32インチ録画機能内蔵テレビ・ブラビア/ 型番:KDL-32EX42H レビュー

ブラビア((KDL-32EX42H)
オススメ度:
1
メーカー:
ソニー(ブラビア)
型番:
KDL-32EX42H
サイズ:
32型(HDD内蔵・録画機能付きテレビ)
発売日:
2011/3/20
最安値:
73,800円(2011年4月現在)
コンセプト:
軽やかなデザインと2色のカラーバリエーション。500GB HDD搭載

32インチ・ブラビア(KDL-32EX42H)は、機能の大半を削ぎ落としたTV!このTVには"ある"機能の方が少ない

この製品の機能の要点は、 ①500GBのHDDを内蔵、②エッジLEDの2点だ。逆にデメリットは、①録画は最長68時間まで(録画モードはDRのみ)、②倍速機能・おまかせ画質センサーなどの画質関連の機能は無し、③インターネットは不可、④2画面表示は不可などなど多数だ。購入するにあたっての最大のメリットは、サイズが32型の中では最小という点のみだ。

録る・見る・消すの操作がボタン1つで行えるかんたん録画リモコン

まずは「500GBのHDD内臓で録画」だが、容量は他社と横並びで、特別にプラス評価になるような点は無い。
逆に、注意すべきは、録画可能な時間だ。他社では8倍録画機能などで、HDDが500GBあれば、400時間程度は録画可能になっている。だが、このブラビアでは録画モードをDR(標準)でしか録画ができないので、本当に最長68時間までしか録画ができない。かんたん録画リモコンを採用している点からも、テレビにこだわりが無い人、ハイスペックなTVに慣れてない人向けの録画機能といえる。

高コントラストと低消費電力を実現したエッジLED

次に「エッジLED」だが、他社同様に搭載しており大きな差異はない。省エネ効果と、明暗のコントラストがはっきりする点がLEDのメリットだ。特に夜景などの映像で性能を発揮する。
一方で、他の型のブラビアに標準搭載の機能が、割愛されている点に要注意だ。速い動き(スポーツなど)を滑らかになる倍速機能、人がTVから離れれば電源を落とす「人感センサー」、部屋の明るさによって画質を調整する「おまかせ画質センサー」、2番組同時視聴ができる「2画面表示」、Youtubeやアクトビラを閲覧できる「ブラビアチャンネル」などが、見事に割愛されている点に要注意だ。

サイズは、幅75.5cm、高さ50.1cm、奥行き22.5cmだが、 これに加え価格(2011年4月/価格.com等参照)を他社(レグザ、ビエラ、アクオス、リアル、ウー)の32型録再TVと比較した。電気代は1Kwhを22円、1日の視聴時間は4.5時間で計算している。

製品名 アクオス
LC-32DR3
ブラビア
KDL-32EX42H
ビエラ
TH-L32R3
ウー
L32-HP07
レグザ
32H1S
リアル
LCD-32BHR400
幅(cm) 77.2cm 75.5cm 76.9cm 77.2cm 78.6cm 78.4cm
高さ(cm) 54.9cm 50.1cm 51.4cm 53.2cm 52.5cm 56.2cm
奥行き(cm) 22.5cm 22.5cm 23cm 23.9cm 27.9cm 32.9cm
総体積(cm3) 95,361 85,107 90,911 98,158 115,129 144,960
年間の電気代 2,200円 1,848円 1,320円 1,364円 1,848円 2,332円
本体価格 100,475円 73,800円 76,791円 69,799円 56,800円 78,878円

上図の通り、幅・高さ・奥行きが他社と比較して最小サイズ。総体積で考えればサイズが最も小さいテレビといえる。一方で、年間消費電気代は並。ビエラとは年間で500円程度の差額で、10年間使用したら5,000円の差額だ。最後に価格だが、ブラビアは最安のレグザより価格は2万円程度は高い。電気代もレグザとほぼ同額なので相殺できない。

結論としては、録画時間が短く、その他の機能も削ぎ落とされていることを考えると、このブラビアを購入する動機は無いに等しい。シンプルな録画機能が欲しく、余計な機能が無いTVが欲しい人には多少オススメできるが(自動で画質を調整するおまかせ画質センサーが余計な機能とは考えにくいが)それでも価格が他社と同額に近いことを考えると、他社のTVを購入した方がベターといえる。大抵の人にはオススメできないテレビだ。ブラビア好きも他のブラビアを購入した方がいい。