ソニー生命 米ドル建て終身保険/ 外貨建て終身保険の返戻率・予定利率・保険金・保障を評価 レビュー

ソニー生命 米ドル建て終身保険
オススメ度:
0
保険会社:
ソニー生命
名称:
米ドル建て終身保険
通貨:
米ドル
支払方法:
月払い
予定利率:
特徴:
一生涯を通じて保障を得られます

ソニー生命 米ドル建て終身保険は実は優秀な可能性もあるが?

ソニー生命 米ドル建て終身保険は同社の月払いの外貨建て終身保険で、他には外貨建てではない円建ての終身保険のみが存在する。以下、ソニー生命 米ドル建て終身保険の概要を記載し、他社の外貨建て終身と比較する。

ソニー生命 米ドル建て終身保険の仕組み・予定利率・返戻率・解約返戻金(解約払戻金)・死亡保険金など

この保険は保険料を円で毎月支払い、それが米ドルに都度交換され運用されていく保険だ。もちろん死亡すれば契約時に定めた死亡保険金が受け取れ、解約すれば年月に応じた解約返戻金が受け取れる。ただ、いずれも米ドル建ての金額のため、いざ金銭を受け取る際には為替レートの影響を受ける。月払いで保険料を支払うため、ドルコスト平均法による一定の為替リスク低減が見込めるが、それも円高基調が続けば無意味に近い。現在の日銀・政府のスタンスから中期的には円安が続くことが予想されるが、30年後となると現在の日銀メンバー・政治家は既に引退済みだ。一応は円高リスクは頭の片隅に置いておくのが賢明だろう。

次に下図では、各社の外貨建て終身保険(予定利率変動型)を選択できる通貨・契約できる年齢・予定利率の更改時期・支払い方法・死亡保険金の増減・死亡保険金の返戻率・解約返戻金が支払った保険料を上回るタイミング等で比較した。いずれも為替レートの変動は度外視して計算している点に注意してほしい。また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し顧客満足度面も考慮した。さらに予定利率と最低保証の予定利率を比較し、他の金融商品である定期預金・国債・社債等より得かを確認した。

名称 第一F
ギフト
メットライフ
外貨一時払
三井住友
プライマリー
ソニー
米ドル
ジブラルタ
米ドル
三井生命
クルーズ
三井生命
プラス
三井生命
セレクト
メットライフ
米ドル終身
通貨 日米豪 米欧豪
契約年齢 40~87歳 40~80歳 0~87歳 0~79歳 0~75歳 0~70歳 0~65歳 0~70歳
支払方法 一時払 一時払 一時払 月払い 月払い 月払い 月払い 月払い 月払い
予定利率
更改
10年 15年 10年 一定? 一定? 15年 15年 15年 毎月
死亡保険金
増減
一定
2段階
一定
利率次第
漸増
利率次第
一定 一定 一定 一定 一定 一定
利率次第
死亡返戻率 ~186% 152.4%~ 134.3%
10年後
189.1% ~176% 169.8% 138.5% 169.8% 180.7%
解約返戻率
100%超
10年以降 ~15年 3~5年 15年 25年 15年 25年 20~25年
苦情率 0.07% 0.78% 2.31% 0.57% 1.35% 0.92% 0.92% 0.92% 0.78%
予定利率 豪2.96% 日1.00%
米2.76%
豪3.67%
米1.50%
欧0.10%
豪2.40%
米3.0% 豪3.6% 豪3.6% 豪3.6% 米3.0%
最低保証 豪2.50% 日1.00%
米2.00%
豪2.25%
0.01% - 豪2.5% 豪2.5% 豪2.5% 米3.0%
外貨建て終身保険の比較表(第一フロンティア生命ギフト・メットライフ生命・Be with・三井住友プライマリー・ソニー生命・ジブラルタ生命・ドリームクルーズ・プラス・デュアルセレクト・メットライフ生命

上図で左から4番目のソニー生命 米ドル建て終身保険だが、選択できる通貨は米ドルのみで米ドルよりも高金利な豪ドルは選択できない。契約年齢の幅などは他社と比較しても大差はなく、死亡保険金も他社の月払いの外貨建て終身保険と同様に一定となっている。死亡保険金は死亡返戻率にすると189%と高くトップクラスの数字を誇る。死亡保険金目当て(死亡保障に重きを置く)なら有力候補になりうる保険だ。

他方で予定利率と最低保証が不明で他社と比較ができない。そのため解約返戻金が他社より効率的に増加するかは?だが、予定利率によって死亡保険金が増減することはないため、死亡保障を重視するなら死亡保険金が一定という同じ条件下の他社の保険より優位ということは変わらない。

結論としては、死亡保険金の額を重視するなら検討の余地がある。一方で解約返戻金も重視するようだと予定利率を要確認となる。その点さえクリアできれば、実は優秀な保険だったという可能性も秘めてはいる。また、その場合には豪ドルの方が有利なため他社の豪ドル建ての終身保険を検討した方がいいだろう。