したい。

結論としては、録画機能が充実しており、特に同時間帯の3番組視聴をしたい人・家族にはオススメだ。価格もレグザほど安価ではないが、録画機能を考えれば妥当な金額ともいえる。ただし、2012年発売の32v型録画内蔵モデルの中では、長時間録画と2番組録画を搭載しているテレビでは最安値なのだが、それなら型落ち(2011年発売)でブラビア・レグザの高機能テレビを購入するのも検討してもいい。特別に目新しい画期的な機能がない点を考えれば、予算を抑える有効な手段といえる。また、ネット機能を見ても、Youtubeやスカイプやツールバーまで搭載しているブラビアとは比較にならず、テレビでもネット機能を充実させたい人には薦められない。