横浜銀行/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

横浜銀行ロゴ
オススメ度:
3
社名:
横浜銀行
創業:
大正9年(1920年)
本店:
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目1番1号
展開地域:
神奈川県・東京他
総資産:
12兆6,320億円(2013年現在)
自己資本比率:
14.3%

横浜銀行は退職金で定期預金を組むなら他行よりも有利な金利になる!

横浜銀行は神奈川県を地盤とする銀行で、総資産の12兆円は地方銀行の単体ではトップとなる。神奈川県内のシェアは貸出金については30%前後、預金については23%と高いシェアを誇る。メガバンク(三菱東京UFJ・三井住友・みずほ)も営業エリアにしているが、かなりのシェアを誇っていることになる。

横浜銀行の各種サービス

最近では、取り扱う保険・投信のラインナップの拡充、外貨預金の外貨の種類を増加させ、各種キャンペーンも実施し保険・投信・外貨預金の販売に注力しているようだ。そういった状況を勘案してか証券会社との共同店舗も展開している。もちろん、定期預金の金利アップ・住宅ローン金利の引き下げといったキャンペーンも随時実施している。その他、

また、北海道銀行・北陸銀行・神奈川銀行等との提携によって、三行のATMを利用しても出金手数料は無料となっている。さらに、小田急線の全線にATMを設置し、相模線・京急でもATMを随時増設している。コンビニでの利用は手数料105円~210円が徴収されるが、はまぎんポイントへの加入、クレジットカードの利用等の各種条件を満たすことによって、月に最大で9回の手数料キャッシュバックを受けることができる。

下図では、神奈川県内で展開する他の銀行と他の銀行と、2013年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する。(カードローン比較はこちら

銀行名 横浜銀行 神奈川銀行 横浜
信用金庫
川崎
信用金庫
ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京
UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.04%
※0.35%
0.04%
※0.09%
0.05%
※0.25%
0.04% 0.06% 0.03%
※0.10%
0.03% 0.03%
定期預金金利
(300万以上)
0.05%
※0.35%
0.05%
※0.10%
0.05%
※0.25%
0.05% 0.06% 0.04%
※0.10%
0.04% 0.04%
大口預金金利
(1000万以上)
0.07%
※0.35%
0.06%
※0.11%
0.06%
※0.26%
0.06% 0.06% 0.05%
※0.10%
0.05% 0.06%
退職金
特別金利
1.7%
※3ヶ月
- 0.56% - - 1.6%
※3ヶ月
1.5%
※3ヶ月
1.4%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
~2.9% - 1.4%~ 1.8%~ 3.5~3.8% 1.9~3.5% 3.7% ~3.9%
振込み手数料
(同銀行)
無料 105円※
315円※
無料 105円 無料※ 105円※
210円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
210円※
420円※
420円※
630円※
420円※
630円※
315円※
525円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
同行ATM
出金手数料
無料~
105円
無料~
105円
無料~
105円
無料~
105円
無料 無料~
210円
無料~
105円
無料~
105円
店舗ATM数
(県内)
513 34 82 97 765 215 185 178
コンビニ
神奈川県の定期預金の比較表(横浜銀行・神奈川銀行・横浜信用金庫・川崎信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り横浜銀行の定期預金は、通常では他行と同等レベル、横浜信用金庫に劣る金利となっている。キャンペーン時には0.35%まで金利が上昇するが、それは3ヶ月のみ適用される特別金利だ。それに対して、みずほ銀行ならインターネット支店を利用すれば預け入れ期間中は特別金利が適用される。金利では圧倒的にみずほ銀行の方が有利だ。ただし、退職金で定期預金を組む場合に適用される1.7%の特別金利は他行よりも有利になっている。振込み手数料や出金手数料は他行とほぼ同等でメリットは薄いが、店舗ATM数は「ゆうちょ銀行」に迫る数で、神奈川県で利用する分には不便を感じることは無いだろう。

結論としては、神奈川県内で退職金で定期預金を組むにはオススメだ。通常の定期預金は、前述した通り他行に劣る金利で薦められそうにない。仮にネット経由での申し込みに抵抗があるとして、店頭で契約をしたい場合でも神奈川銀行の方が金利が高い。見かけの金利は横浜銀行の方が有利だが、横浜銀行での適用期間が3ヶ月に対して、神奈川銀行は期間限定なしで高金利を享受できるためだ。神奈川銀行は県内での店舗ATM数でも不安があるが、一考の余地は十分にあるといえる。