大同生命 個人年金保険/ 定額年金保険の保険料・基本年金額・返戻率・利回りを評価 レビュー

大同生命 個人年金保険
オススメ度:
1
保険会社:
大同生命
名称:
個人年金保険(確定年金・10年保証付終身年金)
契約年齢:
20~55歳
年金支払:
5・10・15・20年
返戻率:
108.07%
特徴:
老後資金など将来必要な資金を計画的に準備できる保険

大同生命 個人年金保険は返戻率・利回りが低くイマイチ!

大同生命は中小企業や独自の販売チャネルを持つ中堅の保険会社だ。以下では、同社の年金保険の概要を記載し、他社の定額年金保険(個人年金保険)と比較する。

大同生命 個人年金保険の仕組み及び保険料・基本年金額など

まず年金の受取期間だが、5年・10年・15年・20年となっており他社に無い20年がある。20年なら65歳から受け取り始めても、平均寿命の85歳まで年金を受け取れる。日本人の平均寿命は年々上昇しているため一考の余地はある。当然、その分だけ受け取る年金額を減額するか、支払う毎月の保険料の増額を併せて検討する必要がある。

保険の仕組み自体は他社と同様だが、特約には代理請求特約(自分の代わりに誰かが年金・保険金を請求できる)以外に、年金支払い特約がある。これは契約者が死亡した場合に受け取る死亡保険金を、年金と同様に毎月受け取れる特約だ。遺族のことを考えれば悪くはない特約だ。

次に、下図で各社の定額年金保険を加入できる年齢・年金支払い期間(年金を受け取る期間)・受け取り開始をする年齢・5年ごと利差配当(保険会社が予定より利益が出た場合に、5年ごとに契約者に支払う上乗せの年金)などで比較した。参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、契約した場合に自分が苦情を言う可能性も考慮した。

さらに、一定期間後に支払った保険料が何%で戻るかを示す「返戻率」と、保険料を何%で運用したかを示す「利回り」でお得さを比較した。基本的に30歳契約で60歳で保険料の払い込み完了、60歳から70歳まで10年間に年金を受け取るとした。65歳で受取開始となってしまう場合は、5年の差も勘案して利回りを算出した。

名称 第一生命
しあわせ
住友生命
たのしみ
明治安田
ひとすじ
ソニー生命
個人年金
東京海上
年金保険
アフラック
個人年金
JA共済
ライフ
大同生命
年金保険
朝日生命
かがやき
年齢 15~60歳 15~65歳 20~60歳 20~60歳 16~54歳 20~45歳 16~65歳 20~55歳 15~40歳
支払期間 5年/10年
15年
5年/10年
15年
10年 5年/10年 5年/10年 5年/10年 5年/10年
15年
5年/10年
15年/20年
5年/10年
受取開始 - 40~85歳 - 50~70歳 60・65歳 60~70歳 60歳~? 65歳~? 60歳~
5年ごと
利差配当
あり - あり あり あり あり なし なし なし
特約 - 保険料免除
指定代理
代理請求 - - - 代理請求 代理請求
年金払い
災害
手術
入院
苦情率 0.34% 0.83% 0.46% 0.57% 0.44% 1.08% - 0.62% 0.23%
月額保険料
(合計)
\29,000
(1044万)
\20,000
(720万)
\20,000
(840万)
\28,104
(1011万)
\20,000
(720万)
\20,000
(720万)
\10,000
(420万)
\10,000
(420万)
\10,000
(360万)
年金額
(合計)
123万
(1230万)
90万
(901万)
100万
(1000万)
120万
(1200万)
86万
(858万)
77万
(775万)
53万
(532万)
45万
(453万)
37万
(375万)
返戻率 117.9% 125.1% 119.1% 118.6% 119.1% 107.7% 126.8% 108.0% 104.1%
利回り 0.40% 0.56% 0.43% 0.47% 0.48% 0.19% 0.60% 0.18% 0.10%
個人年金保険の比較表(第一生命しあわせ・住友生命たのしみ・明治安田生命ひとすじ・ソニー生命・東京海上・アフラック・JA共済・大同生命・朝日生命)

上図で右から2番目の大同生命 個人年金保険だが、加入できる年齢は55歳までと他社より少し厳しいが、支払い期間は前述の通り20年がある分だけ他社より有利といえなくもない。5年ごと利差配当は存在しないため、上図の数字以上の返戻率や利回りは期待できない点はマイナスだ。苦情率は平均か若干高い部類に入る点は一応は覚えておいて損はないだろう。

お得さを表す返戻率・利回りでは30歳契約・65歳払込完了・年金受け取り開始なのだが、返戻率は他社より明らかに低く、利回りも明らかに低い。定期預金のキャンペーン金利と同等レベルで、個人向け国債よりも低い利回りのため、お得な保険というわけではない。

結論としては、返戻率・利回りがイマイチで特にオススメはしない保険だ。これなら他社の年金保険は元より定期預金・個人向け国債の方がお得なためだ。ただし、年金を20年受け取れる年金保険としては貴重な保険のため、その一点では検討する価値がありそうだ。