終活の基礎知識やエンディングノートなど

エンディングノートの知人・友人リストを詳細に記入しないと?

終活を始めようかと考えた時に、まず思い浮かぶのが遺書やエンディングノートの作成だろう。遺書は公正証書にすれば書式は決まっているため問題はないが、エンディングノートは様々な書式があり、記入する項目も多岐に渡るため悩むこともあるだろう。その中で最も面倒なのが知人友人リストだが、割愛すると想定しない事態も起きうるため注意が必要だ。

一般的なエンディングノートに知人友人リストがある理由は、遺族が訃報を伝える人と葬儀の連絡をする人を把握するためと言っていい。知人友人リストが無ければ、誰に入院を始めとして葬儀の知らせ、死去の知らせをしていいか遺族が苦慮することになる。

もしも家族葬・直葬などで葬儀は身内だけと考えているとしても、「なぜ知らせてくれなかった?親友だと思ってた」などと言って来る人がいないとも限らない。それで責められるのがリストに入れなかった本人であれば良いが、責められるのは遺族なのも頂けない。

エンディングノートの友人知人リストの箇所

また、友人知人リストがあっても異様に少なかったりすれば、パソコンや携帯電話の住所録や連絡先を遺族に探られることになる。もちろん探られても何ら問題の無い人もいるだろうが、痛くも無い腹を探られる(それも自分の死後)のが嫌な人もいるだろう。

そのため、知人友人リストを可能な限り詳しく書いておいた方が賢明だ。ただ、エンディングノートの知人友人リストのページは少なく全てが入りきらない人もいることだろう。そういった人はエンディングノートには最低限の人のみ記載して、別冊やパソコンに住所録を作成しておくといいだろう。

パソコンの場合は葬儀の連絡をするか否かを記載し、また、エンディングノートにはパソコンのパスワードを記載することを忘れないようにしたい。もしくは年賀状のやり取りをしているなら、前年分の年賀状を保管しておいて、少なくとも年賀状を貰っている人には葬儀ないしは死去の連絡する、といった風にエンディングノートに記載すれば手間が省ける。

ちなみに、現在の日本の死亡者全体のうち約5%は突然死や事故が死因で、終末期が無く自分の死後について何も準備ができなかった人だ。平穏に死を迎えられそうで自分の意思を残せることは、ある意味では幸せと言えなくも無い。そのため友人知人リストも面倒臭がらずに記入しておくことが賢明だろう。

以上がエンディングノートの知人友人リストについてだが、その他に終活について不明点・疑問点が出てくることもあるだろう。インターネット・書籍等でも不足するようなら、終活セミナー等に参加して専門家や同じ境遇の人の話を聞いてみるのもいいだろう。