ソニ一ライフ・エイゴン生命 ウィズファミリー/ 変額年金保険の騰落率・契約初期費用(保険関係費用)などを評価 レビュー

ソニ一ライフ・エイゴン生命 ウィズファミリー
オススメ度:
1
保険会社:
ソニ一ライフ・エイゴン生命
名称:
ウィズファミリー(保証金額付特別勘定終身年金型)
据置期間:
1~35年
初期費用:
5.0%
騰落率:
6.30% ※設定来
特徴:
手堅いあなたにピッタリの終身年金があります。

ソニ一ライフ・エイゴン生命 ウィズファミリーは運用も仕組みもイマイチ!

ウィズファミリーはソニ一ライフ・エイゴン生命の変額年金保険で、他に「ダブルアカウント・プラス」等の変額個人年金保険もある。金融窓口限定の保険のため、契約はソニー生命・千葉興銀を通じて行うことになる。以下、ウィズファミリーの概要を記載し他社と比較する。

ソニ一ライフ・エイゴン生命 ウィズファミリーの仕組み及び騰落率・チャート・年金額など

この保険は変額年金保険のため、支払った保険料は資産運用されるため運用益が出れば、年金原資が一時払い保険料を上回り得をする仕組みだ。ただし、この保険の最大のポイントは一時払い保険料を支払って据置期間の経過後に、終身で年金が受け取れる点にある。死亡給付金も付加されているが、基本的に長生きしないと得をしない。例えば1,000万円を一時払い保険料として支払って61歳から年金を受け取った場合、1,000万円分を受け取るには89歳まで生きる必要がある。不足分は死亡給付金で受け取ることになるが、それで本来の年金保険としての意味があるかは疑問だ。

運用パフォーマンスだが、2012年の設定からだと6.3%で直近1年だと1.4%とイマイチだ(他社比較は後述)運用の中身を見ると、日本国債への投資比率が30%と他社より低く、その分を株式・外国債券へ投資している。外債は米・欧・豪債券で構成されており、これらの価格が下落(+円高)すると運用にはマイナスの影響を及ぼすだろう。

次に下図では各社の変額年金保険を、契約できる金融機関窓口・一時払いの最低保険料・加入できる年齢・年金を受け取る(年金支払い期間)・据え置き期間に加え、契約者が負担する手数料などの諸費用で比較した。参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、苦情を言う可能性も考慮した。最後に運用パフォーマンスを比較するために、直近1年と設定来(=スタート時)の騰落率を比較して運用益が出ている程度を比較した。

名称 第一F
ステップ
第一F
投資年金
明治安田
果実NEO
メットライフ
ゆうゆう
ソニー
ウィズ
ソニー
ダブルアカ
マニュライフ
あした
マニュライフ
ドリーム
三井住友
しあわせ
金融機関 地銀
メガ
野村 地銀 ゆうちょ
郵便
ソニー生命 ソニー生命 三菱UFJ
地銀
SMBC 銀行他
保険料 200万~ 200万~ 100万~ 50万~ 300万~ 200万~ 350万~ 200万~ 500万~
年齢 ~80歳 ~80歳 ~75歳 ~75歳 40~74歳 ~73歳 ~80歳 ~75歳 60~80歳
受取期間 3・5・10年 3・5・10年 5・10・15年 終身 終身 5・10・15・20年 20年
終身
5・10年 終身
据置期間 10年 10年 10年 10~40年 1~35年 16~25年 10・15年 10年 1年~
初期費用 0% 0% 0% 4.0% 5.0% 1~5% 5.0% 0% 3.0%
関係費用 2.98% 2.78% 2.40% 1.47% 2.98% 2.48% 2.79% 1.98% 2.75%
苦情率 0.22% 0.22% 0.46% 1.01% 1.49% 1.49% 0.47% 0.47% 2.31%
騰落率
1年
3.20% - -0.43% 5.90% 1.43% 4.97% 5.33% - 7.53%
騰落率
設定来
0.12% 0.98% -0.51% 19.90% 6.30% 22.70% 12.19% 5.12% 20.89%
変額年金保険の比較表(第一フロンティア生命ステップ・タッチ・明治安田生命 果実NEO・メットライフ生命ゆうゆう・アクサ 新生涯・ソニーライフエイゴン ウィズファミリー・ダブルアカウント・マニュライフあした・三井住友プライマリーRC・しあわせ)

上図で真ん中のソニーライフ・エイゴン生命 ウィズファミリーだが、一時払いで最低300万円からの申し込みが可能だが、上限は他社の5億より低い1億となっている点に注意したい。また、契約可能な上限年齢は74歳と他社より厳しく、下限も40歳に定められている点も覚えておきたい。受取期間は前述の通り終身という点に注意したいが、据置期間は1~35年と自在性がある。各費用負担では契約初期費用は5.0%と他社より高く、保険関係費用も2.98%とお得感はまったく無い。また、苦情率は他社より契約数が少ないにも関わらず高いため、保険会社の対応には一抹の不安がある。

騰落率は設定来で6.3%で直近1年でも1.43%と他社に劣る。同じく2011年・2012年に設定された他社の保険が10%超も記録しているため、何とも物足りない数字だ。

結論としては、運用パフォーマンスも仕組み自体もイマイチのためオススメできそうにない。同じく終身でも三井住友プライマリーなどの他社の保険がベターであるし、運用パフォーマンス重視だとしても他社の保険を選択した方が賢明だろう。