みずほ銀行 みんなのかんたん保険/ 終身医療保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー

みずほ銀行 みんなのかんたん保険
オススメ度:
1
保険会社:
みずほ銀行(朝日生命)
名称:
みんなのかんたん保険
保障内容:
入院(日帰りから)・手術
先進医療:
2,000万円まで
オリコン:
ランク外
特徴:
みずほ銀行に普通預金口座をお持ちのお客さま限定の医療保険

みずほ銀行 みんなのかんたん保険は見かけの保険料は安いが実は?

みずほ銀行 みんなのかんたん保険は、みずほ銀行に口座を持つ人だけが契約できる医療保険で、保険自体は朝日生命が引き受けている。この保険が新しいのは、みずほ銀行に口座を持つ人を団体として扱い、団体割引を適用させ通常よりも保険料を安く抑えている点にある。以下、みんなのかんたん医療保険の概要を記載し、他社の医療保険と比較する。

みずほ銀行 みんなのかんたん保険の仕組みと主な保障内容・保険料

主契約の保障内容には、入院給付金・先進医療給付金が含まれる。注意したいのが手術給付金が含まれていない点で、昨今の医療保険では大抵は保障に入っていることを考えれば、なぜ保障されないのか謎だ。また、ガンになった場合の保障の上乗せがあるガン特約もあるが、他社のように三大疾病や成人病(7大疾病)の特約は存在しない。ガン特約もガンで入院した時に入院日額が上乗せされるだけで、他社のように給付日数が無制限になったり、通院給付金が付加されるわけではない。あくまで入院と一時金に限られ、昨今の20日程度の入院+通院治療という現状にはそぐわない。

また、併せて注意したいのが保険料(他社比較は後述)が上昇する点だ。見かけ上は安いが、1年更新の保険であるため、保険料は5歳毎の年齢に応じて上昇する。現在、医療保険の保険料は契約時の金額で変動しないのが主流であり、だからこそ若いうちに保険を契約するとお得と言われる。この保険の場合には、30歳で契約しようが40歳で契約しようが60歳時には高い保険料を支払うことになる。そのため他社と比較するまでもなく、保険料面でのメリットは無いに等しいといえる。

次に、下図では終身医療保険を加入できる年齢入院日額と限度日数・通院日額と限度日数・入院と外来時の手術給付金通算給付日数先進医療給付金で比較した。顧客満足度では、保険の究極的な目的は保険金のためオリコンの保険金・給付金ランキングで比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、契約した場合に自分が苦情を言う可能性も考慮した。

保険料では、男性で入院日額5,000円(終身払い)を選択した場合の、40歳・50歳・60歳の月額保険料で比較した。また、先進医療給付金の特約を付加し、通院特約も何かしらの制限があっても付加した。

名称 メットライフ
やさしく
AIG
サイフ
オリックス
新CURE
東京海上
メディR
みずほ銀
みんな
アフラック
EVER
楽天生命
スマート
損ジャ
日本興亜
お守り
三井住友
あいおい
&LIFE A
年齢 ~80歳 ~69歳 ~75歳 ~60歳 ~69歳 ~85歳 ~80歳 ~75歳 ~80歳
入院日額
限度
\5,000~
60日
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
\3,000~
60日※
\5,000~
60日※
\5,000~
60日
\5,000~
60日※
\5,000~
60日※
通院日額
限度
\3,000~
30日
- \5,000
無制限※
抗がん剤 - \2,500
30日
- \5,000
120日※
\5,000
5年※
手術給付
入院
10万 2.5~5万 10万 5万 - 5~20万 2.5~5万 5~40万 5~10万
手術給付
外来
10万
(2.5万)
- 10万
(2.5万)
2.5万 - 5~20万
(2.5万)
- 5~40万
(2.5万)
5万
通算日数 1,095日 1,095日 1,000日※ 730日 1,000日 1,095日 1,095日 1,000日※ 1,095日
先進医療 2,000万※ 2,000万 2,000万 1,000万円※ 2,000万 2,000万※ 1,000万※ 2,000万 2,000万
特約 ガン 七大疾病
無事故
ガン
生活習慣
三大疾病
健康還付 ガン - - ガン
三大疾病
集中治療
三大疾病
ガン・介護
オリコン 4位 ランク外 3位 ランク外 ランク外 6位 対象外 7位 ランク外
苦情率 0.78% 0.24% 0.31% 0.33% 0.18% 0.82% 0.06% 0.82% 0.24%
保険料
40歳
\2,740 \1,947 \3,377 \4,145 \2,012※ \2,470 \2,102 \2,057 \3,328
保険料
50歳
\3,786 \2,737 \5,170 \5,920 \2,687※ \3,683 \2,922 \2,957 \4,603
保険料
60歳
\5,315 \3,947 \7,842 \8,110 \3,952※ \5,472 \4,112 \4,307 \6,708
終身医療保険の比較表(メットライフ生命・AIGサイフ・オリックス 新CURE・みずほ・アフラックEVER・楽天生命スマート・損ジャ日本興亜・三井住友あいおい生命)

上図で右から5番目の「みずほ銀行 みんなのかんたん医療保険」だが、入院日額は3,000円・5,000円・10,000円の3パターンから選択でき、その給付日数は1入院あたり60日となっている。他社と比較して非常に平凡な数字で、前述したように通院給付金・手術給付金は存在しない。先進医療給付金特約の金額や通算給付日数でも特に他社より秀でた面はない。顧客満足度の面では、みずほ銀行は当然ランク外だが、引受保険会社の朝日生命でもランク外で他社と比較できない。ただ、苦情率でも0.18%と他社より低めで、各種対応には大きな懸念はない。

保険料は他社と比較して一見すると他社より安く、上図でも最安値クラスに見える。ただし、前述したように他社と異なり年齢に応じて保険料が上昇する。そのため40歳から契約して80歳まで保険料を支払う場合、その合計保険料は想定より高額になる。例えば、損ジャ日本興亜 新・健康のお守りの場合は(\2,057×12ヶ月×40年)となり987,000円を一生涯で保険料として支払うことになる。他方、みんなの~の場合には、40歳前半は月額2,012円、40歳後半だと月額1,857円、50歳前半は月額2,687円・・・と続く。これを合算すると、約208万円となり前者の2倍近い額になる。見かけの保険料に惑わされる良い例?といえる。

結論としては、保障が他社に劣るうえに保険料は見かけに反して高額なためオススメしない。特に保険料は見かけよりも高額になるため、まったくお得感がない。大人しく他の医療保険を選択した方が賢明だ。