三井生命 アベニューR/ 定額年金保険の保険料・基本年金額・返戻率・利回りを評価 レビュー

三井生命 アベニューR
オススメ度:
1
保険会社:
三井生命
名称:
アベニューR(5年ごと利差配当付き個人年金保険)
契約年齢:
18~49歳
年金支払:
5・10・15年
返戻率:
110.28%
特徴:
豊かな老後生活資金の準備をご希望の方に

三井生命 アベニューRは特に他社より秀でた面がない保険!

アベニューRは三井生命が販売する年金保険で、この保険以外に外貨建ての個人年金保険「ドリームフライト」も存在する。以下、アベニューR(5年ごと配当型)の概要を記載し、他社の定額年金保険(個人年金保険)と比較する。

三井生命 アベニューRの仕組み及び保険料・基本年金額など

まず年金の受取期間だが、他社同様に5年・10年・15年がある他、10年保証期間付きに加え夫婦年金も選択できる。夫婦年金は終身年金の1種だが、夫婦のいずれかが生存している限り年金が受け取れる仕組みになっている。そのため、契約者が死亡すれば受け取れなくなる他の年金よりは、夫婦で長生きすればよりお得になる。

ただ、保険の仕組み自体は他社と同じで、支払った保険料を保険会社が運用して、その増額分を含めて年金形式で受け取ることになる。特約も代理請求特約(契約者が死亡した場合に他の誰かが代わりに保険金請求ができる)や保険料控除の特約があるのみとなっている。

次に、下図で各社の定額年金保険を加入できる年齢・年金支払い期間(年金を受け取る期間)・受け取り開始をする年齢・5年ごと利差配当(保険会社が予定より利益が出た場合に、5年ごとに契約者に支払う上乗せの年金)などで比較した。参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、契約した場合に自分が苦情を言う可能性も考慮した。

さらに、一定期間後に支払った保険料が何%で戻るかを示す「返戻率」と、保険料を何%で運用したかを示す「利回り」でお得さを比較した。基本的に30歳契約で60歳で保険料の払い込み完了、60歳から70歳まで10年間に年金を受け取るとした。65歳で受取開始となってしまう場合は、5年の差も勘案して利回りを算出した。

名称 第一生命
しあわせ
住友生命
たのしみ
明治安田
ひとすじ
ソニー生命
個人年金
東京海上
年金保険
アフラック
個人年金
JA共済
ライフ
三井生命
アベニュー
太陽生命
保険組曲
年齢 15~60歳 15~65歳 20~60歳 20~60歳 16~54歳 20~45歳 16~65歳 18~49歳 20~60歳
支払期間 5年/10年
15年
5年/10年
15年
10年 5年/10年 5年/10年 5年/10年 5年/10年
15年
5年/10年
15年
10年?
受取開始 - 40~85歳 - 50~70歳 60・65歳 60~70歳 60歳~? 60歳~? 60歳~?
5年ごと
利差配当
あり - あり あり あり あり なし あり なし
特約 - 保険料免除
指定代理
代理請求 - - - 代理請求 代理請求 -
苦情率 0.34% 0.83% 0.46% 0.57% 0.44% 1.08% - 0.92% 0.12%
月額保険料
(合計)
\29,000
(1044万)
\20,000
(720万)
\20,000
(840万)
\28,104
(1011万)
\20,000
(720万)
\20,000
(720万)
\10,000
(420万)
\12,954
(544万)
\14,510
(522万)
年金額
(合計)
123万
(1230万)
90万
(901万)
100万
(1000万)
120万
(1200万)
86万
(858万)
77万
(775万)
53万
(532万)
60万
(600万)
60万
(600万)
返戻率 117.9% 125.1% 119.1% 118.6% 119.1% 107.7% 126.8% 110.2% 114.8%
利回り 0.40% 0.56% 0.43% 0.47% 0.48% 0.19% 0.60% 0.23% 0.37%
個人年金保険の比較表(第一生命しあわせ・住友生命たのしみ・明治安田生命ひとすじ・ソニー生命・東京海上・アフラック・JA共済・三井生命・太陽生命)

上図で右から2番目の三井生命 アベニューRだが、加入できる年齢は49歳までと他社より若干厳しいが、それ以外では特に目立った点は無い。5年ごと利差配当は存在するため、上図の数字以上の返戻率や利回りが出る可能性は一応はある。一方で苦情率は他社より高く、手続き(解約など)には相応の注意をした方がいいかもしれない。

お得さを表す返戻率・利回りは、30歳契約・65歳払込完了・年金受け取り開始の場合なのだが、返戻率も利回りも他社よりも低い。利回りで0.2%のため定期預金のキャンペーン金利よりも低く、運用の意味が果たしてあるのかも疑問だ。

結論としては、返戻率・利回りが低いためオススメはしない。目立った特約もないため、特約目当てにということにない。ただ、夫婦年金型を選択できるのは現在では数少ないため、その一点においては検討の余地はあるが、夫婦で個別に契約すれば済むこともあり、この保険を取り立てて選択する理由にはなるまい。