東京海上日動あんしん生命 がん治療支援保険/ がん保険の保険料・保障内容・特約を評価 レビュー

東京海上日動あんしん生命 がん治療支援保険
オススメ度:
2
保険会社:
東京海上日動あんしん生命
名称:
がん治療支援保険
保障内容:
診断給付・入院・通院・手術・抗がん剤
保険期間:
終身
オリコン:
ランク外
特徴:
先進医療、通院、再発・転移もあんしん

東京海上日動あんしん生命 がん治療支援保険は悪くはないが微妙!?

がん治療支援保険は、損保の東京海上日動のグループ会社である東京海上日動あんしん生命が販売するがん保険だ。以下、がん治療支援保険の概要を記載し他社と比較する。

東京海上日動あんしん生命 がん治療支援保険の仕組みと主な保障内容・保険料

この保険はA~Dプランに分かれ、プランによって各保障の金額は変動するが、保障される内容には差異がない。これらのプランに先進医療給付金と抗がん剤特約(がんアドバンスパックまたは充実プランと呼ばれる)を付加するか否かを選択することになる。

各プランに共通している保障は、ガン診断給付金・入院給付金・通院給付金・手術給付金と他社でも見慣れた保障が並ぶ。診断給付金・入院給付金・手術給付金は回数無制限・日数無制限だが、通院給付金は1入院あたり45日が限度と厳しい。週1回の通院なら10ヶ月、週2回の日もあれば更に短くなる。数年になる可能性もあるガンの通院治療を考えれば45日はいかにも不足感が否めない。

次に、下図ではガン保険を加入できる年齢・保険期間から、診断給付金(上段は悪性・下段は上皮内)と回数制限、入院日額と給付日数、通院日額と給付日数、手術給付金・先進医療給付金で比較した。顧客満足度では、保険の究極的な目的である保険金を比較するためオリコンの保険金・給付金ランキングで比較した(価格.comや各保険サイトのランキングは契約数だけが基準のため参考外)また、参考までに苦情率(苦情数÷契約数 ※生命保険協会公表)を算出し、契約した場合に自分が苦情を言う可能性も考慮した。

保険料では、各社の最もベーシックなプランを用いて、男性で診断給付金が100万円を選択した場合の、40歳・50歳・60歳の月額保険料で比較した。また、先進医療給付金の特約は付加した。

名称 メットライフ
ガードX
アフラック
デイズ
セコム
メディコム
オリックス
ガンBelieve
三井住友
新ガンα
AIG
がんベスト
東京海上
がん
チューリッヒ
がんプラス
メディケア
一時払がん
年齢
期間
~80歳
終身
~80歳
終身
~74歳
5年
~75歳
終身
~75歳
終身
~70歳
終身
~75歳
終身
~70歳
10年
~75歳
終身
診断給付 100万
50万
100万
10万
100万
100万
100万
100万
100万
100万
1~300万
50万~
100万
100万
100万
100万
-
診断給付
限度
年1回
(計5回)
1回 無制限 1回 無制限 無制限
1回※
無制限 無制限
上皮は1回
-
入院日額
限度
1万※
無制限※
1万
無制限
実費 50+1万
無制限※
1万
無制限
1万※
無制限
1万
無制限
1万
無制限
\2,000~1万
無制限
通院日額
限度
- 1万
無制限
実費
(1000万)
1万
無制限
1万
5年
- 1万
45日
5000円
30日
-
手術給付 - 20万 実費 20万 20万 10~40万 20万 20万 2~10万
先進医療 2,000万 1,000万 実費 2,000万 2,000万 2,000万 1,000万 500万 2,000万
その他 ホルモン 放射線
抗がん剤
- 退院一時金 在宅療養
死亡
死亡
無事故
抗がん剤 退院一時金
在宅療養
ゼロトク
死亡
放射線
骨髄移植
オリコン 4位 6位 対象外 3位 ランク外 ランク外 ランク外 1位 ランク外
苦情率 0.78% 0.82% - 0.31% 0.24% 0.24% 0.33% 0.42% 0.30%
保険料
40歳
\2,785
(\4,128)
\4,605 \1,930 \3,710 \5,660 \4,442
(\7,661)
\4,002 \1,347 200万~
6,000万
保険料
50歳
\4,199
(\6,223)
\7,459 \4,460 \5,500 \7,886 \6,710
(\11,877)
\6,147 \2,837 200万~
6,000万
保険料
60歳
\6,136
(\8,959)
\12,271 \8,310 \8,050 \11,225 \10,055
(\17,735)
\9,470 \5,497 200万~
6,000万
がん保険の比較表(メットライフ生命ガードX・アフラック デイズ・セコム メディコム・オリックス ガンBelieve・三井住友 新がんα・AIGがんベスト・損ジャ日本興亜・チューリッヒ がんプラス・メディケア 一時払がん)

上図で右から3番目の東京海上 がん治療支援だが、契約可能な年齢は75歳で保険期間は終身と他社と大差はない。診断給付金は100万で上皮内新生物も同額で、他社には半額にする保険もある点を考えれば一定の評価はできる。入院給付金も含めて給付の回数が無制限というのも悪くない。一方で通院給付金は金額は1万円だが、前述の通り45日と短い点はマイナスだ。ただ、先進医療を付加すると抗がん剤給付金(給付は60ヶ月分)もセットで付加されるため、それでカバーできなくもないが。。。

顧客満足度の面ではオリコンではランク外だが、苦情率は他社より若干低い。保険料は診断給付金が100万円のDプランで先進医療給付金を付加した場合で比較したが、他社と同額か若干安い部類に入る。ただし、他社が通院給付金を5年~無制限にしている点を鑑みれば、特に保険料は割安とはいえない。

結論としては、決して悪くはないが微妙なところだ。通院給付金が短いのを抗がん剤給付金でカバーできなくもないが、ガンの通院治療は抗がん剤だけでなく放射線治療やホルモン剤治療(主に女性)が単独ないしは併用で行われることもある。そのため、やはり不足感は否めずバランスからすればオリックスの方に僅かに軍配が上がる。また、バランスを求めて中途半端な保険を選択するよりは、長期通院をカバーする保険、自由診療をカバーする保険で治療費が高額になるリスクに備えたり、貯蓄性の高いガン保険を選択するなど目的を明確にした方が賢明だろう。