楽天生命 医療保険 楽天生命ロング/ 終身医療保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー

楽天生命 医療保険 楽天生命ロング
オススメ度:
3
保険会社:
楽天生命
名称:
医療保険 楽天生命ロング
保障内容:
入院(60日以上から)
先進医療:
なし
オリコン:
対象外
特徴:
継続60日を超える長期入院にそなえる保険です

医療保険 楽天生命ロングなら長期入院に備えられるが!?

楽天生命は2013年に4月にアイリオ生命を楽天が完全子会社化して、社名を変更して誕生した保険会社だ。
医療保険 楽天生命ロングは同社が販売する医療保険で、長期入院に備えることを第一とした保険だ。以下、楽天生命ロングの概要を記載し他社と比較する。

医療保険 楽天生命ロングの仕組みと主な保障内容・保険料

この保険の保障は、非常にシンプルで入院給付金があるのみだ。他社の保険のように手術給付金・通院給付金・先進医療給付金は元より、ガン特約・三大疾病特約・成人病特約なども付加できない。完全に長期入院に絞った保険といえる。

入院給付金だが、入院日額は5,000円~15,000円まで1,000円単位で調整できる。短期の入院であれば5,000円で十分だが、長期入院を懸念する場合には10,000円も視野に入れておいた方がいい。所得補償保険・総合収入保障保険・就業不能保険を検討していないなら、この保険で収入の一部をカバーする必要が出てくるためだ。特に自営業・フリーランスなら額は高い方がベターだ。給付金の給付日数は、60日以内の入院では受け取れず60日以降から1,095日の入院まで保障される。

次に、下図では終身医療保険を加入できる年齢入院日額と限度日数・通院日額と限度日数・入院と外来時の手術給付金通算給付日数先進医療給付金で比較した。顧客満足度では、保険の究極的な目的は保険金のためオリコンの保険金・給付金ランキングで比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、契約した場合に自分が苦情を言う可能性も考慮した。

保険料では、男性で入院日額5,000円(終身払い)を選択した場合の、40歳・50歳・60歳の月額保険料で比較した。また、先進医療給付金の特約を付加し、通院特約も何かしらの制限があっても付加した。

名称 AIG
サイフ
オリックス
新CURE
メディケア
フィット
アフラック
EVER
楽天生命
ロング
ソニー生命
医療保険
JA共済
医療共済
全労済
総合医療
コープ共済
ずっとあい
年齢 ~69歳 ~75歳 ~75歳 ~85歳 ~80歳 ~65歳 ~75歳 ~75歳 ~75歳
入院日額
限度
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
1,095日
\5,000~
~730日
\10,000
~360日
\3,000~
180日※
\5,000~
180日
通院日額
限度
- \5,000
無制限※
- \2,500
30日
- -
30日
- \1,500
60日
-
手術給付
入院
2.5~5万 10万 5~20万 5~20万 - 5~20万 5~20万 5~20万 3~12万
手術給付
外来
- 10万
(2.5万)
5~20万
(2.5万)
5~20万
(2.5万)
- - 5万 5万
通算日数 1,095日 1,000日※ 1,000日※ 1,095日 1,095日 1,000日 なし 1,000日 1,000日
先進医療 2,000万 2,000万 2,000万円 2,000万※ - 2,000万 1,000万 100万 -
特約 七大疾病
無事故
ガン
生活習慣
三大疾病
ガン
七大疾病
- - 生活習慣
成人病
抗がん
生前給付
がん特則
死亡保障
三大疾病 -
オリコン ランク外 3位 対象外 6位 対象外 5位 - - -
苦情率 0.24% 0.31% 0.30% 0.82% 0.06% 0.43% - - -
保険料
40歳
\1,947 \3,377 \2,330 \2,470 \1,135 \4,645 \10,055 \4,650 \3,420
保険料
50歳
\2,737 \5,170 \3,315 \3,683 \1,670 - \13,669 \6,260 \4,690
保険料
60歳
\3,947 \7,842 \4,720 \5,472 \2,570 - \20,006 \8,860 \6,985
終身医療保険の比較表(AIGサイフにやさしい・オリックス 新CURE・アフラックEVER・楽天生命ロング・ソニー生命・JA共済・全労済・コープ共済)

上図で真ん中の楽天生命ロングだが、入院日額は前述した通りだが給付日数では他社を圧倒している。オリックスの新CUREはも入院は無制限だが、これは三大疾病(ガン・心疾患・脳疾患)の入院に限られるため度外視できる。なぜならガンは20日程度の入院+手術で通院治療が主で、心疾患は平均入院日数が90日、脳疾患に至っては長期入院どころか数日で死亡するケースが大半のためだ。あらゆる病気の長期入院に備えるなら、JAかソニーあたりが比較対象となるが、それらの給付日数も圧倒している。ただし、前述したように入院給付金以外の保障が無いため、その意味では保障は他社に明らかに劣る。

オリコンでの評価は対象外で比較できないが、苦情率は他社よりも低い。ただ、設立(社名変更)から経過した期間が短いため参考外といえよう。その意味では一抹の不安は拭えない。そして保険料だが、他社と比較して非常に安く最安値の額だ。保障が入院給付金に限られているから当然といえば当然だが。。。

結論としては、長期入院か入退院となるケースが認知症・統合失調症などの精神疾患に備えるなら、オススメの保険といえる。ただし、通院給付金が存在しない点などから考えて物足りなさもある。そのため可能であればサブの保険としておき、メインでは別の保険で補完しておきたいところだ。特に通院が手厚いもの医療保険か、総合収入保障保険や所得補償保険といった収入が途切れた場合に頼りになる保険がいいだろう。ソニー生命も検討してもいいが、いかんせん保障内容に注意点が多過ぎる。JA共済だと保険料の高さがネックになるため、やはり合わせ技が妥当だろう。