但馬銀行/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

但馬銀行ロゴ
オススメ度:
4
社名:
但馬銀行
創業:
明治30年(1897年)
本店:
兵庫県豊岡市千代田町1番5号
展開地域:
兵庫県他
総資産:
1兆929億円(2018年現在)
自己資本比率:
8.4%

但馬銀行のキャンペーンによっては他行よりも定期はお得!?

但馬銀行は兵庫県の豊岡に本社を置き、兵庫県但馬地方を中心に展開している銀行だ。同様に兵庫を地盤にする銀行に「尼崎信金」「みなと銀行」があるが、これらの銀行の総資産は数兆円のため差は大きい。以下、但馬銀行を兵庫県内に店舗を持つ他の銀行と金利・手数料・店舗数等で比較した。

但馬銀行の定期預金・ローン・ATMサービスなど

まず定期預金だが、シーズンキャンペーンに加えて記念定期預金が随時募集されている。キャンペーン中には定期預金が金利上乗せされ、投信・外貨預金とのセットであれば大幅に金利が上乗せされる。さらに年金受給者向けの金利上乗せされた定期預金もある。記念定期は金利情勢や何の記念かにもよるが、シーズンキャンペーンものよりも高金利なため、時間に余裕があるなら記念定期預金を少し待ってみるという手もある。

また、「PatSat」に加盟しており、阪急・北大阪急行・阪神電気鉄道の駅構内のATMで、平日昼間の時間帯は利用手数料が無料となっている。さらに同行ATMは基本的に平日昼間でも出金手数料108円が発生するが、給与か年金の振込み・住宅ローン契約者・定期預金の残高が100万円以上・クレジットカード保有なら手数料が無料になる。この条件なら、かなりの人が満たせるはずだ。ただし、コンビにATMは普通に手数料が発生するため注意したい。

次に下図で兵庫県内で展開する他の銀行と、5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。インターネット支店で定期預金を組んだ場合に適用される特別金利も併せて記載して比較した。また、振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上の場合の金額を記載した。

銀行名 但馬銀行 みなと銀行 尼崎信用金庫 ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.01%
0.13-1.23%
0.01%
0.02-2.0%
0.01%
0.07-0.17%
0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
定期預金金利
(300万以上)
0.01%
0.13-1.23%
0.01%
0.02-2.0%
0.01%
0.07-0.17%
0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
大口預金金利
(1000万以上)
0.01%
0.15%
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
退職金
特別金利
1.0~3.0%
3ヶ月
1.5-5.0%
3ヶ月
0.7-3.0%
3ヶ月
- 6.0%
※3ヶ月
0.5%
※3ヶ月
1.9~5.5%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
~3.2% ~3.0% ~3.0% ~3.3% ~2.8% ~3.3% ~3.3%
振込み手数料
(同銀行)
108円※
216円※
108円 無料 無料
月5回まで
108円※
216円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
324円※
540円※
216円※
432円※
324円※
432円※
216円※
432円※
216円※
432円※
216円※
432円※
216円※
324円※
同行ATM
出金手数料
無料~
108円※
無料~
108円※
無料~
108円
無料 無料~
216円
無料~
108円
無料~
108円
店舗ATM数
(県内)
129 171 116 963 37 68 81
コンビニ
兵庫県の定期預金の比較表(但馬銀行・みなと銀行・尼崎信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

但馬銀行の定期預金の金利は、店頭の金利だと他行と同金利だが、キャンペーン期間中には他行よりも高金利になる場合がある。特に記念定期預金であれば誰でも利用できるのが大きい。一方で年金受給者向けの定期預金だと、但馬銀行は0.125%だが、尼崎信金なら0.175%になる。さらに投信・外貨預金とのセットないしは退職金向け定期預金であれば、みなと銀行・みずほ銀行の方が但馬銀行よりも高金利だ。人によっては状況が変わるため注意が必要だ。

住宅ローンの上限金利は大差はなく、最終的には個々人の年収・頭金などで左右される。ただ、兵庫県内の銀行で比較すると、みなと銀行の方が但馬銀行より有利な金利(兵庫県の住宅ローン金利の比較を参照)になる可能性がある。各種手数料面では特にメリットはないが、前述したように出金手数料は条件をクリアできれば無料になるため条件さえクリアできればメリットになる。

結論としては、キャンペーン中であれば但馬銀行の定期預金はオススメできそうだ。ただし、キャンペーンの合間であったり、自分が利用したい定期預金によっては尼崎信用金庫・みなと銀行も検討した方がいいだろう。また、各種手数料が高いため、出金手数料の無料条件をクリアできない人は資産運用をする専用の銀行と割り切って利用した方がいいかもしれない。